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2018年4月4日

オヤジのコンビニ食ダイエット(26) 炭酸水市場の急成長と飲料の糖質について カナダドライ「ザ・タンサン・ストロング」

糖質の摂取を気にする方は増え続けているようですね。
記者の太田さんも、糖質の摂取を控えて、「約1年で14キロのダイエットに成功」したとのこと。

・今日の1枚
サッカー・ネイマール選手

美しい。

この綺麗な姿勢を実現するには、上半身の柔軟性と、下半身の特にお尻や太もも後側の筋力があることを前提に、全身が適度に脱力していることが重要です。
現在、右第5中足骨の骨折で離脱中のネイマール選手ですが、何とかW杯に間に合ってくれることを願っています。

「ダイエットには糖質制限や脂質制限は関係なく、DNA検査もほとんど意味がないという研究結果が判明」について

「糖質も脂肪も摂取制限したところで、ダイエット効果に差はない」という論文が発表され、界隈では話題になっています。

ダイエットには糖質制限や脂質制限は関係なく、DNA検査もほとんど意味がないという研究結果が判明

今回はこの論文の「糖質制限と脂質制限での減量効果に差はない」という部分について一記事書いてみます。

結論としては、「この実験は余りにも管理がずさんで、糖質と脂質の摂取制限による減量効果の差を見誤っている」とさせてもらいます。
以下では、論文の実験方法その他について突っ込ませてもらいます。

まず、実験の方法と結論です。

体重超過状態(筆者注BMI28~40)にある18歳から50歳の成人男女609人について追跡調査を行うことでダイエット法と実際の体重変化の実態を明らかにしています。調査に参加した被験者はそれぞれ12カ月間にわたって低脂肪食をとるグループ(305人)または低炭水化物食をとるグループ(304人)に無作為に割り当てられ、研究チームはその変化記録を調査。
(中略)
その結果、研究チームはこれら2種類のダイエットの間には明確な結果の違いは認められなかったことを導き出しています。

要するに「太った人を609人集めて、クジ引きで低脂肪食と低糖質食を摂る2グループに分けて、1年間指定した食事を実践してもらったら、この2つの食事方法だと減量効果には差が無いことがわかりました」と言っています。
ちなみに、カロリーについては特に何も設定は無かったそうです。

この事については、やや長くなりますが夏井睦医師のご意見をご覧下さい。

600人の人間が12ヶ月間一日も休まずに低脂肪食や低糖質食を食べ続けました,という実験ですが,自分がこの実験の被験者だったらと想像すると,ムチャクチャ大変なんですよ。被験者は普通に生活している社会人や学生のはずです。つまり,出張もあれば旅行することもあればパーティーなどに参加することだってあるはずです。そういう状況下でも低脂肪食(低糖質食)だけ1年間食べました,というのはかなり不自然じゃないでしょうか。
もしも本当に「12ヶ月間,低脂肪食だけ」を実験しようとしたら,600人の被験者一人に一人の実験者がつきっきりで生活をともにし,本当に食べたものが低脂肪食だけであるということを証明する必要があるはずです。毎食ごとに食べたものの写真を送らせたとしても,ネットで拾った低脂肪食の写真を送って実際にはピザを食べていてもバレないんですよ。私が被験者となった普通のアメリカ人なら,絶対にウソの写真を送ってピザを食べますよ。
(中略)
この実験の「600人の人間に12ヶ月間,低糖質食か低脂肪食のみ食べさせる」という実験デザインは人間の本性を無視した机上の空論で,得られたデータはほぼいい加減,と考えるべきでしょう。

要するに、「実験そのものが被験者の善意に頼り過ぎていて、正確に低糖質と低脂肪の食事を摂れていたはずがない」という主張です。

恐らく、お礼の品などはあったかとは思いますが、1年間も今まで慣れ親しんだ食事を我慢して指定された食事を実践できる人なんて、そうそういるとは思えませんもんね。

ちなみに、どんな風に食事内容を確認していたのかと言うと、恐らく『被験者の食事内容に対しては、「こういう風にやってくださいね」という指導はしたが、イチイチ確認はしていない』です。
※原著論文を全部読んでいないので、もし間違っていたら指摘をお願いします。

実際の指導内容についてはこうありました。

研究の中では特定の食べ物に関する22種類のグループセッションが行われ、被験者との情報交換が行われたとのこと。その中では被験者に対し、栄養素の高い食べ物や最小限の加工が行われた食べ物をとることで低脂肪または低炭水化物な食事を実行することがレクチャーされており、野菜や自然食を多く食べることが薦められていた(後略)

要するに、
「あなたには低糖質(低脂質)な食事をしてもらいます。そしてどうすればその低糖質な食事が実践できるか指導もするから、各自お家でやってね♬ あと、指導する時に体重も計るからご協力お願いします。(その時にお礼の品もお渡しします)」
ってなところかと思います。

う~ん、「実験」と呼ぶにはだいぶ怪しい空気が流れてきました。

ちなみに、「減量効果には差が無い」というのが論文の結果でしたが、「低脂肪食のグループでは平均5.3kg減、低炭水化物食のグループでは平均6.0kg減」したそうです。

「何で低糖質と低脂肪の両方で同程度減量したの?」という声が聞こえてきそうです。
えっ「そんなことは言ってない」ですって?
そんなこと言わないで、もう少しお付き合いお願いします。

なぜ低糖質食と低脂肪食の両方で減量効果が得られたのでしょうか?
こちらのAFP通信の記事にその答えがあると思います。

減量の助けになると思われるのは、糖質と精粉(筆者注:refined grains精製小麦)(※を多量に含む加工食品)の摂取量を抑え、できるだけ多くの野菜と自然食品を食べるようにすることだという。

※抜け落ちていた文を追加しました。
「精粉」については、正確な訳語ではなさそうだったのですが、こちらの記事(英文)にてrefined grainsとの表記があったので、そちらを追記しました。

要するに「(糖質が多く含まれる)加工食品は摂らないようにしましょう」という指導が繰り返され、結果的に「低脂質グループも低糖質グループも糖質の摂取量が減ったことによって減量できた」のだと思います。

ここまで論文を読み進めてみると、どうやら「精製加工食品は体に良くない」という結論ありきで作成された論文のように見えてきてしまいます。
実際、「ポテトチップスや清涼飲料水といった明らかに不健康なものから、一見そうではない惣菜やシリアルといった加工食品は、体重増とがんなどの重大な健康リスクと強く関連があります。processed foods, ranging from the clearly unhealthy (potato chips and sugary drinks) to option that seem fine but are not (like deli meats and packaged cereals), have been increasingly tied to weight gain and serious health risks like cancer.」という記述もあります。

もちろん体重増や血糖値の上昇は様々な疾病リスクを増大させるので避けるべきですが、加工食品や総菜まで一括りにしてしまうのは、もはや「科学」を離れ「宗教」の様相を呈しているかと思います。

やや話が逸れてしまいましたが、最初にも書いたとおり、私自身は「この実験は余りにも管理がずさんで、糖質と脂質の摂取制限による減量効果の差を見誤っている」と思います。
皆さんはどう思われたでしょうか?

今回はこんなところでお開きにさせてもらいたいと思います。
長々をお付き合いいただきありがとうございました。

自作スポーツドリンク

暑い夏を乗り切るためには水分補給が欠かせません。

ただ単に水分を補給するだけでは汗と一緒に失われたナトリウム等のミネラルが不足してしまうことは多くの方がご存じかと思います。

しか~し市販のスポーツドリンクには糖質制限の大敵、血糖値の乱高下を招く糖分が過剰に含まれています

・ポカリスエット:炭水化物6.2g/100ml
・アクエリアス:炭水化物4.7g/100ml

角砂糖1個を4g(小さじ一杯程度)として上記飲料を500ml飲むと・・・

なんとポカリスエットで約8個、アクエリアスで約6個の角砂糖を食べたのと同じだけの糖質を摂取したことになります!!!

※糖質=炭水化物-食物繊維ですが、上記飲料には食物繊維は入っていないので、炭水化物=糖質となります。

このためスポーツをしているにもかかわらず、甘いスポーツドリンクを飲んでいるために、糖尿病に近い状態になってしまうことがあり、この状態をペットボトル症候群と言います。

こちらの商品は糖質ゼロを謳っていますが、人工甘味料が使われています。
しかも24本で2,592円 (税込) 送料別とまぁまぁのお値段です。

「化学物質はイヤだ」

「もっと安い物は無いのか?」

とお思いの方にお勧めするのが・・・

ご自分で作ることです。

上記の熱中対策水の成分を見るとわかるとおり、熱中症対策に必要な成分は水、塩(Na、K)です。

つまり水に塩(食卓塩などのNa99%でないもの)を混ぜればOKです。

ただしこれだけでははっきり言って不味くて飲めません。

そこでお酢やレモン果汁などのクエン酸が多量に含まれたものを加えます。

すると、あら不思議一気に飲みやすさが増します。

私は500mlペットボトルに塩2つまみ、お酢大さじ3/1程度で飲んでます。

※お酢にも糖質は含まれますが、この程度であれば問題ありません。

市販のスポーツドリンクを飲んだ後の口の中の粘つきも無いですし、ただの水よりもノドごしがよく、吸収も良い感じがします。

更には安上がりです。

どうしても塩と酢だけだと飲めないという方は、砂糖を多少加えるといいかと思います。
※入れすぎには気を付けて下さい

今年の夏も暑くなりそうですが、この糖質制限・自作スポーツドリンクで元気にお過ごしください

逆流性食道炎のセルフケア

糖質制限食提唱者の一人、京都高雄病院の江部康二先生によると逆流性食道炎に対しては、糖質制限食でほぼ治るとのことです。
糖質摂取によって虫歯は悪化するは、肥満にはなるはで、悪いこと尽くめですが、どうして人類は穀類をこれほどまでに栽培、摂取するようになったのでしょうか?

※お酒をいくら飲んでも大丈夫な人がいれば、そうでない方もいるように、糖質をいくら摂取しても何ともない人も当然ながらいます。

ドクター江部の糖尿病徒然日記 逆流性食道炎
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-category-96.html

逆流性食道炎は、酸性の胃液やそれと混ざった食物が、食道に逆流して食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどを生じる病気です。

逆流性食道炎の症状を訴える患者さんのほとんどが、糖質制限食開始の瞬間から改善します。(^-^)v(^-^)v

当初、私自身が信じられなかったのですが、もう40人以上に試してみて、脂っこいものより炭水化物が胸やけを起こす真犯人と確信しました。

ここまでくると、逆流性食道炎は、精製炭水化物の過剰摂取が根本要因である可能性が極めて高いと思います。

400万年の人類の歴史のなかで、精製炭水化物を大量に常食し始めたここ200~300年の特殊な病気の一つが逆流性食道炎です。

一番印象的だったのは、中学校の頃から、毎日昼食後1時間と夕食後1時間に、必ず胸やけがあった30代の男性患者さんです。糖尿人ではありません。

カレーライスの日は特に最悪で、夕食後1時間に加えて、夜中の1時にも胸やけがあって苦しんだそうです。

ブログでの成功経験があったので、「騙されたと思って兎に角スーパー糖質制限食を試してごらん?」と奨めてみました。

2週間後の外来診察で、糖質制限食開始当日から、20年来の胸やけが一切消失したという驚きの報告をしていただきました。ヾ(゜▽゜)

2012年7月19日ブログ記載の記事を編集、再掲

高血圧と塩分のウソ・ホント

「高血圧にならないために塩分の摂取は控えましょう」

まことしやかに口にされるこの言葉ですが、実は高血圧と塩分の摂取量には相関関係が無いことが、いくつかの研究から発表されています。

詳細はこちらの記事をご参照下さい。

もちろん高血圧の原因を「塩分の過剰摂取」とする研究も存在します。

なぜ相反する結論が導かれるかというと、全く同じ研究が行われても、その結果を「有効」と判断するか「無効」と判断するかは多くの研究では結局人間の判断によるからです。

減塩によって血圧が下がる等の効用が存在することは一部で認められているのですが、それをどんなに僅かなものであっても「有効」と判断するか、「無効」と判断するかはその人・研究者の主観頼みなのです。

抗がん剤の治療にも同様のことが言えるのですが、そちらは別の機会に書きたいと思います。

実際に鍼灸臨床を行っていても、下肢の循環障害(しびれ、冷え)といった高血圧の要因となるような方の治療を行っていると、甘い物の過剰摂取がその原因であることが多いです。

高血圧を気にされている方は、服薬や減塩の前に、野菜を多く摂る、甘い物、脂っこい物の摂取を控える。
この2点を是非お試しください!!!

「高血圧について」も是非ご参照下さい。

「2016年12月26日追記」
その後、血圧を上げる複数の要因のうち、血管内皮を傷つけ血流を悪化させるのは「高血糖」状態が主要因ということがわかりました。
従って、現在では甘い物や炭水化物に含まれる糖分を避ければ血圧は下がると考えています。
脂っこい物(脂質を多く含むもの)はいくら摂取しても血糖値は上がらず血管内皮を傷つけません(トランス脂肪酸のみ、傷つける可能性あり)。
このことから塩分同様、脂質の摂取によって高血圧を招くと考えることは理論的に無理があります。