3日休養しても重い物を持てない腰の真ん中の痛み 30代 女性 川崎市多摩区在住

【症例】30代 女性 川崎市多摩区在住 2014年5月3日初診(治療回数2回)

【現病歴】
4月30日に重いものを持った後から、腰の真ん中に痛みが出だした。

3日仕事を休んで少し良くなり今日は出勤したが、痛みで仕事にならないので、インターネットで検索して当院に来院。

いつもより疲れた状態で仕事をしていたことが痛めた原因として考えられる。
去年の夏に左足の指を骨折し、それ以来、腰がおかしくなることが増えた。

鍼灸治療の経験は無い。

【痛みの確認】
立位では後屈と左回旋で腰の真ん中に、右側屈で左腰に、左側屈で右腰に痛みが出ます。
前屈と右回旋では痛みは出ません。

仰臥位で足を左右に振ると、右で左腰に、左で右腰に痛みが出て、両足同時の挙上、上体起こしで腰の真ん中に痛みが出ます。
膝倒しを行うと、右で真ん中に痛みが出ますが、左は全く痛くありません。

股関節を軽度屈曲させると、単純仰臥位よりも腰が楽になります。

椅座位から立位、立位から椅座位への移行でも痛みは出ません。

【治療】
股関節揺らしと臀筋のストレッチを行うと、仰臥位で足を左右に振っても、膝倒しをしても痛みが無くなり、単純仰臥位での腰の張り感も無くなりました。

両足同時の挙上、上体起こしでの真ん中の痛みが残りましたが、百会に数回単刺術を施すとこの痛みも無くなりました。

立位での痛みを確認すると、後屈と左回旋で真ん中に、左側屈で右腰に痛みが出ます。
それ以外では痛みは出ません。

「回旋と側屈の痛みの方が気になる」とのことなので、右足臨泣にパイオ・イエローを貼付すると、左側屈と左回旋の痛みが無くなりました。

以上で初診を終了しました。

「第2診」5月8日

【経過】
「立ち続けたり、座り続けたりすると痛むが、動けばその痛みは消える」
「起床時に痛むことがあるが、それ以外で痛むことは無い」

【痛みの確認】
立位では右側屈で左腰、左側屈で右腰に、左回旋で右腰に痛みが出ます。
上体起こしと単純仰臥位で腰の真ん中に痛みが出ます。
前後屈、右回旋では痛みは出ません。

【治療】
初診同様股関節揺らしから開始。
これだけで上体起こしと単純仰臥位の痛みが消失。

仰臥位のまま脚を左右に振ると、右に振ると左腰に痛みが出るので、左臀筋のストレッチを行うと、この痛みも消失。

立位での側屈、回旋でも痛みが消失していました。

便秘があるとのことなのでラードの摂取を、減量希望とのことなので糖質制限食を、腰痛の予防のためには臀筋のストレッチを励行するよう、
それぞれ指導して治療を終了しました。