【症例】40代女性
【初診日】’16年7月29日(施術回数1回)
【現病歴】
’16年7月から右側に倒れそうな感覚が出始めた。
脳神経外科では「ストレートネックによるもの」と言われ、服薬で多少軽減した。
右の奥歯に親知らずがあり、それが原因だと考えている。
【随伴症状】
右の肩こりがある。
【症状の確認】
単純に座っているだけだと、特にまめい感等はありません。
〈頚部の運動との関連〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(+)左(+)
【触診】
左右の僧帽筋上部線維と乳様突起の後方、右の前腕部と手部(合谷穴、魚際穴)に圧痛を検出できました。
【施術】
施術方法に関する希望は特に無く、鍼の経験がないとのことだったので、「鍼でもマッサージでも効果はほとんど同じですよ」と説明したところ、マッサージでの施術を希望されました。
伏臥位で圧痛を検出した部位を中心に頚肩背部に母指圧迫を施し、次いで腰下肢に手掌軽擦を施しました。
起き上がってもらい、頚部を回旋してもらうと、かなりめまい感が減ったそうです。
筋肉の緊張による症状だと思われることと、なるべく動かして筋肉を柔らかく保つよう心掛けて下さいとアドバイスして施術を終了しました。
コメント
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