治療直後に消失したが翌日には戻ってしまった右首痛 20代 男性

【症例】20代 男性 2013年1月21日初診

【現病歴】
2~3週間前から右肩に痛みとしびれがある。
同様の症状が1年前にもあり、接骨院に1ヶ月通院して改善した。

【痛みの確認】
右腕を前方挙上、側方挙上、水平内転・外転、結髪・結帯動作しても痛みは出ません。
首の後屈、右側屈、右回旋で右肩に痛みが出ます。

お酒をよく飲むとのことだったので右季肋部を触診すると、激痛の圧痛点と普通の圧痛点が一点ずつあります。

【治療】
右F2・6、左F1・6にピソマⅡを貼付しましたが、右季肋部の圧痛は変化ありません。

デスクワークが多いとのことだったので、左右の攅竹・太陽・瞳子リョウをティソマで刺激しました。
眼睛疲労は改善しましたが、首の痛みに変化はありませんでした。

右H6にパイオネックス・オレンジを貼付すると、後屈の痛みが少し減りましたが、右側屈・回旋の痛みは残ります。

左中渚にパイオネックス・イエローを貼付すると、後屈、右側屈、右回旋全てで右首の痛みが無くなりました。
むしろ「(後屈で)左首が気になる」とのこと。
この違和感は百会のやや左の単刺では取れず、左天柱への刺鍼で消失しました。

2日後に様子を伺うと「次の日には元に戻ってしまい、今朝は同じ場所が寝違えてしまった」とのこと。

【感想】
この症例の様に何名かの方は治療直後は痛みが改善したにもかかわらず、当日、もしくは翌日に元に戻ってしまうことがあります。

この場合、大きく分けて以下の2点が考えられます。
・日常生活中に原因があるか、
・新たに痛みが発生してしまったか

もう一度ご来院頂いてセルフケアの方法等詳しく説明しながら治療させて頂ければと思っているのですが、大抵の方はそれ以来ご来院いただけないのが現状です。

今後このあたりの説明の仕方を改善していかなければと思っています。