半年以上患ったヘルニアからくる右坐骨神経痛 40代 女性 川崎市多摩区在住

【症例】40代 女性 川崎市多摩区在住 2014年7月25日初診(治療回数2回)

【現病歴】
’13年11月から右腰が痛くなり、その後右脚にズキズキしたシビレがある。
医者では「第4・5腰椎のヘルニアからくる坐骨神経痛」と診断され、薬と座薬を処方された。

座薬、お風呂で痛みは改善するが、歩いたり、座ったり身体を動かすと痛みが悪化する。

○初診○
【痛みの確認】
立位では、前屈で右ソケイ部と腰部、後屈で右腰、右側屈で右脚、右回旋で右腰、椅座位から立位への移行で右腰に痛みが出ます。
左側屈・回旋、立位から椅座位への移行では痛みは出ません。
痛みのせいで、右脚に体重を掛けることができず、歩く姿も痛々しいです。

仰臥位では、膝倒しは右(+)、左(-)、SLRは右(+)、左(-)、痛みのせいで膝を伸ばしきることができず、ベッド面から拳一個分程の隙間があります。
膝関節・股関節を40°程度屈曲させると、単純な仰臥位よりも楽だそうです。

【治療】
仰臥位股関節揺らしを行うと、単純仰臥位、膝倒しの痛みが減りました。
膝も最初より伸ばすことができ、膝とベッドとの隙間が小さくなりました。

更に右臀筋をストレッチすると、膝倒しの痛みが無くなりました。

SLRの痛みが残っていましたが、右崑崙にパイオネックス・イエローを貼付すると、この痛みも無くなりました。

立位での痛みを確認すると、前屈と右側屈で右腰に痛みが出ますが、後屈と右回旋は痛みはありません。
右脚に体重を掛けることもできます。

立位のまま、左足臨泣にパイオネックス・イエローを貼付すると、右側屈での痛みが無くなりました。

股関節揺らしと臀筋のストレッチを励行するよう指示して、初診を終了しました。

○第2診(7月29日)○
「脚の横側に痛みが残る」
「座薬は使っていない」とのこと。

【痛みの確認】
後屈と右側屈、右SLRで右腰に痛みが出ます。
前屈、左右回旋、左側屈では痛みはありません。

【治療】
右臀筋をストレッチすると、これだけで後屈と右側屈、SLRでの痛みが無くなりました。

時間が余ってしまったので、歩き方の指導と揺らしを行って治療を終了しました。

【感想】
当初、歩くのもままならない程の痛みだったので、「何回掛かるかなぁ?」と不安だったのですが、1回ストレッチしただけで痛みがかなり改善して驚きました。
本症例でもヘルニアは痛みとは無関係だったと思われます。