5年間患った把握動作で痛む手指痛 30代女性

【症例】30代女性 川崎市中原区在住

【初診日】’15年6月6日(施術回数1回)

【現病歴】
’10年8月から左右の指が痛むようになった。
仕事が忙しくPC作業が多かったことと、ゴルフのプレー後に手が腫れたことが原因として考えられる。
ゴルフプレー後の手の腫れは、当日の夜に冷やして一晩寝たら楽になった。
鍼やマッサージを受けると楽になるが、指先を使う作業をしたり、物を持つと辛くなる。

最初にかかった整形外科では、腱鞘炎と診断されステロイド注射を打ったところ、3日間は良い状態が続いたがその後は元に戻った。
次にかかったところでは、リウマチと診断され内服薬を処方されたが、かえって症状が悪化してしまった。
現在は漢方薬を服用している。

【随伴症状】
頚肩こり、右膝痛もある。

【既往歴】
右肘を2度骨折。

【触診】
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◎:強圧痛あり
〇:圧痛あり

【症状の確認】
〈把握動作で痛む指〉
右:示指
左:示指、薬指、小指
※痛みはMPJ(握り拳で目標物に当てる関節)に出ます。
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図にするとこんな感じです。
赤丸が痛みが出る場所です。

手指を開いた(外転した)時には、右の方が角度が小さいことが確認できました。

〈頚〉
前屈(+)
後屈(+)
側屈:右(+)左(-)
回旋:右(±)左(±)
※痛みは主に右側に出ます。

【施術】
動かし辛い指の井穴、右H6、左H4・5・6にピソマⅡを貼付。
軽くタッピングした後に指を握ってもらうと「握りやすい」とのこと。
右H5にピソマⅡを同様に貼付すると、「更に握りやすい」とのこと。
次に左右の母指の外転角度が、施術前と同じで左が大きいことを確認した後に右H1にピソマⅡを貼付。
すると母指の外転も左右差がほとんど無くなりました。
最後に頚の動きを確認すると、前屈で多少の違和感は出ますが、ほとんど痛みが無くなっていました。