妊娠と同時に始まった胃のムカムカ感を伴う側頭部痛 30代女性

【症例】30代女性 川崎市多摩区在住

【初診日】’15年8月10日(施術回数1回)

【現病歴】
’15年7月5日から胃のムカムカ感と同時に頭痛と微熱が出始めた。特にここ10日がひどい。
思い当たる原因としては、タイミング的に妊娠(現在5か月、第2子)がある。
症状は冷たい物を摂った時と起床時が楽で、強い臭いを嗅いだ時と夕方から夜にかけてが辛い。
婦人科では「尿中ケトン体は陰性。ひどくなるようであれば補水する」と言われた。

【食事内容】
朝食:牛乳150ml、フルーツ、デニッシュ
間食:グミ、ファンタ、水
昼食:おひたし、肉or魚
夕食:アイスクリーム、葉酸
※発症前の夕食はヨーグルトと果物

【症状の確認】
ムカムカ感は座位と仰臥位では座位でより強く感じます。

【触診】
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◎:強圧痛あり
〇:圧痛あり
✕:圧痛無し

辛さを感じている側頭部と頭頂部に圧痛を、みぞおちに押圧するとムカムカ感が増悪するポイントがあることを検出できました。

【施術】
ムカムカ感の方が気になるとのことだったので、まず仰臥位で左F1・6へのピソマの貼付、百会穴周囲への単刺術を施しました。
左季肋部押圧時のムカムカ感がやや改善し、座位と仰臥位では仰臥位の方がよりムカムカ感を感じるようになりました。
続いて、左右のコメカミをマッサージしたところ、「少しスッキリした」そうです。
最後に夕食時に冷たい物が欲しくなり、アイスクリームを食べているとのことだったので、冷奴に変えてみる様アドバイスしました。

【その後】
10日後に電話で様子を伺うと、「ムカムカ、頭痛、吐き気がひどく外出困難」とのことでした。

【その他】
胃腸症状を伴っていたので、当時は糖分の害かと思っていたのですが、妊娠に伴う体調の変化がストレスとなって頚肩周りの筋肉を硬くさせていたのかもしれません。
また夕方以降に悪化することとコメカミが辛くなることからすると、眼精疲労の影響もあったのかもしれません。