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就職後から出始めた腰痛 30代女性

【症例】30代女性

【初回日】’14年11月26日(施術回数1回)

【現病歴】
仕事をし始めた頃から腰全体に重だるい感じが出始めた。
特に長時間のPC作業で辛くなる。
医者には掛かっていない。
今は右腰が気になる。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(±)
回旋:右(-)左(-)

ただ立っているだけでも、右腰に違和感があるそうです。

〈仰臥位〉
膝を伸ばすと曲げている時よりも痛む

【施術】
以前に肩こりで来院された際に、体操で症状が改善したのを経験いただいていたので、この日はストレッチでの施術を提案させていただき了解をいただきました。
仰向けになってもらい、まず股関節揺らしを施しました。
次に左右の臀筋を入念にストレッチでほぐしました。
これで仰向けで膝を伸ばした際の痛みが軽減しました。
立ち上がってもらい腰の状態を確認してもらうと、立位と左側屈での違和感が当初よりも軽減していました。
更に、姿勢が改善しているのも実感してもらえたようです。
ご自宅でも行えるお尻のセルフ・ストレッチを指導して施術を終了しました。

立ったり座ったり動作する際に生じる右腰痛 20代女性

【症例】20代女性

【初回日】’16年11月5日(施術回数1回)

【現病歴】
11月1日にぎっくり腰の様な痛みが右腰に出て、同3日に整骨院でマッサージを受けた。
翌11月4日に鍼施術も受けたが、痛みが取り切れない。
座った状態から立ち上がったりする際に痛みが出る。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(+)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(±)左(-)

〈体位変換〉
座位→立位(+)
立位→座位(+)

〈仰臥位〉
膝を伸ばすと曲げている時よりも痛む
足振り:右(+)左(+)
上体起こし(+)

動作時痛は全て右の腰に痛みが出ています。

【触診】
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◎:強圧痛あり
〇:圧痛あり
×:圧痛なし

左右の大臀筋の起始部に強圧痛、右の仙骨孔部と鼡径部に圧痛を検出できました。

【施術】
2年前の腰痛時と同様、施術方法に関して特に希望は無いとのことだったので、前回と同様にストレッチとマッサージでの施術を試みました。
まず、仰向けで右の臀筋にストレッチを施し、右臀筋をほぐしました。
股関節の可動域が増したのを確認してから、仰向けで膝を伸ばしてもらうと、先ほどまでこの体勢で生じていた腰の痛みが無くなっていました。
次にうつ伏せになってもらい、右の臀部を中心に腰下肢にマッサージを施しました。
十分に筋肉がほぐれたのを確認してから起き上がってもらうと、仰向けになる直前(=上体起こしの姿勢)で右腰に痛みが出ました。
次に触診時に圧痛を検出した右の鼡径部にマッサージを施したところ、上体起こしでの痛みが腰の中央に移動したそうです。
痛みがだいぶ減ってきたので、起き上がってもらい立った状態での痛みを確認させてもらいました。

体位変換では座位→立位、立位→座位共に痛みが無くなっていましたが、左側屈と右回旋での痛みが残っていました。
痛みの範囲が狭まっていたようなので、痛む場所を聞きながら触診すると、右の仙骨孔部の圧痛と自覚的な圧痛部位がほぼ重なりました。
立位のまま同部位にマッサージを施すと、左側屈と右回旋での痛みが消失しました。
最後に再発予防のための臀筋のセルフストレッチの方法を指導して、施術を終了しました。

曲げる途中が辛く、曲げ切ると楽になる腰痛 50代男性

【症例】50代男性

【初回日】’17年11月18日(施術回数2回)

【現病歴】
’17年11月15日から腰が痛み出した。
思い当たる節は特に無い。
痛みの程度は平行線で、痛みが出ない姿勢もある。
ストレッチや腰痛ベルトをすると少し楽になる。
医者には掛かっていない。
症状が改善すれば、方法は何でも構わない。

【症状の確認】
前屈(+)
後屈(+)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(-)左(+)
靴下を履く動作:右(+)左(+)

前後屈は曲げている途中の特定の角度で痛みが出ますが、曲げ切ると痛みは楽になります。
左側屈で右腰、左回旋で腰全体に痛みが出ます。

【触診】
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〇:圧痛あり
✕:圧痛なし

いわゆる腰の部分には圧痛は検出できず、お尻の筋肉と鼡径部に圧痛を検出できました。
足の甲も触診しましたが、特に目だった圧痛は検出できませんでした。

【施術】
鍼施術の経験はかなり以前に数回ある程度とのことだったのと触診時のリアクションから、マッサージでの施術を提案し了解をいただきました。
まずうつ伏せになってもらい、臀部を中心に下肢全体を十分に解しました。
首肩こりもあるとのことだったので、頚肩部にも軽くマッサージを施しました。
次に仰向けになってもらい、膝を伸ばしたまま両脚を他動で左右に動かすと、左右どちらに動かしても右腰に痛みが出るそうです。
ここで臀部を中心に下肢にストレッチを施しました。
すると、先ほど動きでの痛みが改善しました。
起き上がってもらい、最初と同じように動いてもらうと、前屈での痛みが残っていましたが、後屈、左側屈、左回旋、靴下を履く動作での痛みが無くなっていました。
いつも通りの生活で過ごすことと、体、特に腰を冷やさないように気を付けるよう指示して初回を終了しました。

《第2回》’17年11月25日(初回の7日後)

【経過】
「まだ少し痛むが、だいぶ動けるようになった」
「痛む部位が左だけになった」

【症状の確認】
前屈(+)
後屈(±)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(+)左(+)
靴下を履く動作:右(-)左(-)
痛みは全て左腰にのみ出ます。

【施術】
うつ伏せになってもらい、左を中心に臀部、更には頚肩部にマッサージを施しました。
仰向けになってもらい、立位での回旋に近い、両膝を立てて揃えた状態から左右に倒してもらうと、右に倒した時に左腰に痛みが出るそうです。
左に倒しても痛みはありません。
そのまま左下肢に対して、臀筋を中心にストレッチを施しました。
すると、先ほどと同様に膝を右に倒しても痛みが出なくなりました。
最後に起き上がってもらい、最初と同じ動きをしてもらうと、前後屈、左右の回旋での痛みが無くなっていました。

【その後】
12月1日に来院された際に、腰の様子を伺うと、「軽くなって、痛みもない」とのこと。
腰痛や今後の下肢症状の予防の為に、股関節を使い臀筋を鍛えるスクワットと片脚スクワット(片脚立ちでの安定性は右>左)を指導し、下肢のストレッチを施して、この日は終了しました。

ヨガのポーズで生じる右膝痛 50代女性

【症例】50代女性

【初診日】’17年5月7日(施術回数1回)

【現病歴】
’17年2月に子供とサッカーをやった後くらいから、右膝の痛みがひどくなりだした。
それ以前にも多少痛みはあったが、今は歩いたり、曲げたりするだけで痛む。
サウナやお風呂で血行をよくすると、痛みが改善する。
歩きやヨガのあるポーズを取ったり、階段の昇り降りで痛みが出る。
医者では「靱帯の損傷」、「骨挫傷」などと言われた。

【症状の確認】
しゃがむ動作(+)※特に膝が90度程度曲がった瞬間が痛みます。
正座(+)
歩行(-)
階段:昇(+)降(-)
ヨガのポーズ「ヴルクシャアサナ」(+)
※痛みで右足のつま先が、左脚の脛骨粗面(膝がしらの直下)までしか上がりません。

【片脚立ちでのフラツキ】
右>左

【触診】
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◎:強圧痛
〇:圧痛
✕:圧痛無し

右大腿内側遠位部と鼡径部に強圧痛を検出できました。

【施術】
方法は「何でも構わない」とのことだったので、まずはストレッチで右大腿内側をほぐしました。
ベッド上で膝を屈曲しましたが、それほど痛みは改善しませんでした。
次に、大腿内側遠位部にマッサージを施しました。
すると、屈曲時の痛みが改善しました。
更に、右の臀筋と下肢後面のストレッチを施して、起き上がってもらい、症状を確認しました。
しゃがむ動作ではしゃがみ切った所で痛みがあるそうですが、膝が90度の瞬間の痛みは無くなっていました。
ヨガのポーズでも先ほどより膝が曲がるようになり、右足のつま先が左脚の膝頭の上まで上がるようになりました。
正座と階段昇ではまだ痛みがあります。
最後に右の曲泉穴と商丘穴にピソマⅠを貼付して、大腿内側のストレッチを行うよう指示して施術を終了しました。
帰り際、「履き物が足に較べて大きいな」と思い、「足に合ってますか?」と聞いたところ、「大きいです」との返事。
「緩過ぎる靴を履いていると、膝の痛みの原因になることがあるので、特に辛い今だけでもいいから、足に合った靴を履いた方がいいと思いますよ」とお伝えしました。

【その後】
初診の11日後に予約をいただいていましたが、9日後になって「すっかり良くなったから、予約はキャンセルしたい」との連絡をいただきました。

テニス肘と言われた左肘痛 50代女性

【症例】50代女性

【初診日】’15年7月8日(施術回数2回)
※以前に頭痛で来院あり。

【現病歴】
以前から左半身に痛みを感じることがあったが、頭痛と首痛が改善されたせいか、左肘の痛みが気になるようになった。

【症状の確認】
屈曲(-)
伸展(-)
橈屈(±)
尺屈(-)
回内(-)
回外(±)
把持動作(±)
肘関節伸展位での把持動作(+)

以上から肘関節伸展位での把持動作を症状改善の目安としました。

【触診】
痛みを感じるという肘後面を触診すると、天井穴、肘髎穴、手五里穴付近に圧痛を検出できました。

【施術】
座位で圧痛を検出した部位にハペパッチを貼付すると、把持動作での痛みが無くなりました。
残った時間で頚肩部に母指圧迫を施して、初診を終了しました。

《第2診》’15年8月1日(初診の24日後)

【経過】
7月24日までは調子が良かったが、肘の痛みが再燃しだした。
整形外科でテニス肘と言われ、ロキソニンテープの貼付とリハビリを行っている。

【副訴】
職場のクーラーがきついせいか、頭痛も再燃している。

【症状の確認】
屈曲(-)
伸展(+)
橈屈(-)
尺屈(-)
回内(-)
回外(-)
把持動作(-)

【施術】
左前腕の肘周りの筋肉に手掌圧迫や母指圧迫を施したところ、伸展による痛みが消失しました。
マッサージ10分を追加していただき、頚部に母指圧迫を施したところ、頭痛も軽くなったそうです。

抱っこで生じた右頚部の痛み 30代女性

【症例】30代女性

【初診日】’17年2月21日(施術回数1回)

【現病歴】
3日前の2月18日の夕方から首が痛くなりだした。
横を向いたり、左に捻ると痛む。
子供を抱っこしたことと、疲労が原因として思い当たる。
痛みの程度は発症時からほぼ平行線で、湿布を貼ったり、睡眠後は楽になる。
新しい仕事を始めてまだ間もないので、なるべく早く痛みを改善させて仕事に集中できるようにしたい。

【既往歴】
20代で自然気胸。

【触診】
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右の天柱穴と肩外兪穴に強圧痛、曲池穴、巨骨穴、合谷穴といった箇所に圧痛を検出できました。

【症状の確認】
頚部の動き
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(-)左(+)
※痛みは全て右側に出ます。

【施術】
弱い刺激での施術を希望されたことと、触診時の押圧ですら痛がったことから鍼での施術を選択。
まず伏臥位で圧痛を検出した天柱穴や肩外兪穴を中心に僧帽筋上部線維、曲池穴、合谷穴に単刺術を施しました。
起き上がってもらい頚を左回旋してもらうと、可動域が広くなったものの痛みは「最初と変わらない」とのこと。
座位のまま痛みを感じるという、頚百労穴に運動鍼を施すと、可動域が更に広がり、痛みも「少なくなった」とのこと。
咬筋が右の方が発達していたことと、奥歯も右の方がすり減っていたことから、夜間に食い縛りがあることが考えられ、それが頚の筋肉を硬くしている可能性について説明。
筋肉を柔らかく保つために、頚周りの保温と運動を心掛けるよう指示しました。
説明後に再度頚を動かしてもらうと、少し冷えたせいか痛みが再燃していたので、把握揉捏や手掌軽擦で頚部を刺激して温めると痛みが改善しました。

【その後】
9日後にお電話で「スッカリ良くなった」とご報告いただきました。

階段昇降で生じた左踵の痛み 50代女性

【症例】50代女性

【初回日】’16年6月1日(施術回数2回)

【現病歴】
’16年5月23日に昼休みに階段の昇り降りをした際に少し左踵に軽い痛みを感じだし、夕方から階段の昇りで痛みが強くなった。
階段を降りる時は痛みは無い。
5月28日に整形外科に行き、レントゲン撮影したが異常はなく、超音波検査で「内くるぶしの下の関節が炎症していて、アキレス腱にも影響している」と言われた。
シーネ固定、湿布、痛み止め薬を処方してもらったが、痛みに変化は無い。

【既往歴】
特に無し。

【触診】
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〇:圧痛あり
✕:圧痛無し

左足の甲と踵に圧痛を検出しました。
右足の同部位には圧痛はありませんでした。

【症状の確認】
踏み台昇り(+)
踏み台降り(-)
歩行(+)
片足スクワット(+)

【施術】
施術方法については特に希望がないとのことだったので、まずは座位で圧痛を検出した左の崑崙穴と太谿穴にハペパッチを貼付。
すると踏み台昇りでの痛みが無くなりましたが、片足でスクワットをするとまだ痛みがあります。

次に仰臥位になってもらい左足全体、特に甲を中心にマッサージを施しました。
実際に階段を昇ってもらうと、「少し痛みがあるが、施術を受ける前は一段ずつしか昇れなかったのが、今は普通に昇れる」とのこと。

もう一度座位になってもらい、左の崑崙穴と太谿穴周囲を触診し検出した圧痛部位にハペパッチを貼付。
すると片足スクワットでの痛みが「外側だけになった」そうです。

最後に左足の筋肉をほぐす方法を伝えて初回を終了しました。

《第2回》’16年6月11日(初回の10日後)

【経過】
6月4・5日と動き回ったためか、7日か8日にまた踵が痛み出した。
今は違和感程度になっている。

【症状の確認】
踏み台昇り(+)
踏み台降り(-)
片脚スクワット(+)

【片脚立ち能力の確認】
片脚スクワットでのフラツキ:右≒左

【施術】
左臀筋のペアストレッチを施すと、片脚スクワットでの痛みが改善しました。
仰臥位になってもらい左足部にマッサージを施すと、片脚スクワットでの痛みが「踵ではなく甲に感じる」そうです。
座位で甲を触診すると、足臨泣穴と薬趾端に強い圧痛を検出できたので、同点にハペパッチを貼付。
すると甲に感じていた痛みも消失しました。
最後に臀筋のセルフストレッチの方法を伝えて第2回を終了しました。

足底筋膜炎と言われたことがある右踵痛 20代女性

【症例】20代女性 東京都八王子市在住

【初診日】’15年7月28日(施術回数1回)

【現病歴】
’15年7月26日から右踵が痛むようになり出した。
ややソールが硬い靴を履いて歩いたことが原因として思い当たる。

【既往歴】
5年前に同様の踵の痛みで病院に行ったところ、足底筋膜炎と言われステロイド注射を打って痛みは改善した。

【症状の確認】
アキレス腱伸ばし(-)
膝の屈伸動作(-)
片足立ち(-)
片足つま先立ち(-)
片足踵立ち(+)
歩行(±)

【触診】
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〇:圧痛あり
右の踵とふくらはぎの内外に圧痛を検出できました。

【施術】
施術方法には特に希望をいただかなかったので、右踵の内外にハペパッチを貼付しました。
崑崙穴と太谿穴に貼付したところ、片足踵立ちした際の痛みが内側にだけ残りました。
更に細かく触診して圧痛を検出した、水泉穴と内失眠穴にハペパッチを貼付したところ、踵立ちでの痛み、歩行時の違和感が無くなりました。

寝起きに痛む左腰痛 30代女性

【症例】30代女性

【初診日】’16年5月7日(施術回数1回)
※以前に鼡径部の痛みで来院あり。

【現病歴】
1か月くらい前から寝起きに左腰が痛むようになった。
それまでも中学生くらいの時から立ち続けていると左腰が痛くなることがあった。
今は台所作業でも痛みがある。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(+)
側屈:右(+)左(-)
回旋:右(-)左(-)

【施術】
かなり痛みに敏感なことが前回の施術時にわかっていたので、この日も前回同様ストレッチでの施術を試みました。
まず左臀筋のペアストレッチと股関節揺らしを入念に施しました。
ここで起き上がってもらい痛みがあった後屈と右側屈を行ってもらうと、違和感程度で痛みはかなり改善していました。

その後、臀筋のセルフストレッチの方法の話をしていると、右股関節の可動域が左よりも小さいことがわかりました。
本人も左脚で立った時の方が「何となく安定する感じがする」そうです。
「左腰が痛くなる原因は右股関節の動きが悪いことが原因かもしれません」と説明して、左腰の痛みが治まったら右のお尻のストレッチを普段は行ってみることや、意識的に右脚で立つことと肩掛けカバンを右肩に掛けると左右のアンバランスが改善することを説明して施術を終了しました。

起床時に痛む左腰痛 70代男性

【症例】70代男性 運転手

【初診日】’16年11月14日(施術回数1回)

【現病歴】
’16年11月1日から左の腰に痛みが出始めた。
20年前にくしゃみでぎっくり腰になったことがあるが、今回は思い当たる節がない。
体を動かしていると楽になるが、起床時や運転中に痛みが悪化する。
整骨院では「座りっ放しがよくない」と言われた。
11月6日に整骨院の施術で改善したが、翌日から再度痛み出した。
知人に「腰痛には鍼が効く」と言われたので、鍼を受けたい。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(+)
後屈(+)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(-)左(-)
靴下を履く動作:右(-)左(+)

〈仰臥位〉
脚振り:右(-)左(+)
レッグレイズ:右(-)左(+)
上体起こし(+)

【触診】
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〇:圧痛あり
✕:圧痛無し

左の腰部と鼡径部、更に左右の中足骨間部に圧痛を検出できました。

【施術】
まずは仰臥位で単刺術を左右の中足骨間部に施しました。左のレッグレイズでの痛みが改善しました。
次に臀筋のペアストレッチを施しました。しかし左に脚振りすると、まだ左腰に痛みが出ます。
「もうちょっと良くなってもいいはずなんだけどなぁ」と思いながらも、手を止めずに左鼡径部に指圧を施すと左脚振りでの痛みが無くなりました。
起き上がってもらい症状を確認すると、前屈、後屈、左側屈、靴下を履く動作での痛みがありませんでした。

施術後に「筋肉が硬くなったことによる痛みだったと思います」と説明し、仕事の合間に体操するよう指示して初診を終了しました。

ストレッチで著効した抱っこによる後屈時の腰痛 30代女性

【症例】30代女性

【初診日】’14年3月2日(施術回数1回)

【現病歴】
妊娠中から腰痛になり、出産後も痛みが引かない。
子供を抱っこすると痛みが悪化する。
お風呂に入ると改善する。

「抱っこで悪化する」とのことなので、実際にどういった体勢で抱っこしているのか見せてもらうと、抱っこそのものは問題無かったのですが、抱きかかえる時と下ろす時に膝を伸ばしたままの姿勢を取られていました。
この姿勢を取ると痛みも出ます。

「それじゃあ腰痛にさせてくださいって言ってるようなものですよ」と思わず突っ込んでしました。
しっかり膝を曲げ、腰を落としてから抱きかかえたり、下ろしたりする動作をしてもらうとそれだけで痛みが出なくなりました。

【痛みの確認】
後屈と仰向け寝で左腰に痛みが出ます。
前屈、左右側屈・回旋では痛みはありません。

【治療】
股関節揺らしを行うと仰向け寝の痛みが無くなりました。
膝倒しは気持ちいいそうなので、少しストレッチしました。
うつ伏せになってカエルを行おうとしたら、どちらの脚を持ち上げても痛みがありませんでした。
大腿前面と外旋筋のストレッチが気持ちいいそうなので、こちらもストレッチしました。

ここで起き上がって後屈してもらうと痛みがなく、むしろ前屈の時に右腰が気になるそうです。

圧痛のあった右屈伸にパイオネックス・イエローを貼付すると前屈の痛みも改善しました。

揺らしを行い、腸内ガスのために糖質制限食を、手荒れのためにワセリンでの保湿、メガネのフレームがずれていたので宮下さんの検眼を受けること、抱っこの仕方を変えるよう指示して治療を終了しました。