タグ別アーカイブ: 2012年

妊娠してから続く腰痛 30代女性

【症例】30代女性

【初診日】’12年12月15日(施術回数1回)

【現病歴】
1年半前に妊娠してからずっと腰痛、背部痛がある。
今は育児で抱っこをする機会が多く、腰痛、肩こりが取れない。
3年前にギックリ腰をやって以来、年に数回ギックリ腰になる。
3年前のギックリ腰の時は腰椎椎間板ヘルニアと言われ、整骨院で1~2週に1度の間隔で2年近く治療を受けた。

【動作時の痛みの確認】
後屈で左右の腰に、左回旋で右の腰にそれぞれ痛みを感じます。
前屈、右側屈、左右回旋では痛みはありません。

【治療】
股関節揺らし、膝倒し、カエルを行うと、後屈・左側屈の痛みが改善しました。

残った痛みに対して左右衝陽にパイオネックス・イエローを貼付すると、
後屈・左側屈の痛みが無くなりました。

時間が余ってしまったので、首の痛みの治療、指もみ、揺らしを行い、股関節揺らし、膝倒し、カエルを日々励行するよう指導して治療を終了しました。

「老人性」と言われた育児で生じた右腰痛 50代女性

【症例】50代女性

【初診日】’12年12月11日(施術回数1回)

【現病歴】
孫3人と同居しており、3人とも育児が必要で、そのためか常に腰に重い感じがある。
病院では老人性の腰痛と言われた。

【動作時の痛みの確認】
腰の前屈は痛みが無く、後屈、左右の側屈、左右の回旋で右腰に痛みがある。

【治療】
操体法を4種行うが、後屈の痛みが減った程度の改善でした。

患部を触診すると、右大腸兪付近に2点圧痛を検出しました。
同点にパイオネックス・イエローを貼付すると、すべての動作で痛みが消失しました。

時間が余ったので、右足親指と左膝の治療も行いました。

再発しても治療いらずになった腰痛 20代男性

【症例】20代男性

【初診日】’12年12月1日(施術回数1回)

【現病歴】
高校時代運動部に所属していてそれ以来腰の痛みが常にある。
牽引やバランスを整える筋トレを行ったが痛みは変わらない。

【動作時の痛みの確認】
腰の前屈、後屈はそれほど痛みが無く、右側屈と左右の回旋動作で左腰に痛みがある。

【治療】
現在も運動を続けていて、再発の可能性があると考えられたので、再発時も自力で回復できるよう操体法による治療を試みました。
股関節揺らし、膝倒し、うつ伏せでの腿上げを行ってもらい、再度痛みを確認するとすべての動作で「10から3に減った」とのこと。
左足臨泣にパイオネックスを貼付すると、3あった痛みも消失。
操体法の復習を行い、普段から行うよう指導して治療を終了しました。

【その後】
偶然会った際に様子を伺うと、「痛くなったら体操をして治している」とのことでした。

痛む動作と反対に動くだけで改善した右腰痛 20代男性

【症例】20代男性

【初診日】’12年11月24日(施術回数1回)

頭痛が主訴でしたが、腰も痛むとのことだったので治療しました。

【現病歴】
仕事で前屈みになる時間が長いせいか夕方以降腰が痛くなってくる。

【痛みの確認】
左側屈と右回旋で右腰に痛みが出ます。
前後屈、右側屈、左回旋では痛みは出ません。

【施術】
側屈、回旋ともに痛む動作と反対方向にストレッチすると痛みが無くなりました。

【感想とか】
恐らく仕事中の無理な姿勢による筋緊張からくる痛みだったと思われます。
この場合、仕事中の姿勢を見直さない限りは根本的な解決にはなりません。
ただすぐに姿勢を変えられかは、職場の環境などの条件が整うまでできないこともありますので、とりあえず「痛む動きと反対方向にストレッチする」ことで痛みが軽減・消失することを知っておくことも重要だと思います。

痛む動作と反対に動くだけで改善した腰痛 30代女性

【症例】30代女性

【初診日】’12年11月2日(施術回数1回)

【現病歴】
左右の腰が1週間前から痛み出した。
2月にギックリ腰になった際には、整体で姿勢が反り気味なことが痛みの原因と言われた。

【痛みの確認】
後屈で腰の真ん中に痛みがあります。
前屈、側屈、回旋では痛みはありません。
痛みを感じる部分を押してもそれほど痛みはありません。

【治療】
痛む動作が後屈だけだったので、前屈のストレッチをやってもらうとそれだけで後屈の痛みが無くなりました。

この症例の様に、後屈が痛ければ前屈、右側屈が痛ければ左側屈といったように、「痛む動作と反対の動きをする」だけでも痛みは軽減することがあります。
ぜひ試してみてください。

※反対の動きも痛い場合は行わないで下さい。

局所・足の刺激で治らなかった夕方以降に悪化する右腰痛 30代男性

【症例】30代男性

【初診日】’12年10月27日(施術回数4回)

【現病歴】
1年半前に仕事で地面に座った作業を1週間続けて以来、右の腰と足に痛みとしびれがある。
痛みは夕方から夜にかけてが特に痛む。
仕事は座り仕事がほとんどだが、休みの日でも夜には痛みがある。
起床時も痛みがあるが、1時間後にはそれほど痛みはない。
医者では坐骨神経痛と言われた。

【痛みの確認】
前屈で右の腰に痛みがある。
後屈、側屈、回旋では痛みはない。
痛みを感じる部分を押してもそれほど痛みはない。

【治療】
「1診目」
右F4・5に灸を7~8壮行うと「少しましになった」とのこと。
右委中を押圧しながら、前屈してもらうが痛みに変化がない。
股関節の揺らし、つま先上げを行うも膝窩のコリには変化なし。
膝倒しは始めからニュートラル。
カエルで大腿前面の痛みが減るが、前屈時の痛みは変化無し。
右小趾内側の圧痛点へのパイオネックスでやや痛みが減る。
右小趾趾腹へのソマレゾン、右下腿へのハペシート、
右衝陽・ソケイ部へのパイオネックスでは痛みは変化無し。
右商丘・照海のパイオネックスで座位での前屈時の痛みは減るが、立位での前屈時の痛みは変化無し。

「2診目」
「前回治療後は少し楽になった」とのことだったが、痛みの確認をすると前屈・後屈・右回旋と前回よりも痛みが出る動作が増えている。

右F4・5、左右H5F5を井穴刺絡するが痛みに変化がない。
腹診で左季肋部に圧痛が見られてので、右F2・左F1でこの圧痛を消失させるが痛みには変化がない。
ベッド上で股関節揺らしを行うと腰に痛みがあるとのこと。

右臀圧周囲3点に鍼すると、局所の圧痛とkボンネットテストの痛みが減少。

ここで最初に痛みがあった動作を確認すると、後屈での痛みが無くなっていたが、前屈・右回旋ではまだ痛みがある。

右足臨泣にパイオネックス・イエローを貼付すると、右回旋の痛みが消失。
座った感じも最初よりは楽になったとおっしゃる。

「3診目」
「夕方からの痛みは変わらずある」とのこと。
前屈・左回旋で痛みがある。
右足臨泣へのパイオネックス・グリーンで左回旋の痛みが少し改善。
右照海・崑崙へのパイオネックス・グリーンで前屈が少し楽になる。
右内足通谷へのパイオネックス・グリーンでまた前屈時痛が楽になる。

「4診目」
「夕方の痛みは変わらずある」
「座った状態でお尻と膝の裏が気になる」
前屈・後屈で腰に、左回旋で右膝裏に痛みがあります。
右薬趾へのソマレゾンで左回旋時の膝の痛みが減少しました。
右小趾へのソマレゾンでは前屈の痛みは変わりませんでした。

操体法のつま先上げを行うが、膝窩のコリは変わらず。
右屈伸3点に鍼、臀部の圧痛点5点にソマセプトを貼付したが、前屈・後屈の痛みは変わらない。
右F3・2・1・4を井穴刺絡、右趾先端を刺絡するも前屈の痛みは変わらない。

思いつく限りの治療法を行ったが改善があまり見られなかったので、他院を受診するようお勧めして治療を終了しました。

【その後】
4診から3ヵ月後にお電話してみたところ、まだ痛みがあり、整形外科に通っているとのことでした。

盲腸オペ痕による右腰痛 50代女性

【症例】50代女性

【初診日】’2012年10月1日(施術回数1回)

【現病歴】
昨日屋外で一日座っていたら右の腰が痛くなった。

【動作時の痛みの確認】
腰の前屈、後屈、左側屈動作で痛みがあり、ベッドに仰向けになった状態でも痛みがあるが、膝を曲げると痛みが軽くなる。

【治療】
既往歴に盲腸があるので、右F1・F6を刺絡。
これで前屈・後屈・左側屈の痛みがかなり軽減。

次に右F4を刺絡すると、前屈と左側屈の痛みが消失。
後屈時の痛みがまだ残る。

盲腸オペ痕部の圧痛点にパイオネックスを貼付すると、後屈時の痛みも消失。
治療後は「腰がすごく軽くなった」とのこと。

1週間後に肩こりで来院されるが、腰の痛みはほとんど無いとのことなので略治としました。

様々な原因からのぎっくり腰 43歳女性

【症例】43歳女性

【初診日】’12年9月17日(施術回数1回)

【現病歴】
昨日の朝に腰を痛め、家事をこなすのが苦痛。
思い当たる原因としては冷蔵庫の一番下の棚から物を取り出そうと腰を無理に曲げたこと。

【動作時の腰の痛みの確認】
前屈は45度程度で痛みがあり、後屈はほとんどできない。
側屈は左右ともに痛みがあり、捻っての痛みはありません。

【治療】
単純な筋肉の問題と考え、まず左右のF4・F5を刺絡。
これだけで前屈と右側屈時の痛みが消失しました。

次に虫垂炎の既往があったので、手術痕部の圧痛点にパイオネックス・イエローを貼付しました。
これで後屈時の痛みがなくなり、可動域も改善しました。

操体法を3種行うと左側屈時の痛みも無くなりました。

操体法3種とF4・F5へのお灸を指示して治療終了しました。

帰り際に「治療前は痛みで前屈みになっていたが、今はまっすぐ立てる」と仰る。

4日後に症状の経過を伺った際には、「かなり楽」とのことなので略治としました。

2点の刺激で著効した前屈・着座時痛  20代女性

【症例】20代女性

【初診日】’12年8月11日(施術回数1回)

【現病歴】
3日前から左腰に痛みがある。
腰痛は高校生の時からあり、ダンスが原因だと考えている。
前屈したり、座ったり、長時間同じ姿勢でいると痛んでくる。数日後に長時間飛行機に乗るので、なるべく早くこの痛みを何とかしたい。

【痛みの確認】
前屈・着座した際に左腰の腎兪付近に痛みがあります。

【治療】
左F3・4にピソマⅡを貼付すると前屈・着座時の痛みが消失。
治療開始5分と経たずに痛みが無くなってしまったので、余った時間で操体法3種を行い、次リョウに冷えが見られたので、同点にお灸をし、ピソマの使用法を伝えて治療を終了しました。