カテゴリー別アーカイブ: 健康豆知識

検眼してきたら、立体視が出来ていないことが判明しました

先日、以前から気になっていた私自身の眼の機能について、以前にサングラスを購入させてもらった、府中にあるプロショップ日本メガネさんで、私自身の視機能の検査を受けてきました。
単なる片目での視力検査だけではわからない、縦方向や横方向の両目での協調性なども測ってもらいました。

すると、前々から薄々はわかっていたのですが、右眼はピントの調整力が低かったり、左右方向への動きが悪かったりで、ほとんど右眼では見ていないことが分かりました。
このことが私の悩みである、「紫外線ダメージに対する脆弱性」にも繋がっているそうです。
※他にも沢山の事を検査してもらったはずですが、現状の私にとって大きな問題はこの二つだったはず^^;

どれくらい左右で差があるかというと、店長さん曰く「9割以上左眼で見ているかも」とのことでした。
カメラを覗き込む際にほぼ必ず左眼で見ていることや、片目をつむって物を見ると、右眼は見えにくい事が分かっていたので、「単に右眼の視力が悪いからかな」くらいに認識はしていたので、そのこと自体はそれほど驚きではありませんでした。
しかし、その後にプリズムで矯正したレンズをしながら周囲を見渡した時に、周囲の景色に今までに味わったことが無いくらいの立体感があり、非常に驚きました。
※この立体感を実現する視機能を「立体視」と言うそうです。

以前から、スキーやスノーボードに行った際に、滑る前に斜面を上から覗いた時と、実際に滑った時の感覚の違いを感じていたので、その事を検査してくれた店長さんに伝えると、「それこそまさに、今まで不十分な眼の機能だけで過ごしていた事の証明です」といった様な意味の事を言われました。
具体的にどれくらい変化があったかと言うと、お店の中から見た外の景色が今までの倍くらい遠くに見えたり、お店のすぐ目の前にある横断歩道につながるちょっとした歩道の斜面が、それまでの3倍くらいの傾斜がある様に見えたのです。
「これは眼の機能を十分に発揮した状態で見えてないな」と、文字通り痛感させられた瞬間でした。

野球をやっていても、顔の正面に来るような「目の動きが小さくて済む」軌道のボールは問題なく取れるのですが、お臍から下あたりに来た「目をやや大きく動かさなくてはならない軌道」のボールに苦手意識があったので、それもこの視機能の不十分さによる部分があったのかもしれません。
※単純な技術不足のせいかもしれませんが…。

本を読んでいる時も、特に縦書きの文章では、行がかわるとスムーズに読め進められず、意味などからどこにつながっているか確認することがよくあったのですが、これもこの横方向へ視機能の異常によるところが大きいそうです。
視機能の異常は、遠近感不足による運動能力定価はもちろん、学習能力にも影響を及ぼすようです。

その場で矯正用のメガネの購入を決め(※大幅予算オーバーです笑)、帰り道には100均でプラスティックのスプーンを購入し、トレーニング器具と目隠しを作りました。
帰宅後には、アマゾンでお薦めの書籍を購入しました。

書籍『クラスで楽しくビジョントレーニング: 見る力を伸ばして学力&運動能力アップ!』と自作のトレーニング道具
トレーニング方法について、詳しくは書籍をご覧下さい。

本来の眼の機能を獲得するまでには、4~5年かそれ以上の時間が掛かるそうですが、これから矯正&眼のトレーニングでどれくらい見え方が変化するか今から楽しみです。
1週間程度で矯正用の眼鏡ができるそうなので、そちらもまた出来上がり次第、報告させてもらいたいと思います。

また、視機能の異常は頭痛や首肩こりといった体の不調が引き起こすことがあるので、そういった不調の原因として「眼の異常」がありそうだと判断した場合、これからはプロショップ日本メガネさんに伺って店長さんの検眼を受けてもらうよう勧めるかもしれません。

自分の知識の幅が一気に広がって、これからの施術の幅まで広がりそうな、とても有意義な検眼と店長さんとの会話の時間でした。
同時に「もっともっと人体について、色んな分野の専門家の話を聞いたり、書籍を読んで勉強しないとダメだな」と思わされました。

「糖新生によって作られる糖は1日80g」の謎

つい先日ダルビッシュ投手が自主トレ中の柳田選手の食事内容を見て心配をしているというニュースがありました。

ダルビッシュ、ソフトバンク・柳田の食事制限を心配
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170114-00000552-sanspo-base&pos=2

 米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が、ソフトバンク・柳田悠岐外野手(28)が取り組む食事制限を心配した。柳田が自主トレ期間中に鶏胸肉、卵白のみのゆで卵を中心に高タンパク、低脂肪、低糖質の特別食をとっていたことを報道で知り、「あの食事が本当なら筋肉を削るために頑張ってる状態になってしまいます。」と疑問を呈した。

この記事は下記のツイッターを取り上げたもののようです。

その柳田選手の食事内容というのがこちら。
ホークス柳田、限界突破へゆで卵地獄 初めて上半身を強化、寝起きに卵、白身だけ8個
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170114-00010000-nishispo-base

 朝食はゆで卵に野菜、果物、少しの炭水化物。昼食は鶏胸肉3枚ののったシーザーサラダ。夕食はまた鶏肉やマグロ、イカ、サーモンなど。節酒もした。食事後にプロテインも摂取し、成人男性に必要なタンパク質の約4倍を摂取する。この日の昼、知人に差し入れられたスパムおむすびが「来た日の夜に食べたチャーハン以来」の米だった。

筋肉の材料になるタンパク質と脂質を摂取していれば、「筋肉を削る」ということはないんじゃないかな?と思ってダルビッシュ投手の呟きに目を通してみると、どうやら「糖新生」を気にしていることがわかりました。

ダルビッシュ投手曰く、「糖新生には1日80gという限りがある」そうです。


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ノロウィルスを防ぐ!?

ノロウィルスについて調べてたらマスコミで報道されていない(と思われる)、意外なことがわかったのでこちらに報告させて頂きます。

・構造上このウィルスを消毒によって殺すこと(不活化)はできない。
 具体的な対策法としては、「手や食器を十分に洗うこと」、「生ものを食べる場合は十分に加熱すること」だけ。
wiki「ノロウィルス・衛生管理」 より

そもそもウィルスに対する「消毒」の効果については夏井先生からも否定の意見が述べられていますが・・・。

・これだけ感染力があるウィルスを完璧に避けて暮らすことは不可能。
※2010年2月には恐らく日本で一番謁見する際に気を使われる天皇陛下ですら感染してしまいました。
天皇陛下はノロウイルスに感染 体調不良の原因
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020501000797.html

夏井先生も’06年12月 に以下のように述べています。

各地でいろいろな先生方と雑談していますが、ノロウイルスについてはマスコミの騒ぎ過ぎじゃないのか、ということで意見が一致します。
このウイルスの「感染力が強く,空気感染をして,死亡率が極めて低く,症状が数日で治まり,症状が治まった後でも排菌を続け,そういう人間が毎日移動している」という特徴から考えると,これはどう頑張っても感染を予防できないのではないかと思われます。
手洗いしようとうがいしようと,加熱したものだけ食べることにしたとしても,かかるときはかかる,というのが真実ではないでしょうか。
ウイルスが眠りにつく気候になるまで,発症は続くんじゃないでしょうか。
要するに,「病院でロタウイルスが発症するなど言語道断」と報道しても,何一つ解決しないような気がします。

・ウィルス自体には致死性は無い
wikiより

主な症状は突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱で、
嘔吐の数時間前から胃に膨満感やもたれを感じる場合もある。
これらの症状は通常、1、2日で治癒し、後遺症が残ることもない。
ただし、免疫力の低下した老人や乳幼児では長引くことがあり、
死亡した例(吐瀉物を喉に詰まらせることによる窒息、誤嚥性肺炎による死亡転帰)も報告されている

要するに感染は防ぎようがないので、手洗い、加熱はもちろんとして、ウィルスに接触しても発症しないように、早寝早起き、暴飲暴食しない、体を動かすなどの体調管理が一番効果的なのだと思います。

もし激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱といったノロウィルスの感染によると思われる症状を発症してしまった場合でも、有効な抗ウィルス薬も無いので、生理食塩水やスポーツドリンク(甘くない方がベター、自作もできます)等で積極的に補液し、脱水症状を防ぐしかないのです。

(2013年2月1日ブログ掲載の記事を転載)

自律神経について

最近「自律神経失調症」という診断を受けたり、「自律神経のバランスが崩れている」と言われる人が増えているように感じられます。
さてこの自律神経とは一体何者なのでしょう?

自律神経とは、不随意神経とも呼ばれ、交感神経と副交感神経からなる心臓、胃、膀胱、血管といった内臓などの普段意識することが無い全身の機能を支配する神経のことです。

交感神経が優位になると、心臓がドキドキし、瞳孔が開き、気管支が開き、胃腸の働きが不活発になり、膀胱に尿が溜まりやすくなるなど、身体活動を行うのに適した状態になります。

一方、副交感神経が優位になると、心臓はゆったりと拍動し、気管支は細くなり、胃腸の活動が活発になり、トイレに行きたくなるなど、身体活動を行うには不適当な、つまりリラックスするのに適した状態になります。

(喘息をお持ちの方が夜間、明け方に苦しくなるのは、その時間帯が副交感神経の活動が活発になるためです)

この交感神経と副交感神経は上記のとおり、同じ臓器に対して影響を与えていることがあります。
このため過度のストレス・疲労、不規則な生活、暴飲暴食などによって、この自律神経が適切に働かなくなると、当然のごとく動悸、不眠、胃腸障害、めまい、頭痛といった身心の不調を引き起こすのです。

現代日本社会はストレスが多く、深夜に仕事などで活動する機会があり、飲食物がいつでも手に入るなど生活も不規則になりやすいなど、自律神経が乱れやすい社会だと言えるかもしれません。

もし自律神経に全く乱れが無いという方がいれば、その方は快食、快便、快眠で健康そのもの、疲れ知らずといった方でしょう。

この自律神経の乱れを整えることこそ、鍼灸治療はとても有効で、交感神経緊張抑制、副交感神経緊張抑制のツボが存在します。

一方「西洋医学は自律神経の疾患は不得意」と頭痛大学で有名な間中病院の間中信也先生は仰っていました。
このため間中先生ご自身も、ストレスによる頭痛に対しては、投薬ではなく、体操やウォーキングや腹式呼吸、規則的な生活を行うよう指導することが多いようです。
また頭痛に対しては「痛み止めを毎日、もしくは月に10回以上服薬していると薬を飲んでも頭痛が改善しない慢性連日性頭痛になってしまう」とも間中先生は仰っていました。
(ちなみに間中信也先生のお父様、故間中喜雄先生はお医者様でありながら、東洋医学にも精通していらっしゃり、鍼灸に関する多くの研究を行っています)

つまりお医者様で「自律神経失調症」と診断されたということは、「検査数値に異常は無いし、精神科疾患でないこともわかったし、苦しんでいることもわかったけど、私にはどうすることもできません(ので、生活指導します)」と言われているようなものではないでしょうか?

自律神経失調症と診断されたが何もしてもらえなかったという方は、当院やお近くの鍼灸院に一度ご相談してみて下さい。

ちなみに交感神経緊張を抑制するためには下図のH6・F4が、副交感神経緊張を抑制するには下図のH5・F5が有効です。

副交感神経緊張による症状としては、就寝時が明け方、リラックスした時にのみ起こる症状全般(頭痛、かゆみ、耳鳴りなど)、アレルギー症状(花粉症、リウマチなど)、下痢、起床時等の倦怠感、胃潰瘍、頻尿などです。

反対に交感神経緊張による症状としては、日中に起こる症状全般(頭痛など)、便秘、寝つきの悪さなどです。

井穴刺絡図

(2011年8月16日掲載の記事を一部修正)

自作スポーツドリンク

暑い夏を乗り切るためには水分補給が欠かせません。

ただ単に水分を補給するだけでは汗と一緒に失われたナトリウム等のミネラルが不足してしまうことは多くの方がご存じかと思います。

しか~し市販のスポーツドリンクには糖質制限の大敵、血糖値の乱高下を招く糖分が過剰に含まれています

・ポカリスエット:炭水化物6.2g/100ml
・アクエリアス:炭水化物4.7g/100ml

角砂糖1個を4g(小さじ一杯程度)として上記飲料を500ml飲むと・・・

なんとポカリスエットで約8個、アクエリアスで約6個の角砂糖を食べたのと同じだけの糖質を摂取したことになります!!!

※糖質=炭水化物-食物繊維ですが、上記飲料には食物繊維は入っていないので、炭水化物=糖質となります。

このためスポーツをしているにもかかわらず、甘いスポーツドリンクを飲んでいるために、糖尿病に近い状態になってしまうことがあり、この状態をペットボトル症候群と言います。

こちらの商品は糖質ゼロを謳っていますが、人工甘味料が使われています。
しかも24本で2,592円 (税込) 送料別とまぁまぁのお値段です。

「化学物質はイヤだ」

「もっと安い物は無いのか?」

とお思いの方にお勧めするのが・・・

ご自分で作ることです。

上記の熱中対策水の成分を見るとわかるとおり、熱中症対策に必要な成分は水、塩(Na、K)です。

つまり水に塩(食卓塩などのNa99%でないもの)を混ぜればOKです。

ただしこれだけでははっきり言って不味くて飲めません。

そこでお酢やレモン果汁などのクエン酸が多量に含まれたものを加えます。

すると、あら不思議一気に飲みやすさが増します。

私は500mlペットボトルに塩2つまみ、お酢大さじ3/1程度で飲んでます。

※お酢にも糖質は含まれますが、この程度であれば問題ありません。

市販のスポーツドリンクを飲んだ後の口の中の粘つきも無いですし、ただの水よりもノドごしがよく、吸収も良い感じがします。

更には安上がりです。

どうしても塩と酢だけだと飲めないという方は、砂糖を多少加えるといいかと思います。
※入れすぎには気を付けて下さい

今年の夏も暑くなりそうですが、この糖質制限・自作スポーツドリンクで元気にお過ごしください

逆流性食道炎のセルフケア

糖質制限食提唱者の一人、京都高雄病院の江部康二先生によると逆流性食道炎に対しては、糖質制限食でほぼ治るとのことです。
糖質摂取によって虫歯は悪化するは、肥満にはなるはで、悪いこと尽くめですが、どうして人類は穀類をこれほどまでに栽培、摂取するようになったのでしょうか?

※お酒をいくら飲んでも大丈夫な人がいれば、そうでない方もいるように、糖質をいくら摂取しても何ともない人も当然ながらいます。

ドクター江部の糖尿病徒然日記 逆流性食道炎
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-category-96.html

逆流性食道炎は、酸性の胃液やそれと混ざった食物が、食道に逆流して食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどを生じる病気です。

逆流性食道炎の症状を訴える患者さんのほとんどが、糖質制限食開始の瞬間から改善します。(^-^)v(^-^)v

当初、私自身が信じられなかったのですが、もう40人以上に試してみて、脂っこいものより炭水化物が胸やけを起こす真犯人と確信しました。

ここまでくると、逆流性食道炎は、精製炭水化物の過剰摂取が根本要因である可能性が極めて高いと思います。

400万年の人類の歴史のなかで、精製炭水化物を大量に常食し始めたここ200~300年の特殊な病気の一つが逆流性食道炎です。

一番印象的だったのは、中学校の頃から、毎日昼食後1時間と夕食後1時間に、必ず胸やけがあった30代の男性患者さんです。糖尿人ではありません。

カレーライスの日は特に最悪で、夕食後1時間に加えて、夜中の1時にも胸やけがあって苦しんだそうです。

ブログでの成功経験があったので、「騙されたと思って兎に角スーパー糖質制限食を試してごらん?」と奨めてみました。

2週間後の外来診察で、糖質制限食開始当日から、20年来の胸やけが一切消失したという驚きの報告をしていただきました。ヾ(゜▽゜)

2012年7月19日ブログ記載の記事を編集、再掲

高血圧と塩分のウソ・ホント

「高血圧にならないために塩分の摂取は控えましょう」

まことしやかに口にされるこの言葉ですが、実は高血圧と塩分の摂取量には相関関係が無いことが、いくつかの研究から発表されています。

詳細はこちらの記事をご参照下さい。

もちろん高血圧の原因を「塩分の過剰摂取」とする研究も存在します。

なぜ相反する結論が導かれるかというと、全く同じ研究が行われても、その結果を「有効」と判断するか「無効」と判断するかは多くの研究では結局人間の判断によるからです。

減塩によって血圧が下がる等の効用が存在することは一部で認められているのですが、それをどんなに僅かなものであっても「有効」と判断するか、「無効」と判断するかはその人・研究者の主観頼みなのです。

抗がん剤の治療にも同様のことが言えるのですが、そちらは別の機会に書きたいと思います。

実際に鍼灸臨床を行っていても、下肢の循環障害(しびれ、冷え)といった高血圧の要因となるような方の治療を行っていると、甘い物の過剰摂取がその原因であることが多いです。

高血圧を気にされている方は、服薬や減塩の前に、野菜を多く摂る、甘い物、脂っこい物の摂取を控える。
この2点を是非お試しください!!!

「高血圧について」も是非ご参照下さい。

「2016年12月26日追記」
その後、血圧を上げる複数の要因のうち、血管内皮を傷つけ血流を悪化させるのは「高血糖」状態が主要因ということがわかりました。
従って、現在では甘い物や炭水化物に含まれる糖分を避ければ血圧は下がると考えています。
脂っこい物(脂質を多く含むもの)はいくら摂取しても血糖値は上がらず血管内皮を傷つけません(トランス脂肪酸のみ、傷つける可能性あり)。
このことから塩分同様、脂質の摂取によって高血圧を招くと考えることは理論的に無理があります。

PSA検診について

前立腺癌の早期発見の手段のひとつとして、現在PSAというたんぱく質を測定する方法が用いられています。

しかし最近の論文等では、このPSAの値によって前立腺がんかどうか判定することへの疑問がヨーロッパを中心に広まっています。

私が尊敬する医師もPSA検診は無用と仰っています。
http://blog.livedoor.jp/leeshounann/archives/51317626.html

私が鍼灸学校で医師から習った際も、「PSA等の腫瘍マーカーは目安」と言われました。

以前の「高血圧について」でも書きましたが、どうかみなさん、検査の数値に振り回されないようお気を付け下さい。
たとえ数値が「異常」と言われても、症状が何もなければ多くの場合服薬する必要はありません。

また反対に数値が異常でなくても、何かお困りの症状がございましたら当院へご連絡下さい。

(2011年5月9日ブログ掲載の記事を編集・再掲)

内臓と精神

最近、内臓、特に腸と精神が関係している、もしくは内臓が精神を形成しているという考えをよく耳にします。

「はらわたが煮え返る」、「腹がたつ」、「腹に据えかねる」など日本人は昔から「ハラ」と「ココロ」のつながりを感じている民族だったと考えられます。

色々と調べてみると、西洋医学的にも「ハラ」と「ココロ」はつながりがありそうだったので、全くの推論ですが、以下に私の考えを書いてみます。

セロトニンについて wikipediaより

セロトニンはヒトを含む動植物に一般的に含まれる化学物質で、トリプトファンから産生される。
人体中には約10ミリグラムのセロトニンが存在しており、そのうちの90%は小腸の粘膜にあるクロム親和細胞(EC細胞とも呼ばれる)内にある。
クロム親和細胞はセロトニンを合成する能力を持っており、ここで合成されたセロトニンは腸などの筋肉に作用し、消化管の運動に大きく関係している。
ここで合成されたセロトニンの一部(総量の約8%)は血小板に取り込まれ、血中で必要に応じて用いられる。

残りの2%のセロトニンは中枢神経系(今後脳内セロトニンと記載)にあり、これらが人間の精神活動に大きく影響している。
日常生活から、うつ病や神経症などの精神疾患(無論全てではない)に至るまで脳内セロトニンの影響が注目されるようになり、近年では、セロトニン系に作用する薬物を用いることによって、これらの疾病を治療することができるようになった。
主な薬物に SSRI や SNRI があり、両者共シナプスから放出されたセロトニンの再吸収を阻害する事により、症状を改善する。

wiki中では、全く腸と精神については触れていないのですが、これってまさしく、腸と精神の関係について述べてる文章なのでは?と私は考えます。

下腹部を切る手術を行った(腸の納まりが悪い)方に、うつ病等の精神科疾患をお持ちの方が多いと伺っています。
お薬で解決しようとしても、身体の状態が整っていないと、余計に身体にとって負担になってしまうのではと私は考えます。

例)セロトニンを産生するよう指示(リフレックスの作用機序)しても、身体が産生する力を持っていない(=腸の働きが悪い)等

手術以来、気分が落ち込みやすい、薬を飲んでも気分が改善しないという方は、一度鍼灸治療で「ハラ」の状態を整えてみてはいかがでしょうか?

(2011年5月21日ブログ掲載の記事を再掲)

ぎっくり腰・寝違えについて

ぎっくり腰、寝違えで来院される方が鍼灸院では多いですが、その原因には、暴飲暴食、疲労等があり、筋の損傷等の身体の痛みはその結果に過ぎないことが多いです。

つまり、ぎっくり腰・寝違えは日ごろの生活習慣の積み重ねによって発症したものであり、身体が「限界だから休め」というサインを発しているのだと考えられるのです。

鍼灸治療等で治すもの結構ですが、これを機会に日ごろの生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?

この「身体の痛み」=「身体からの休めのサイン」というのはギックリ腰・寝違えに限った話ではなく、ほとんど全ての疾患について言えることです。

食事や生活習慣等の毎日の積み重ねが現在のあなたの身体を形作っているのです。

何かしらの身体の不調をお持ちの方は、まずは日頃の生活習慣を見直しみることをお勧めします。

それでも思い当たる原因がわからない場合、もしくは生活習慣の改善がどうしても不可能な場合は、鍼灸院等の身体治しのプロにお世話になるといいと思います。

ちなみにぎっくり腰・寝違えは発症から日が浅いため、ほとんどの方が一度の治療で大幅に症状が改善し、多くても2~3回の治療で発症前と同じ程度まで回復します。

治ったからと言って、また以前と同じ生活に戻ってしまうと、再発してしまう可能性が高いです。
どうかお気を付け下さい。

(2011年5月14日ブログ記載の記事を再構成)