タグ別アーカイブ: 頭痛

頭頂部やや右寄りに感じる頭重感 70代女性

【症例】70代女性

【初回日】2014年5月10日(施術回数1回)

【現病歴】
今日から頭の上の方に重い感じがある。
ここ2~3日はよく眠れず、今日からは食欲不振もある。
昨日はマッサージを受け、今日は既に別の所で鍼灸を受けてきた。
恐怖や不安感も強い。
今まで心の張りだった仕事が1か月前に出来なくなることが分かり、ショックを受けている。

【症状の確認】
<頚部の動きに伴う変化>
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)
※座った状態と寝た状態のどちらも同程度の頭重感がありますが、動きに伴う悪化はありません。

【施術】
セルフ・ケアが容易になるよう、ピソマでの施術をお薦めし、了解を得る事が出来ました。
まず座ったまま左右のH5にピソマⅡを貼付し、30回程タッピングを施しました。
これでやや右に感じていた頭重感が左に感じるようになったそうです。
次に、同じく座ったまま、左右のF5にピソマⅡを貼付し、30回程度タッピングを施しました。
これで頭重感が消失したそうです。
お家でも左右のF5F5を刺激するよう指示して、施術を終了しました。

CTで異常無しと言われた左後頭部痛 30代男性

【症例】30代男性 川崎市在住

【初回日】’14年4月2日(施術回数1回)

【現病歴】
3週間ほど前から左後頭部に頭痛を感じている。
頻度、程度は徐々に悪化している。
思い当たる原因としては、疲労とストレスがある。
お風呂に入ると痛みは改善する。
下を向くと痛みが悪化する。
脳神経外科に掛かってCT撮影したが異常は見つからず、「肩こりが原因」と言われた。
一日の中で痛みの程度は変化しない。
症状が楽になれば、施術方法は何でも構わない。

【症状の確認】
前屈(+)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)
単純仰臥位(+)

【施術】
まず座位でのパイオネックスでの施術を試みました。
左腕骨穴にパイオネックス・イエローを貼付して、しばらくタッピングを施しました。
ここで再度、頭を前に倒してもらうと、前屈時の痛みが無くなっていました。
しかし後屈での痛みが新たに発生してしまいました。
次に左合谷穴にパイオネックス・イエローを貼付して、先ほどと同様にタッピングを施すと、後屈の痛みは少し改善しました。
ここで単純仰臥位での痛みを確認すると、仰臥位になって30秒経過すると痛み出します。
仰臥位になってもらい、股関節揺らしを施しましたが、この仰臥位での30秒経過後の痛みに変化はありませんでした。
座位になってもらい、左右のH5にピソマⅡを貼付してタッピングを施しましたが、仰臥位での頭痛に変化はありません。
交感神経を興奮させるために、その場での駆け足を3分ほど行ってもらうと、仰臥位での痛みが無くなりました。
なるべく体を動かすことと、糖分の摂取を控えるようアドバイスして施術を終了しました。

【感想】
前屈時の痛みは手のツボを刺激したことで改善したことから「筋肉のコリ」の影響から生じ、仰臥位での痛みはその場駆け足によって交感神経を興奮させることで改善したことから「副交感神経過剰興奮」によって生じていたと思われます。
もちろん、その場での駆け足によって自律神経以外にも、「体が温まる」などの変化も起こるので、「自律神経の影響だけ」とは言い切れませんが、原因のひとつとしては考えられるのではないでしょうか。

緊張型頭痛と言われた頭頂部痛 30代女性

【症例】30代女性

【初回日】’14年3月23日(施術回数1回)

【現病歴】
’14年2月8日から毎日頭頂部に痛みがある。
それ以前からも偏頭痛はあった。
’13年12月に愛犬を亡くし、来月4月1日に予定されている手術のためにストレスを感じている。
以前は朝は症状が軽く、夕方以降が辛かったが、現在は一日中辛い。
症状は横になったり、入浴、マッサージ、もたれ掛かるなどすると楽になる。
反対に冷えたり、重い荷物の運搬、暖房、寝すぎなどで悪化する。
心療内科では緊張型頭痛と言われた。
その頃から精神的落ち込みからダラダラとしていたせいか咳喘息も併発。

【副訴】
10年前から生理痛がひどく、鎮痛剤が手放せない。

【症状の確認】
〈頚部との連動〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)

〈静止時痛〉
座位(+)
仰臥位(-)
※痛みは頭頂部に出ます。

【施術】
鍼施術を受けたことがなかったのと、セルフケアが容易になるよう、ピソマでの施術を提案し承諾いただきました。
仰臥位で左右のH5F5にピソマⅡを貼付し、しばらくタッピングを施しました。
仰臥位のまま痛みの変化を尋ねると、「押さえつけられるような痛みが減った」「後頭部が気になり出した」とのこと。
そのまま左右のF4にも同様にピソマⅡを貼付し、タッピングを施すと「痛みが全体的になった」とのこと。
揺らしと操体法の膝倒しとカエルを施し、最後にピソマの使用方法と食事療法として糖質制限食の指導をして初回を終了しました。

井穴刺絡図

発症当日の施術で寛解した側頭部痛 40代女性

【症例】40代女性

【初診日】’15年5月11日(施術回数1回)

【現病歴】
以前から頭痛はあったが、本日起床時から特に悪化し出した。
首肩のコリもかなり以前から感じている。
症状はPC作業、ストレス、疲労で悪化し、ヨガで改善する。
しかし、この2カ月程度多忙でヨガに通えていない。
医者には掛かっていない。

【既往歴】
鼡径ヘルニア
突発性難聴
子宮頚癌

【副訴】
左母指の腱鞘炎

【症状の確認】
座位でコメカミ付近から目の周囲に掛けて痛みがあるそうです。

〈頚部の動きとの関連〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)
斜め前屈:右(-)左(-)

【触診】
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◎:強圧痛あり
〇:圧痛あり

患部のコメカミ部、特に右側頭部に強圧痛を検出できました。

【視診】
歯のすり減り具合を確認すると、かなりすり減っていて、夜間に食い縛りをしていることが伺われます。

【施術】
施術方法には特に希望は無く、触診時のリアクションからマッサージが嫌いではなさそうだったので、マッサージを提案し承諾してもらいました。
まず、仰臥位になってもらい強圧痛を検出した、コメカミ部を側頭筋を狙ってマッサージを施しました。
十分に筋肉が柔らかくなったことを確認してから、起き上がってもらい痛みを確認してもらうと、先ほど感じていた痛みがほとんど無くなったそうです。

時間が余ってしまったので、頚の痛みや右母指の腱鞘炎、腰痛に対する施術を行い、初回を終了しました。

【その後】
8日後の5月19日の来院時に様子を伺うと、「頭痛はほとんど無い」とのことだったので、略治としました。

CTで異常なしと言われた右後頭部痛 40代男性

【症例】40代男性

【初診日】’14年12月27日(施術回数1回)

【現病歴】
’14年12月20日から右後頭部に痛みを感じるようになった。
翌21日に痛みが悪化したが、それ以来痛みの程度は平行線。
お風呂に入っている最中や、横になると痛みは楽になる。
反対に飲酒時には、左右両方に痛みを感じる。
脳神経外科と眼科に掛かって、CTを撮ったが「特に問題は無い」と言われた。

【症状の確認】
〈頚部との連動〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(+)左(-)

体幹部の前屈(+)

【触診】
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〇:圧痛あり
×:圧痛無し

右前頚部の胸鎖乳突筋と斜角筋に圧痛を検出しましたが、左前頚部には圧痛は検出できませんでした。

【視診】
奥歯のすり減り具合を確認すると、右の方がすり減っています。
自覚的にも右の方が噛みやすいそうです。

【施術】
施術方法に関する希望は特にありません。
仰臥位になってもらい、圧痛を検出した右の胸鎖乳突筋と斜角筋、それぞれに3箇所、4箇所パイオネックスを貼付。
ここで起き上がってもらい、先ほどと同様に動いてみてもらうと、右回旋、体幹部の前屈の両方で痛みが消失していました。
最後に揺らしを施して、施術を終了しました。

施術後に、首の筋肉が硬くなってしまっていることが痛みの主な原因として考えられること、食い縛りが首の筋肉を硬くしてしまっていること、ストレスが食い縛りの主な原因の可能性が高いこと、日常生活で注意すべきことを説明。
説明の最中、時折痛みが出るものの、程度、頻度共に来院時よりも軽減。

首痛を伴う右頭痛 30代男性

【症例】30代男性

【初診日】’16年10月22日(施術回数1回)

【現病歴】
20年ほど前から定期的に1か月間程度持続する頭痛があり、10年くらい前からはステロイドを定期接種するようになったためか、不定期で期間にもバラつきが出るようになった。
頭痛はステロイドを服用したり、冷湿布を貼ると楽になる。
逆に、入浴や運動後、過食、眼精疲労を感じた際には悪化する。
脳神経外科では群発頭痛と言われた。
ステロイドを服用すると頭痛は良くなるが、発疹が出たり、眠りにくくなったりする。

【副訴】
右の首に痛みがあり、整形外科ではストレートネックと言われた。
右手小指にシビレがある。

【症状の確認】
座位で多少右側頭部に痛みを感じる。

《頚部の運動との連携》
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(±)左(-)

【触診】
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◎:強圧痛あり
〇:圧痛あり
×:圧痛無し

右の頚肩背部に強圧痛と圧痛を検出できました。
左前頚部には圧痛は検出できませんでした。

【施術】
施術方法に関する希望は特にありませんでした。
まず伏臥位で右を中心に頚肩背部にマッサージを施しました。
次に、仰臥位になってもらい、右を中心に頭部全体にマッサージを施しました。
ここで再度頚を動かしてもらうと、右回旋した際の痛みが無くなっていました。
主に筋肉が固くなったことによって今回の頭痛が生じたこと、運動不足や眼精疲労によって筋肉が固くなっている可能性があると説明。
極力体を動かすことと、検眼を受けてみるよう指示して、初診を終了しました。

ストレートネックと言われた頭痛を伴う頚痛 30代女性

【症例】30代女性 会社員 川崎市在住

【初診日】’16年10月20日(施術回数1回)

【現病歴】
’16年5月頃から首の辺りに重だるい感じがある。
整体院でストレートネックと言われた。
PC作業時に悪化する気がする。
生活は特に変化は無い。

【随伴症状】
頭全体の痛みもあり、目がぼやけたり、吐き気がすることもあるが、眼科では異常なしと言われた。
視力は裸眼で左右共に0.3程。コンタクト着用で1.2程。

2~3日前から生理前のせいなのか、それとも重い物を持ったからなのかわからないが、腰にも痛みがある。

【既往歴】
特に無し。

【症状の確認】
前屈(+)
後屈(+)
側屈:右(+)左(+)
回旋:右(+)左(+)
斜め前屈・:右(+)左(+)

【触診】
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〇:圧痛あり
●:筋硬結あり(圧痛無し)

頚肩背部や前腕、手部など上半身の至る所に圧痛を検出できました。
上背部脊際は左にのみ圧痛を検出しました。

【施術】
施術方法に関しては特に希望は無く、鍼施術の経験もないとのことだったので、まずはマッサージを施すことにしました。
伏臥位になってもらい、左を中心に頚肩背部、更に左右の前腕部、手部に入念にマッサージを施しました。
起き上がってもらい、頚の動きを確認したことろ、前屈と左右の回旋での痛みが無くなり、後屈で右、左右の側屈で若干の痛みが残りました。

首の症状は大分改善したので、腰の状態を確認することにしました。
仰向けに寝てもらうと、腰に痛みがあるそうなので、股関節揺らしを施すと、この痛みが楽になりました。

睡眠の質を上げるためにも、就寝前に股関節揺らしを行うよう指示して初診を終了しました。

頚部の筋緊張に伴う右側頭部の痛み 30代女性

【症例】30代女性

【初診日】’15年4月13日(施術回数1回)

【現病歴】
1週間前に後頭部のヒリヒリ感で来院され、そちらは1/5まで減ったが、今日の午後から吐き気と頭全体の痛みが出始めた。
昨日はたくさん歩き、2万歩以上になっていた。
目の疲れは感じていない。

【症状の確認】
頚部の動きに伴う症状の増悪はなく、座っていると右側頭部に痛みを感じるそうです。
座位と仰臥位での痛みの差はありません。

【随伴症状】
座位と仰臥位で胃腸の存在を感じるそうです。

【施術】
前回の施術の際に、頚部に強圧痛を検出していたので、伏臥位になってもらい頚部に入念にマッサージを施しました。
起き上がってもらうと、座位での痛みが無くなっていました。
頚部の筋肉が緊張していることから、夜間に喰いしばりをしていることが考えられ、その原因として胃腸のストレスが考えられることを説明。
対処法として、胃腸の負担が大きい炭水化物の摂取を夜だけでも控えてみるようお話しして、施術を終了しました。

【一言】
最近、食費の関係で卵とチーズ(固まりのプロセス・チーズ)と鶏肉ばかり食べているのですが(笑)、非常に調子が良いです。
糖質制限食の取り組み方の一つとして、肉(Meat)、卵(Egg)、チーズ(Cheese)を積極的に食べるMEC食というものがあります。※詳しくはリンク先をご覧ください。
意図的ではないにしろ、結果的に私の食事はこのMEC食になっていたのです。
穀類、野菜類はほとんど食べていません。だからと言って、体調が悪いことは全くありません。むしろ寝不足さえなければ、常に頭はクリアです。
逆に、鍋などで大量に野菜を摂ると、お腹が苦しくて仕方がないです。翌日も頭がボーっとして仕方がないです。
恐らく、この苦しさの原因は食物繊維だと思います。
MEC食を提唱されている渡辺先生も「便秘の原因は、野菜ときのこと海草とこんにゃくの食べ過ぎです。」と仰っています。
MEC食の健康効果を渡辺信幸医師が実例を挙げて解説 – ログミーより
そして本症例の様に、何気なく食べている穀類や野菜の食物繊維が想像以上に胃腸のストレスになり、喰いしばりなどのストレス解消行動を引き起こしていることが、実はかなり多いではないかと、個人的には考えています。

眼精疲労の悪化に伴って増悪する後頭部のヒリヒリ感 30代女性

【症例】30代女性 自営業 川崎市多摩区在住

【初診日】’15年4月6日(施術回数1回)

【現病歴】
’15年1月15日頃から後頭部の辺りがヒリヒリ痛痒い感じがする。
ストレスやPC作業の時間が長い(7~8h/日)ことが原因として思い当たる。
脳神経外科では「緊張性頭痛」と言われ、抗不安薬を処方された。

症状はストレッチや歩行、筋肉を弛緩させて自律神経を整える体操を行ったり、ティータイムには改善する。
一方で電子書籍での読書、PC作業、不安感が増すと悪化する。

【積極的問診】
視力は裸眼では0.1以下で、コンタクトを着けた状態で0.8くらい。

【症状の確認】
座位で後頭部にヒリヒリ感があるそうです。
仰臥位になってもらいましたが、座位との差はありません。
頚の動きに伴う症状の変化もありません。

【触診】
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〇:圧痛あり
✕:圧痛無し

後頭部には圧痛は見当たらず、項部と頚部に圧痛を検出できました。

【施術】
眼精疲労の悪化に伴って症状も悪化していることと運動時には改善していることから、「眼精疲労と自律神経の問題だと思います」と説明。
施術内容については「頭部への鍼は怖い」とのことだったので、鍼を使用しない施術を試みました。

まず仰臥位で眼精疲労改善のために左右の攅竹穴と四白穴にティソマを当てて刺激しました。
天井の視力表が見えやすくなり、ヒリヒリ感も減ったそうです。

次にうつ伏せになってもらい、項部の圧痛を検出した箇所にマッサージを施しました。
起き上がってもらい症状を確認すると、更にヒリヒリ感が改善したそうです。

次に交感神経を興奮させるために、その場で軽くジャンプしてもらうとヒリヒリ感が消失したそうです。

「仰向けになった時に腰に痛みを感じる」そうなので、最後に股関節揺らしを施し、PCの画面の明るさを調節するなどして眼精疲労を悪化させないように気を付けるよう指示して初診を終了しました。

【その後】
1週間後に側頭部の痛みで来院されましたが、頭部のヒリヒリ感は「2/10まで減っていて、頭痛と吐き気の方が気になる」とのことだったので、略治としました。
ちなみに「PC作業を控えるなど、眼精疲労が悪化しないように気を付けている」とのことでした。

10年以上患った眼精疲労による頭の圧迫感 40代男性

【症例】40代男性 川崎市多摩区在住

【初診日】’16年3月18日(施術回数1回)

【現病歴】
2000年頃から顔面部と後頭部に圧迫感や重だるい感じがあり、脳への血流が抑えられている感じがする。
疲労やストレス、姿勢が悪い事が原因として思い当たる。
ヨガで40~50分体を動かすと翌日は調子がいい。
PC作業で症状が悪化する。
特に30代の時、夜中にPC作業をすることがあり、その時は特に症状がひどかった。
指圧を受けるとリラックスできて症状が改善するが、翌日には再燃してしまう。

【既往歴】
7~8年前にレーシックの手術を受けた。

【触診】

○:圧痛あり

天柱穴、腋窩部、合谷穴、前頚部に圧痛を検出しました。

【症状の確認】
頚部の前後屈、側屈、回旋に伴う症状の変化はありませんでした。
眼を閉じると開いているよりも圧迫感が楽になるそうです。

【施術】
鍼施術を希望されたので、伏臥位で圧痛を検出した天柱穴や肩背部に単刺術とマッサージ、その後仰臥位で合谷穴への単刺術と頭顔面部のマッサージ、股関節揺らしを施しました。
起き上がってもらい状態を伺うと、「眼を開けていても辛くない」、「腰も楽になった」とのこと。

目を酷使すると症状が悪化する、閉眼で症状が楽になる、天柱穴や眼の周囲を刺激することで症状が改善したことから、眼精疲労によるものの可能性が高いことと、ホットアイマスク等で温めれば再度増悪しても対処可能でしょうと伝えて初診を終了しました。

【その後】
1週間後の3月25日に腰痛を訴えて来院されましたが、「頭の症状は自分でマッサージしたり、ホットアイマスクを使用して楽になっている」とのことでした。

眉間の奥に感じる頭痛 50代男性

【症例】50代男性 東京都稲城市在住

【初診日】’15年12月16日(施術回数2回)

【現病歴】
ここ数日眉間の奥が痛くなりだした。
痛みは一日の中だと夕方、1週間のうちだと疲労がピークになる週末に悪化する。

【症状の確認】
座位では眼を閉じると、開いている時よりも痛みは改善します。
仰臥位で眼を閉じると少し痛みを感じます。

【触診】
側頭部と後頭部に強圧痛を検出しました。

【施術】
施術方法はマッサージをご希望されたので、伏臥位で後頭部、天柱穴や風池穴やその周囲にマッサージをまず10分程度施しました。
その後仰向けになってもらうと、まだ少し痛みが残るようです。

更なる改善を目指し、仰向けのまま側頭部と眼球周囲合わせて5分程マッサージを施しました。
これで仰臥位で感じていた痛みが無くなり、起き上がってもらい座位での痛みも無くなっていることを確認しました。

【その後】
頚の痛みで継続的に来院されていますが、頚の筋肉のコリがひどくなると、眉間の痛みも発生するようです。
’16年1月27日に同様の症状を「額の締め付け感」と訴えて来院されました。

眼精疲労と仕事のストレスが原因として考えられたため、「仕事を替えれば楽になると思いますよ」とアドバイス差し上げましたが、本人も納得の様子でした。

頚の筋肉が影響した左側頭部痛 40代男性

【症例】40代男性 川崎市多摩区在住

【初診日】’15年6月1日(治療回数2回)

【現病歴】
’14年1月から左側頭部がズキズキ痛むようになった。
運動中や散歩中は比較的症状が軽く、仕事のことを考えている時や、仕事中に悪化する。
運転中に悪化することもある。
仕事のストレスが原因の一つだと思う。

【症状の確認】
単に座っているだけでも痛みがあります。

頚部の動きに伴う痛みの変化は下記のとおり。
前屈(+)
後屈(±)
側屈:右(+)左(-)
回旋:右(-)左(+)

仰臥位と座位では座位の方が痛みが強いです。

【触診】
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◎:強圧痛あり
○:圧痛あり
×:圧痛なし

【視診】
咬筋が左の方が発達しています。

【積極的問診】
視力は左の方がよく、検眼は1年前が最後。

【施術】
まず強圧痛を検出した左側頭部をマッサージで解しました。
これで座位や頚部の動きに伴う痛みが「10から5に減った」そうです。

次にこれまた強圧痛を検出した左前頚部をマッサージしました。
すると痛みが「5からに2に減った」そうです。

硬くなっている筋肉や施術個所から、喰いしばりと眼精疲労が影響していることが考えられることを説明。

増悪した場合は左側頭部をマッサージすることと、背もたれを利用した頚部のマッサージ、胃腸のストレス軽減のために夕飯の糖質摂取を控えるよう指示して初診を終了しました。

「第2診」同年6月8日

「頭痛は我慢できる程度に治まっている」
「夕飯の糖質は減らしているが調子がいい気がする」

【症状の確認】
座位(+)
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(+)左(-)
回旋:右(-)左(+)

【施術】
前回の触診時に圧痛を検出した左合谷穴に座位でパイオ・イエローを貼付すると、右側屈と左回旋の痛みが少し改善しました。
伏臥位で左胸鎖乳突筋部をマッサージで緩めると、座位、右側屈、左回旋での痛みが消失しました。

【その後】
第2診の2週間後に来院されましたが、左側頭部の痛みはそれほどではなく、頚の痛みの方が気になるとのことだったので、頭に関しては略治としました。

【症例】忙しい時に増悪する頭のモヤモヤ感 30代女性

【症例】30代女性 川崎市多摩区在住

【初診日】’13年4月25日(施術回数1回)

【現病歴】
2年ほど前から頭が全体的にダルイ。
当時は仕事が忙しく、仕事を辞めて若干症状は改善された。
今は仕事が忙しい時に辛さが増すが、終わった後や最中はあまり感じない。

【症状の確認】
仰臥位で閉眼してもらうと、座位では感じなかった頭のモヤモヤ感が出てきます。

【施術】
仰臥位で左右H5F5にピソマⅡを貼付し、タッピングを加えると、頭部のモヤモヤ感が消失したそうです。

時間が余ってしまったので、眼精疲労改善の処置を施して、ピソマでのH5F5の刺激、運動を行うよう指示して、治療を終了しました。

井穴刺絡図

高血圧について

物理的に最も血液が届きにくい脳に十分に血液を行きわたらせるために、血圧は体内でコントロールされています。
(キリンは首が長いので血圧は270mmHgだそうです)

血管の硬化や詰まりが進行すると、それに伴って血圧も生理的に高くなります。

それを無理やり下げてしまうと、どうなると思いますか?

そう!!!脳に十分に血液が行かなくなってしまうのです。

その結果、頭の回転が遅くなる、ボーっとするなどの症状が表れてしまいます。

色々と本を読むと、そもそも「高血圧」の基準自体がだいぶ怪しい物だという意見も聞かれます。

つまり正常なのにもかかわらず、「病人」に仕立てられあげられ、
かつ薬を飲むことで「本当の病人」にさせられてしまっている可能性があるのです。

もちろん頭痛などの症状があって、なおかつ血圧が高い場合は降圧剤を服用した方がいいと思います。

もし降圧剤を飲み始めてから身体がおかしいという方、もしくは家族や身の周りにそういう方がいらっしゃる方は主治医、セカンドオピニオン等に一度相談してみてはいかがでしょうか?

参考文献:『成人病の真実』近藤誠著 『赤ちゃんの生命のきまり』西原克成著

(2011年4月30日ブログ掲載の記事を修正・再掲)