内臓と精神

最近、内臓、特に腸と精神が関係している、もしくは内臓が精神を形成しているという考えをよく耳にします。

「はらわたが煮え返る」、「腹がたつ」、「腹に据えかねる」など日本人は昔から「ハラ」と「ココロ」のつながりを感じている民族だったと考えられます。

色々と調べてみると、西洋医学的にも「ハラ」と「ココロ」はつながりがありそうだったので、全くの推論ですが、以下に私の考えを書いてみます。

セロトニンについて wikipediaより

セロトニンはヒトを含む動植物に一般的に含まれる化学物質で、トリプトファンから産生される。
人体中には約10ミリグラムのセロトニンが存在しており、そのうちの90%は小腸の粘膜にあるクロム親和細胞(EC細胞とも呼ばれる)内にある。
クロム親和細胞はセロトニンを合成する能力を持っており、ここで合成されたセロトニンは腸などの筋肉に作用し、消化管の運動に大きく関係している。
ここで合成されたセロトニンの一部(総量の約8%)は血小板に取り込まれ、血中で必要に応じて用いられる。

残りの2%のセロトニンは中枢神経系(今後脳内セロトニンと記載)にあり、これらが人間の精神活動に大きく影響している。
日常生活から、うつ病や神経症などの精神疾患(無論全てではない)に至るまで脳内セロトニンの影響が注目されるようになり、近年では、セロトニン系に作用する薬物を用いることによって、これらの疾病を治療することができるようになった。
主な薬物に SSRI や SNRI があり、両者共シナプスから放出されたセロトニンの再吸収を阻害する事により、症状を改善する。

wiki中では、全く腸と精神については触れていないのですが、これってまさしく、腸と精神の関係について述べてる文章なのでは?と私は考えます。

下腹部を切る手術を行った(腸の納まりが悪い)方に、うつ病等の精神科疾患をお持ちの方が多いと伺っています。
お薬で解決しようとしても、身体の状態が整っていないと、余計に身体にとって負担になってしまうのではと私は考えます。

例)セロトニンを産生するよう指示(リフレックスの作用機序)しても、身体が産生する力を持っていない(=腸の働きが悪い)等

手術以来、気分が落ち込みやすい、薬を飲んでも気分が改善しないという方は、一度鍼灸治療で「ハラ」の状態を整えてみてはいかがでしょうか?

(2011年5月21日ブログ掲載の記事を再掲)

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