右背部痛を伴った右頚部の痛み 40代女性

症例報告

【症例】40代女性

【初回日】2019年2月26日(施術回数1回)

【現病歴】
2019年2月頃から右背部と右の首の痛みが悪化し出した。
痛み自体は会社勤めをし始めた頃から感じるようになった。
一日の中だと午後に悪化する。
医者には掛かっていない。
症状が改善すれば方法は何でも構わない。

【症状の確認】
《頚》
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(-)左(-)
斜め前:右(-)左(-)
左側屈でのみ右頚部に痛みが生じます。

《背部》
〈座位〉
前屈(-)
後屈(-)
回旋:右(+)左(-)
座位で右回旋すると右背部に痛みが生じます。
後屈でも左右の背部に痛みが生じます。

【触診】

〇:圧痛あり
×:圧痛なし
痛みを感じる右側頚部に圧痛を検出できました。
後頭部には左右同じ様に圧痛を検出できました。
副訴である右背部に関しては、痛みを感じる右背部には圧痛は検出できなかった一方、右の臀部と側腹部には圧痛を検出できました。

【施術】
鍼施術は過去に10回程度経験があるそうですが、効果を実感できなかったそうなので、マッサージでの施術を提案し了承を頂きました。

まずうつ伏せになってもらい、右を中心に頚肩部全体にマッサージを施しました。
次いで右臀部、左右の腋窩部にもマッサージを施しました。
更に仰向けになってもらい、左右の前腕、手掌、頭顔面部にマッサージを施しました。

ここで起き上がってもらい、最初と同じ様に痛みの確認を行いました。
頚の左側屈、座位での体幹部の後屈と右回旋、いずれでも痛みは消失していました。
「頚と背中の痛みは筋肉が硬くなってしまった事によるものの可能性が高い事」、「予防のためにも極力体を動かす事」を指示して初回を終了しました。


第2回2019年3月5日(初回の7日後)
【経過】
「右肩に痛みを感じることがあったが、午後の悪化は感じなかった」

【症状の確認】
《頚》
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(-)左(+)
斜め前:右(-)左(+)
痛みはいずれも右に出ます。

《背部》
〈座位〉
後屈(-)
回旋:右(-)左(-)
痛みは確認できませんでした。

【施術】
僧帽筋の停止部を触診すると、右の巨骨穴に圧痛を検出できたので、同点に指圧を施すと先ほどまで確認できた左側屈、左回旋、左斜め前屈での痛みが消失しました。
持続刺激のために、同点にピソマⅠを貼付しました。

次にうつ伏せになってもらい、頚部と腰下肢にマッサージを施しました。
最後に再度仰向けになってもらい、臀筋にストレッチを施しました。

ピソマⅠを目印に右巨骨をセルフマッサージするよう指示して、第2回を終了しました。

【その後】
第2回の9日後の3月14日にも来院頂きましたが、右頚、右背部共に痛みは無いとの事だったので、この日は運動不足と猫背改善のためにフル・スクワットの指導をしました。

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