「軟骨が無い」と言われた右肩痛 50代女性

【症例】50代女性 会社員 川崎市多摩区在住在住

【初診日】’15年3月31日(施術回数2回)

【現病歴】
’13年1月頃から右肩が重だるく、ジーンとするようになった。
特に思い当たる原因はない。
整形外科でレントゲンを撮り、「軟骨が無いことが原因」と言われ、注射せずに運動のみ行っていたが改善が見られず、その後注射を受けたところ可動域が改善した。

【既往歴】
高校生の頃に盲腸の手術
帝王切開を2回

【随伴症状】
左踵にも痛みがあり、整形外科では「骨棘がある」と言われた。
胸やけ、消化不良になることが多く、逆流性食道炎の疑いがあり、胃カメラをで検査する予定。

【症状の確認】
<肩関節の動き>
前方挙上(+)
側方挙上(+)
水平内転(+)
水平外転(+)
結髪動作(+)
結帯動作(±)
※挙上動作の可動域は120°

【触診】
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〇:圧痛あり
✕:圧痛なし

【施術】
施術方法は特に希望はないとのことだったので、圧痛を検出した大胸筋部と広背筋部を中心に肩関節周囲に対してマッサージでの刺激を試みました。
まず伏臥位で右の大円筋筋腹部、巨骨穴部、前腕橈側をほぐしました。
次に仰臥位になってもらい、大胸筋部と広背筋部をほぐしました。
その後起き上がってもらい状態を確認しました。
前方挙上、側方挙上共に135°まで上がるようになり、水平内転と水平外転での痛みが無くなりました。
結髪動作と結帯動作での痛みにはそれほど大きな変化は見られませんでした。
最後に大胸筋と大円筋のセルフマッサージと、お腹の状態をよくするために糖質制限をしてみるよう指示して初診を終了しました。

「第2診」’15年4月19日(初診の20日後)

【経過】
「どんどん痛みが減ってきていて、可動域も改善している」

【症状の確認】
<肩関節の動き>
前方挙上(+)
側方挙上(+)
水平内転(+)
水平外転(+)
結髪動作(-)
結帯動作(-)
※挙上動作は135°まで

【施術】
仰臥位で右の三角筋前部線維、大胸筋部、広背筋部をマッサージで十分にほぐしました。
すると前方挙上が160°、側方挙上が150°まで上がるようになり、水平内転と水平外転では痛みが無くなりました。
残った時間で左踵痛の施術を行って、第2診を終了しました。

【その後】
’15年5月13日(初診から44日後)に通りがかりに立ち寄っていただいたところ、「右肩はほとんど痛くない」とのご報告をいただきました。