手術痕部と患部へのアプローチで著効した首痛  30代 女性

【症例】30代 女性 2013年3月19日初診

【現病歴】
3日前の起床時に急激に首と肩が痛くなり、上を向けなくなり、手を伸ばそうとすると背中に痛みを感じる。
首の痛みはだいぶ良くなったが、右の肩甲骨周りと首すじに痛みがある。

受傷当日に整体にかかり、運動不足が原因と言われた。

【痛みの確認】
首の後屈、左右の側屈、左回旋、右斜め前屈、左斜め後屈で右の首から肩にかけてに痛みが出ています。
前屈、右回旋、左斜め前屈、右斜め後屈では痛みはありません。

【治療】
盲腸オペの既往があったので、右F2にピソマを貼付すると左側屈、左回旋での痛みが軽減。
後屈と右側屈の痛みが残ります。

後屈が特に痛むとのことなので、右F6へのピソマ、左右合谷・右少海の指圧をしましたが、痛みはほとんど変わらず、百会の鍼で少し軽くなった程度でした。

ここで患部である右膏肓付近を触診すると圧痛があったので、押しながら首を動かしてもらうと、全ての動きで痛みが無くなりました。

膏肓にパイオネックス・イエローを貼付して再度痛みが無いことを確認。
時間が余ったので、揺らし等をして治療を終了しました。

数日後に電話で様子を伺うと、首肩ともに調子よく、日常的に歩くよう心掛けているとのことでした。

【感想とか】
盲腸オペの既往があった場合、右F1・6がセオリーですが、この症例が示すようにF2も有効なようです。