18節はアレン、クラウチ、ジョンソンとレッズと縁がある選手が所属するストークをアンフィールドに迎えての一戦。
特にアレンはクロップからの信頼も厚かっただけに、移籍の際には別れを悔やむファンの声をよく聞きました。
【 #プレミアリーグ 】 今こそ見せろ、「ジョー・アレン・フットボール」
第18節 #リヴァプール vs. #ストークhttps://t.co/AleYzkI5tM— J SPORTS フットボール公式 (@jsports_soccer) 2016年12月22日
まずはスカッド!!!
前節のエバートン戦と全く同じスタートです。
ベンチもアーノルドからエジャリアに代わっただけでほぼ同じです。
一方のストークはトップにクラウチで、ボージャン、シャキリ、アフェライといったテクニシャンはベンチと、カウンター狙いの布陣。
本日の主な来賓。
スティービー
サウスゲート
ペップとモイーズ
開始直後、ストークはミニョレにまでプレスを掛けてくるなどラインを高くしてきます。
レッズもオリギのスピードを活かすなどDFラインの裏を狙います。
いわゆる小手先の奇襲作戦で、じきに引いて守るようになるでしょう。
6分、右CKからエリア外正面のヘンドにつなげ、インサイドのミドルを放ちますがボールはバーを越えていきます。
8分頃からレッズがボールを支配し始め、ストークはガッチリブロックを敷いてクラウチの高さを活かしたカウンター狙いという当初の予想通りの流れに終始し始めます。
12分、自陣エリア脇でマネがルーズボールをクリアし損なうと、ピーテルズに拾われ、クロスを上げられます。
ウォルターズにニアで頭で合わせれてボールはミニョレの右脇へ。
ミニョレは右手でボールを弾き返そうとしますが、ジャストミートされたボールを上手くパンチングできずネットを揺らされます。
ミニョレが弾きだせれば理想的ですが、マネのクリアミス、ロブレンのウォルターズに対する対応の甘さなど小さなミスが複数重なってしまった失点だったと思います。
それでも試合の流れはレッズにありましたが、18分にはまたもピンチ。
自陣での競り合いからエリア内でアレンにボールを保持されます。
右脚でのシュートを枠に飛ばされますが、ミニョレが素早い反応で右脚を伸ばし辛うじて弾き出します。
24分、CKの流れから前線に残っていたロブレンがエリア右脇からクロスを上げると、相手DFが弾き返したこぼれ球をフィルミーノが拾い、右脚でシュート。しかし枠に飛んだシュートをクラウチにライン上で弾き返されます。
引いて守る相手に対して、レッズは攻め込むものの、決定的なチャンスはなかなか作れません。
35分、相手ゴールキックのこぼれ球を自陣でミルナーが拾うと、センターサークル付近のオリギにパス。
オリギは右でフリーのマネにパスを出すと、マネはドリブルで相手PAまで侵入。
マネのクロスを受けたララーナはジョンソンにパスしてしまいますが、大きく蹴りだせなかったボールは再びララーナの足元へ。
角度のないところからでしたが、相手GKがニアを開けているのを見逃さなかったララーナは冷静にニアのスペースに蹴り込みネットを揺らします。
ポジショニングの悪さがわかりますねぇ(笑)
先制後は引いて守っていたストークでしたが、同点後は再び最終ラインまでプレスを掛け始めます。
44分、ブロックを引いて守っていたストークをレッズの個人技が切り裂きます。
エリア左脇でミルナー兄貴からのボールを受けたフィルミーノが走り込んだ兄貴にリターンすると見せかけて左脚を一閃。
右ポストの内側に当たったボールは反対の左ポストに当たりゴールに転がります。
セレブレーションでユニフォームを脱ぎ掛けますが、ただでさえイエローカード行為な上に不祥事の直後ともなれば、当然自粛です。
ララナはガッツリハグ。
45+2分にも敵陣左サイドでボールを受けた兄貴から中央のマネにパスが出ると、ダイレクトで放った左脚のシュートはわずかに右ポストの外に外れます。
基本的にはレッズ優勢の展開だっただけに、ヒューズがどこで仕掛けてくるかが後半の鍵になってくるでしょう。
ハイプレスを掛けてくるストークに対して50分、後半最初のチャンスはレッズ。
左サイドをえぐった兄貴がマネとのワンツーでエリア内に侵入。
最後はシュートなのか、クロスなのか曖昧な右脚のキックでしたが、単純なハイプレスに対して、まずは後半もレッズペースで始まります。
55分、クラウチがレッズ陣内でミスしてコーナーフラッグを抜いてしまうと、スタンドから笑いの声が出ます。
さすが愛されキャラ。
60分、ヘンドが中盤でインビュラの中途半端なクリアをカットすると、ドリブルで持ち上がり左のオリギへパス。
グラウンダーのクロスにマネが反応しますが、その前に触ったのはインビュラ。
しかしボールはマウスに吸い込まれます。
よく戻ったとも言えますが、要するにほぼインビュラの一人相撲です(笑)。
63分、ディウフの手がララナの目に入ったようで、ララナはピッチにうずくまります。
主審の指示で試合が中断しますが、ララナはすぐに立ち上がり復帰します。
66分、兄貴がフィルミノとのコンビネーションで左サイドを突破して巧みな右脚のクロス。
しかしクラインのヘッドは力なくGKに抑えられます。
69分、ララナからジャン、オリギからスタリッジへのダブル・スイッチ。
アンフィールドが拍手に包まれます。
70分、投入から1分経たずにストライカーが1stプレイで結果を出します。
ショウクロスのバックパスを予測してGKに寄せていたスタリッジに、事前の確認を怠った#17がプレゼントパス。
股抜きフェイントで難なくGKをかわし、左脚で無人のゴールに流し込みます。
スマフォ使える手袋しながらの波乗りダンス。
74分、右CKから中央のヘンドを経由して左のロブレンにつなぎます。
ダイレクトの折り返しにフィルミノが反応しますが、珍しくミートできずシュートは相手DFにクリアされます。
75分、ストークはディウフからアフェライへのサブで、3バックから4バックへシステム変更。
この試合は諦めて、今後の試合のために中盤でのキープ力を上げた構成での練習をしようという狙いでしょうか。
そのヒューズの狙いはすぐに効果を出します。
78分、中盤で細かくパスをつなぎ、レッズ陣のエリア正面までボールを進めます。
最後はアフェライが右足のシュートを放ちますが、バーの上をかすめるように越えていきます。
78分、フィルミノからモレノにサブ。
左SBは兄貴のままで、モレノは左ウィングのようです。
1stタッチでライバルのミルナーへのパスミス(笑)。
前掛かりに来たストークのプレスをヘンド、ジャン、ジニの3人、時には兄貴も加わる流動的なポジションチェンジで巧みにかわし、レッズが相手陣内に攻め込み、ストークも中盤でパスをつないでレッズ陣内にまで攻めてきます。
84分、クラウチがボニーと交代する際にはKOPも拍手。
でけぇ(笑)。
モレノが一人ポジショニングがはっきりせずウロウロとし、スタンドからは余裕のYMWAの合唱が続く中、ボールをキープして試合終了のホイッスル。
クリーンシートはならなかったものの、余裕の展開で最後は主力を下げてシティ戦に備えられました!
大晦日の大一番シティ戦は勝って幸先よく2017年をスタートしたいところですね!
アレン推しだったKOPには胸が熱くなるシーンですね。
面子次第でカウンターもポゼッションもできるストーク。そしてどちらにも対応可能なアレン。
守備さえ整えば、プレミアでもかなりやれると思いますが。しばらく対戦はないのでアレンの活躍の報だけ待ってます。
この日も落ち着いた対応でほぼノーミスのクラ様。
マティプが怪我がちなだけに、後半戦のキーマンになるかもしれませんね。
コメント