「異常無し」と診断された右背痛 50代女性

症例報告

【症例】50代女性

【初回日】2018年12月22日(施術回数1回)

【現病歴】
半年前くらいから、右の背中に痛みがある。
寝返りや立ち上がったり、座ったりする瞬間に痛みが出る。
整形外科では特に異常は見つからなかった。

【副訴】
10年前くらいから左右の膝にも痛みがある。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(++)左(-)
回旋:右(++)左(+)

椅坐位からの立ち上がり(++)

※後屈と左側屈で右前胸部付近に痛みが出ます。

【触診】

〇:圧痛あり
×:圧痛なし

痛みを感じている右背部の他にも、右臀部と右側腹部にも圧痛を検出できました。

【施術】
施術方法は特に希望は無いとこのとでしたが、触診時の押圧に対してやや痛そうな素振りが見えたので、鍼とマッサージを組み合わせる事を提案し、了承を頂きました。
まず、うつ伏せになってもらい、圧痛を検出した右の臀筋の起始部と側腹部に単刺術とマッサージ、更に右広背筋の筋腹部にマッサージを施しました。
次に仰向けになってもらい、臀筋にストレッチを施しました。
股関節の動きが良くなったのを確認してから、起き上がってもらい、症状の確認をしました。

側屈:右(-)
回旋:右(-)左(-)
椅坐位からの立ち上がり(-)

更には、後屈と左側屈での右前胸部の痛みも消失していました。
主訴の痛みが改善したせいか「膝が気になる」とのことでした。
最後に「今回の痛みは筋肉のコリによるものの可能性が高いので、極力体を動かして筋肉を良い状態に保ってください」とアドバイスして、初回を終了しました。

【その後】
初回から7日後の2018年12月29日の来院時は、「初回の施術後も痛みが続き、27日から改善し、現在は先週と同程度の痛みががある」とのことでしが、実際にその場で動いてもらうと、左回旋で若干左背部に痛みが出るだけで、右背部の痛みは確認できませんでした。
痛みの確認ができなかったので、この日は背中に対する施術は行わず、別の箇所の施術を行いました。
年が明けた2019年1月5日の来院時は「背中は痛みが出たりでなかったり」ということだったので、背中に関しては略治としました。

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