三叉神経痛と診断された左頬部痛 50代女性

【症例】50代女性

【初回日】2015年10月13日(施術回数2回)

【現病歴】
2015年10月12日から左の頬にジンジンとした痛みが出るようになった。
2009年1月に初めて今回と同様の症状を発症し、2年前や4年前にも冬頃に同様の症状が出たことがある。
疲労とストレスが原因として思い当たる。
医者では「三叉神経痛だろう」と言われた。

【症状の確認】
上下の歯をカチカチと噛む動作と、奥歯でグッと噛みしめると左頬部に痛みが出ます。

【触診】
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◎:強圧痛あり
〇:圧痛あり
✕:圧痛なし

左右の缺盆穴に強圧痛、左頬部と左右の合谷穴に圧痛を検出しました。

【施術】
まず仰向けになってもらい、右合谷穴へのパイオネックス・オレンジ、右H6にピソマⅡを貼付して、しばらくタッピングを施しました。
ここで再度カチカチと噛んでみてもらうと、少し痛みが改善しました。
次に先ほどとは反対に、左合谷穴へのパイオネックス・オレンジ、左H6へのピソマⅡの貼付とタッピングを施しました。
再度カチカチと噛んでもらいましたが、ほとんど痛みに改善はありませんでした。
次に左F6にピソマⅡを貼付してタッピングを施すと、カチカチと噛んだ時の痛みの範囲が「一番気になる部分だけになってきた」そうです。

起き上がってもらい、座位で外鼻中穴へのハペパッチの貼付、左外百会穴への単刺術を順に施しましたが、共に痛みの改善はありませんでした。
痛みが取り切れなかったので、4日後の施術の予約をしていただき初回を終了しました。

《第2回》’15年10月17日(初回の4日後)

【経過】
「10月13日の夜は激しく痛み服薬した。翌14日は仕事を休んだ。15・16日は出勤した。」

【症状の確認】
カチカチと噛む動作では痛みがあるものの、奥歯で噛みしめる動作では痛みはありません。
その代わり、前歯で噛みしめると痛みが出ます。

【施術】
座位のまま前回圧痛を検出していた左頬部の四白穴周囲を触診すると、やはり圧痛を検出できたので、同点にハペパッチを貼付。
カチカチと噛んでもらいましたが、痛みに変化はありませんでした。
次に四白穴の少し内側にハペパッチを貼付したところ、カチカチと噛む動作、前歯での噛みしめ共に痛みが無くなりました。
うつ伏せになってもらい、頚部に軽くマッサージを施しました。
最後にもう一度カチカチと噛んでみたもらいましたが、やはり痛みはありませんでした。
最後に、爪が非常に薄かったので「タンパク質不足の兆候の可能性が高い」と説明し、タンパク質を積極的に摂取するよう指示して施術を終了しました。

井穴刺絡図

三叉神経痛と診断された左頬部痛 50代女性」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 2017年12月9日 | 【川崎市多摩区】えばと鍼灸マッサージ院

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