ソファーに座って悪化した腰痛 40代男性

【症例】40代男性 川崎市多摩区在住

【初診日】’15年8月19日(施術回数3回)

【現病歴】
’90年頃から屈むと腰が痛むようになり、20歳(’95年)頃にぎっくり腰になった。
筋トレをすると痛みが軽くなり、電車に座るなどして同じ姿勢をしていると痛みでじっとしていられなくなる。
20歳で整形外科に行った時は、ヘルニアと言われた。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(+)※中間点あたりで痛みが出ます
後屈(+)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)

〈仰臥位〉
膝を伸ばすと曲げている時よりも痛む
足振り:右(-)左(-)
膝倒し:右(-)左(-)
上体起こし(-)

【触診】
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〇:圧痛あり
✕:圧痛なし

痛みを感じる腰には圧痛は無く、臀部に圧痛が多数検出できました。

【施術】
施術方法に関しては「治れば何でもいい」とのことだったので、まずは仰臥位での臀筋のストレッチを左右両方に施しました。
起き上がってもらい前後屈してもらうと、前屈の痛みは改善したものの、後屈での痛みが残ります。
次に座位になってもらい足を触診すると、親指の爪の付け根(F2’)に圧痛を検出できました。
同点にピソマⅡを貼付し、再度後屈してもらったところ、痛みが改善していました。
最後に臀筋のストレッチを覚えてもらって、初診を終了しました。

「第2診」’15年8月22日(初診から3日後)

【経過】
「ストレッチをやっているがまだ痛みがある」
「ストレッチ後は楽になる」
「電車に座っていても痛みは無かった」

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(+)
後屈(±)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)
靴下を履く動作:右(+)左(+)

【施術】
初診時にF2’が効いたことと、脚を上げる動作で痛みが出ることから、この日はまず鼡径部を指圧で弛めました。
その後、股関節揺らしも施し、再度症状の確認を行いました。
すると、予想通り今回は前後屈、靴下を履く動作の全てで痛みが消失していました。
最後に鼡径部のストレッチを覚えてもらい、第2診を終了しました。

「第3診」’15年8月31日(初診から12日後)

【経過】
「増悪、改善を繰り返しながら、まだ痛む」
「同じ姿勢でいた後が辛い」
「8月29日に家のソファーで座っていたら、夜に痛みが辛くなった」

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(+)
後屈(±)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(+)左(-)

【施術】
第2診と痛み方がほぼ同じだったので、再度鼡径部の指圧を施しました。
臀筋のストレッチも施し、症状を確認すると、前後屈、右回旋での痛みは消失していました。
ソファーに座っている状態から起き上がる動作が腰の負担が非常に大きいことを説明すると、「長い間使っていることもあって、だいぶ沈み込んでいる」とのことだったので、ソファーを替えてみるか普通の椅子に座ってみるよう伝えて、第3診を終了しました。