眼精疲労の程度と連動した左前頭部痛 30代女性

【症例】30代女性

【初診日】’15年1月17日(施術回数1回)

【現病歴】
’15年1月5日頃から風邪を引いたためか後頚部に重だるさを感じ始め、1月9日から後頭部にまで重だるさを感じるようになった。
頚肩のコリ自体は10年以上前から感じている。
マッサージを受けると少し改善するが、仕事に集中すると悪化する。
医者には掛かっていない。

【副訴】
眼球周りにも辛さがある。

【積極的問診】
後頭部と眼球部が辛いとのことなので、視力について伺うと「右0.7、左1.5」とのこと。

【症状の確認】
座位で頭頂部、仰臥位で左前頭部に痛みが出ます。
左前頭部の痛みは頚部の動きでは前屈に伴って痛みが出ます。
その他の動きでは痛みの増悪はありませんでした。
当初の問診では後頭部が辛いとのことでしたが、現在は左前頭部が最も辛いとのことだったので、こちらを施術の目安としました。

【施術】
仰臥位になってもらい施術を開始しようとすると「腰が痛む」とのことだったので、まずは股関節揺らしを施して仰臥位での腰の痛みを軽くしました。
次に左右の攅竹穴をティソマで、頭頂部を母指で刺激ました。
すると天井の視力表を見ながら「左眼がよく見える」とのこと。
起き上がってもらい頚部を前屈してもらうと、まだ左前頭部に痛みが出ます。
座位で左右の天柱穴に単刺術を施すと「更に左眼が見える」ようになり、前屈での痛みも消失していました。
最後に伏臥位になってもらい、頚肩部を軽くマッサージして施術を終了しました。

眼精疲労が関係していると思われる頭痛だったので、懇意にしている眼科があるか聞いたところ、「特に無い」そうなので永松眼科クリニックさんで宮下さんの検眼を受けてみるようアドバイスして初診を終了しました。