臀部、鼡径部、腰部の刺激で改善した右腰痛 20代女性

症例報告

【症例】20代女性

【初回日】2015年7月14日(施術回数2回)

【現病歴】※2015年3月にも右腰痛を訴えて来院。
2日前の7月12日に少し違和感を感じた後に腰と背中が辛くなった。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(+)
後屈(+)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)

〈仰臥位〉
単純仰臥位(+)
脚振り:右(+)左(-)

前屈では曲げていく途中で左右に痛みが出てきて、曲げ切ると痛みが幾分和らぎます。
後屈、単純仰臥位、右脚振りでは右腰に痛みが出ます。
痛む箇所は前回と同じ右腰ですが、痛みが出る体勢がやや異なります。

【触診】
前回と同じく、右臀筋の起始部に圧痛を検出できました。

【施術】
痛む体勢が異なりますが、前回と同じ右の腰痛で、且つ臀筋の起始部に圧痛を検出できたので、まずうつ伏せになってもらい同点に単刺術とマッサージを入念に施しました。
仰向けになってもらい、単純仰臥位、脚振りを行いましたが、痛みは確認できませんでした。
起き上がってもらい、前屈、後屈を行ってもらいましたが、前屈で少し違和感が出る程度まで改善していました。
最後に臀筋のストレッチの方法を指導して、初回を終了しました。


第2回2015年7月18日(初回の4日後)

【経過】
「腰はほぼ痛みはないが、反らすのだけが辛い」

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(+)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)
後方への脚上げ:右(+)左(+)

【触診】
問診情報のとおり、後屈と後方への脚上げという体幹部を反らす(後屈させる)動作で痛みが出ていたので、鼡径部を触診したところ、圧痛を検出できました。

【運動指導】
鼡径部の筋肉を緩めるために、まずは患者本人に鼡径部をストレッチを行ってもらいました。
すると、後方への脚上げでの痛みが消失しました。
後屈での痛みはまだ残ります。

【施術】
次に臀筋を緩めるべく、仰向けで同部位にストレッチを施しましたが、後屈での痛みに変化はありませんでした。
痛む部位を聞くと、かなり狭い範囲のようだったので、患部に直接鍼を打つ事にしました。
痛みを感じるのは、左右の腎兪穴との事だったので、うつ伏せになってもらい同点に単刺術を施しました。
すると、後屈時の痛みが右だけになりました。
次に、右腰部を触診すると、第2腰椎棘突起の右脇に圧痛を検出できたので、同点にも単刺術を施しました。
すると、後屈での痛みが消失しました。
最後に鼡径部と臀筋のストレッチをしばらく行うよう指示して第2回を終了しました。


【その後】
2018年7月に左腰痛で来院されるまで来院無し。

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