代表ウィーク前最後の試合は今シーズン不調のスワンズ戦。
勝って気持ちよく代表ウィークを迎えたい所です。
まずはスカッドから。
前節は病気で欠場したロブレンがクラヴァンに代わってスタートから出場で、現状のベストメンバーが組めたと思います。
ちなみにスワンズのスカッドはこちら。
開始2分、ビルドアップから右サイドのクラインが抜けだします。
クロスはDFにカットされますが、レッズが攻撃の形をひとつ作ります。
6分、左サイドから攻め込まれ、ロブレンがつり出された裏を突かれ、ゴール正面でバストンにフリーのヘッドを許しますが、バーを越えて命拾いします。
嫌な雰囲気が流れ始めた直後の相手左CKからレッズが失点してしまいます。
シグルズソンがファーに放り込んだボールを、クラインが競り負けて中央に折り返されます。
最後は混戦の中からフェルに押し込まれボールはマウスの中へ。
レッズは攻勢を強めますが、バイタルエリアでのパスがつながらず決定機にまでは至りません。
反対に14分には、自陣中央でフィルミがボールを失い、ミドルを打たれるなど、ピンチを招いてしまいます。
これから攻撃という18分、レッズにアクシデントです。
接触が無かった状況でララナが座り込んでしまい、一度サイドラインに出ます。
すぐに戻ったものの、本人から続行不可能のサインが出て、スタンド下に下がっていきます。
スタリッジのアップが急ピッチで進みます。
23分、ようやくダニエルはアップ完了でピッチイン。
26分、自陣でヘンドがファールを犯してしまいます。
またしてもシグルズソンのキックからバストンに裏を突かれます。
オンサイドの判定でしたが、リプレー画像からはかなりはっきりとオフサイドだとわかりました。
しかしセットプレーに要注意なことは確かです。
27分、コウチが前線からのチェースで敵陣でボールを奪いますが、スタリッジとのコンビが合わずチャンスとはなりません。
リバポはコウチがヘンドの少し前まで下がってきて、組み立てに参加しているようです。
30分を経過してもレッズの枠内シュートは0本です。
39分、シュートにも持ち込めない状況に焦ったのか、スタリッジが敵陣エリア内で軽い接触で倒れてしまい、シュミレーションの判定でイエローをもらってしまいます。
格下相手に煮え切らない展開のレッズ。
後半に向けてクロップはどんな指示をだしてくるのでしょうか?
後半最初のシュートはレッズでした。
敵陣左サイドでドリブルを開始したフィルミが正面からミドルを放ちます。
GKの手前でバウンドさせる雨天時のお手本のようなシュートでしたが、ファビアンスキーに阻まれます。
前半までとは打って変わって動きが良くなり、攻撃の迫力が出てきたレッズ。
そろそろ得点が欲しいと思った54分、マネが中央からドリブルを仕掛けると、ブリットンがたまらずファール。
コウチが放り込んだFKは壁に跳ね返されますが、リバウンドをヘンドが放り込むと、フィルミがヘッドをマウス左隅に流し込みます。
スタジアムにKOPの歓声が響き渡り、レッズが一方的に攻め込む展開が続きます。
58分、コウチからエリア正面のワイナルに楔が入るとコウチが走り込んで右隅にコントロールショットを放ちますが、惜しくも右に外れます。
選手に疲れが見えるスワンズはラウトリッジからバロウにスウィッチ。
63分にはブリットンからキソンヨンと立て続けに交代です。
69分、敵陣で一度失ったボールをミルナーが奪い返すと、エリア内まで侵入し、中央のマネにパスします。
ややマイナスにズレてしまったために、ノートンにブロックされてしまいます。
72分には早くもグイドリンは三枚目のカードです。
先制点のフェルからフルトンへのサブです。
76分、最終ラインでのパスワークが乱れ、スワンズに左CKを与えてしまいます。
シグルズソンのキックをカリウスはパンチングしにいきますが触れません。
KOPの誰もがミニョレの再来かと思いましたが、ボールは誰も触れずにゴールラインを割ります。
レッズの波状攻撃が続く中、83分に右サイドのマネからややとりあえず放り込んだだけのセンタリングが入ります。
ファーのフィルミが絡みますが、相手にクリアされてしまいます。
しかしこのクリアがなんとほぼ真上に蹴り上げただけのものになり、再度フィルミの足元にボールが来ます。
慌てた相手DFがフィルミを倒してしまい、レッズがPKを得ます。
これをミルナーが落ち着いて真ん中に蹴り込み、ついにレッズが逆転します。
ゴール直後にレッズはワイナルからチャン、フィルミからオリギへのサブ。
KO直後に右サイドに開いたオリギから中央のスタリッジにセンタリングが入りますが、スタリッジの最後の一歩が届きません。
89分には今度は左に開いたオリギから中央を駆け上がったチャンにパスが通ります。
チャンはゴール正面のマネへのパスを選択しますが、相手DFにカットされてしまいます。
90+3分、左サイドを崩されセンタリングを上げられると、中の人数はスワンズが一人多く、ボールはフリーのファン・デル・ホールンの足元へ。
枠に飛ばすだけだけでしたが、さすがにそこはDF。
上手くミートすることができず、ボールは左に逸れていきます。
最後の最後で心臓が飛び出るくらいに危なっかしい場面はありましたが、しっかり勝ち点3を獲得できたことが重要かと思います。
これで次節は代表ウィーク明けのマンU戦です。
首位のシティがスパーズに負けたので、トップとも2ポイント差になりました。
3シーズン振りにトップ争いの興奮が味わえそうですね!