ピンチ動作困難とスマッシュ動作時の手関節痛  50代女性

【症例】50代 女性 2014年5月25日初診(治療回数1回)

【現病歴】
2~3年くらい前から左右の親指の動きが悪くなり、落ちてくる物をつかんだり、布団を持ち上げる、洗濯バサミをつまむといった動作でやりにくい。
また右はスマッシュ動作をすると痛みを感じる。
動かしにくさは、特に左手がひどい。

【随伴症状】
腰痛、頚痛もある。

【動作・痛みの確認】
解剖学書をつまみ上げたり、洗濯バサミをつまんでもらう(ピンチ動作をする)と、左手だけうまく行うことができません。

右手関節は屈曲、伸展、橈屈、尺屈では痛みはありませんが、テニスラケットでスマッシュ動作をしてもらうと痛みがあります。(患者はバドミントンを愛好)

【触診】
左の合谷と手三里に著明な圧痛を検出しました。

【治療】
圧痛を検出した左合谷と手三里にパイオネックス・イエローを貼付すると、左手のピンチ動作は右と大差無くなり、右手のスマッシュ動作に伴う痛みも無くなりました。

時間が余ってしまったので、腰痛の治療も行って治療を終了しました。

1週間後に残った頚の痛みの治療で来院した際に手首の状態を伺うと、ピンチ動作、スマッシュ動作ともに
以前に比べて大幅に改善したとのことでした。