腰痛改善後に残った右前胸部痛 70代男性

【症例】70代男性

【初回日】2018年11月24日(施術回数1回)

【現病歴】
「2018年10月15日から、腰痛とほぼ同時に右胸に痛みを感じるようになった」
「腰痛は11月19日の施術で改善した」
「坂を下る時に響く感じがあるが、昇りは特に問題ない」
「内科と整形外科に行って、エコーとレントゲンの検査を受けたが、特に問題ないと言われた」

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(+)
側屈:右(-)左(±)
回旋:右(±)左(±)

単純仰臥位(+)

下り坂歩き(+)
※後方から肩を支えて再現

後屈と単純仰臥位、下り坂歩きで痛みが確認できました。

【施術】
鍼施術はできれば受けたくないということだったので、まず臀筋のペア・ストレッチを施そうと思ったのですが、足が空中に浮くと痛みが出るようようなので、足をベッド面に着けた状態でのストレッチのみ行いました。
次に右鼡径部、右臀部に対して順番にマッサージを施しました。
ここで単純仰臥位での痛みを確認しましたが、まだ痛みがあるそうです。
右足趾先端周囲と足の甲を触診すると、拇趾と示指の爪の付け根、更には太衝穴に圧痛を検出できたので、同3点にソフトピソマを貼付しました。
すると、単純仰臥位での痛みが消失しました。
起き上がってもらい、痛みを確認したところ、施術前に確認できた痛みが全て消失していました。

【その後】
5日後の11月29日に来院いただきましたが、その際は「下り坂を歩いても痛みは無い」、「仰臥位も痛みなくとれるようになった」とのことで、その場で動いてもらっても、右前胸部に痛みは確認できませんでした。
そこで、この日は再発予防・運動機能改善のためのトレーニング指導を行うことにしました。
片足立ちのバランス保持力を確認したところ、左での動揺が大きかったので、スプリット・スクワットを指導し、自宅では左を多めに行うよう指示しました。
最後に臀筋のペア・ストレッチを施して終了しました。
なお、前回は痛みが出ていた臀筋のペア・ストレッチですが、この日はほとんど痛みなく受けてもらえました。

12月13日(初回の19日後)に来院された際に、仰臥位での右前胸部の張り感を訴えられましたが、右臀筋のペア・ストレッチを施すことで改善することが確認できました。

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