月別アーカイブ: 2017年8月

ジャンプと走動作で生じる左脛痛 10代男性

【症例】10代男性 陸上競技部所属 種目:中距離

【初診日】’17年5月27日(施術回数2回)

【現病歴】
’17年3月頃から左脛が痛むようになった。
最悪に痛かった時よりは良くなっているが、まだかなり痛みが残る。

ウォーミングアップを丁寧に行えば痛みは改善するが、そのアップ開始時や練習終了後、起床時などは痛みが強い。
整形外科では「シンスプリント」と言われ、ストレッチ、温熱療法、電気治療を受けている。

’17年6月3・4日に試合があり、できればそこに痛みが少なくなった状態で臨みたい。
その次は9月頃まで試合はない。

【症状の確認】
両脚ジャンプ(+)
片足ジャンプ:右(-)左(+)

【触診】
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◎:強圧痛
〇:圧痛
✖:圧痛無し

左脛部はもちろん、左足甲部にも強圧痛を検出できました。
右脛部には圧痛は検出できませんでした。

【施術】
患部の左脛部そのものはすでに何度も治療を受けているとのことだったので、手つかずのはずの足甲部にまずアプローチしてみました。
「痛みが良くなれば方法は何でも構わない」とのことだったのですが、鍼治療は未経験でしたし、自宅でもセルフケアができる方法としてピソマでの施術を選択。
左の第1中足骨間部とF2にピソマⅡを貼付し、少々タッピングを施しました。
ここで再びジャンプをしてもらうと、両脚では痛みが無くなり、左足のみでは「10から5に痛みが減った」そうです。
更に中足骨間部を丁寧に触診し検出した圧痛3点と、左三陰交穴にピソマⅡを貼付しタッピングを施しましたが、左片足ジャンプでの痛みは5からは改善しませんでした。

最後にピソマの使用方法を伝えて、初診を終了しました。

《第2診》’17年6月10日(初診の14日後)

【経過】
「前回施術後、痛みがかなり良くなり、練習も普通にできたので、6月3・4日の試合にも出場した」
「6月5・6・7日は少し痛みがぶり返したが、本日10日にはだいぶ改善した」

【症状の確認】
両足ジャンプ(-)
片足ジャンプ:左(-)

【体の状態の確認】
片脚スクワットでのふらつき:右<左

【トレーニング指導】
その場で痛みが確認できなかったので、今回医者にシンスプリントという診断を受けた脛の痛みが起こってしまった原因の説明と、その改善方法の話をさせてもらうことにしました。
「片脚スクワットで左の方がふらつきが大きいので、それによって足部の負担が大きくなってしまい、今回左脛に痛みが生じてしまったと思われる」と説明をした上で、中臀筋を鍛え左片脚立ちでの安定性を高める片脚スクワットの指導をしました。
「スクワットで脛に痛みが出る」とのことだったので、ベッドに仰臥位になってもらい、臀筋を中心とした下肢のストレッチと足部のマッサージを施しました。
再度左脚で片脚スクワットをしてもらうと、「10から5に痛みが減った」そうです。

最後に「脛を押すと痛むのはどうすればいいか?」という質問をもらいました。
「押して痛む場所は身体中に無数にあること」と「運動に伴う痛みであれば問題だが、押して痛むのであれば押さないこと」と話して第2診を終了しました。

仰向けが辛い左腰痛 60代女性

【症例】60代女性

【初診日】’16年10月18日(施術回数2回)
※以前に右踵痛で来院あり。

【現病歴】
9月20日頃から左腰痛が始まった。
整形外科を受診したところ、レントゲンと血液検査を受け、「骨粗鬆症ではない」と言われた。
歩くのは大丈夫だが、仰向けになるのが辛い。
以前から左の腰が痛くなることは何度かあった。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(±)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(-)左(+)

〈仰臥位〉
膝を伸ばすと曲げている時よりも痛む

【施術】
施術方法の希望は特に無かったので、まずうつ伏せになってもらい、左を中心に臀部、頚肩部をマッサージ。
仰臥位になってもらうと、膝を伸ばしても腰の痛みが出ません。
更に左中心に臀部のストレッチを施しました。
その後、起き上がってもらい後屈と左側屈の痛みが少し残りましたが、左回旋での痛みが無くなっていました。


《第2診》10月24日(初診の6日後)

【経過】
「左腰はだいぶ良くなって、仰向けに寝れるようになった」

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(-)左(-)

【施術】
左側屈で左腰に痛みが生じていることから、右股関節の動きに問題があることを想定。
まずうつ伏せになってもらい、右中心に臀部をマッサージ。
次に頚部にマッサージを施しました。
更に仰臥位になってもらい、左右の臀筋にストレッチを施しました。
起き上がってもらい、左側屈してもらうと、左腰痛が無くなっていました。
最後に極力体を動かすよう指示して施術を終了しました。

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右大腿後面の攣りを伴う右腰痛 60代男性

【症例】60代男性

【初診日】’16年8月18日(施術回数1回)

【現病歴】
運動を激しくやっていた思春期からずっと右の腰痛がある。
週に2回、鍼施術を受けている。

【随伴症状】
右のハムストリング(大腿後面)がよくつる。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(+)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(-)左(-)
※片脚立ちして、遊脚側の股関節を伸展させると、右のみ大腿後面に痛みが出ます。

【触診】
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〇:圧痛有り
×:圧痛無し

臀部、鼡径部共に右にのみ圧痛を検出できました。

【施術】
主訴であった左手首の施術を一段落した後に、本症例に取り掛かりました。
時間もそれほど残っていなかったので、圧痛検出部位である臀部と鼡径部をほぐすために、仰臥位での右臀筋のストレッチを施しました。
起き上がってもらい動きを確認すると、後屈での痛みは消失し、左側屈での痛み、片脚立ちでの股関節伸展時の大腿後面の痛みも改善していました。
セルフでの臀筋のストレッチを指導して、施術を終了しました。