仰向けとうつ伏せで生じる腰痛 20代女性

【症例】20代女性・会社員

【初診日】’17年4月26日(施術回数1回)

【現病歴】
以前から腰痛を感じていたが、’17年4月10日から全体に痛みが強くなりだした。
4月から仕事が忙しく、運動不足なことが原因として思い当たる。
夜中に痛みで目が覚める事は無い。
仰向け、うつ伏せ共に痛みが出る。
医者には掛かっていない。

【既往歴】
高校時代に左右の第5中足骨を疲労骨折。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(+)
側屈:右(+)左(-)
回旋:右(-)左(-)

〈仰臥位〉
膝を伸ばすと曲げている時よりも痛みが強くなる

【触診】
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◎:強圧痛
〇:圧痛あり
✕:圧痛無し

【視診】
右足に少し外反母趾があります。

腰部では脊柱起立筋には圧痛は無く、腰方形筋部に圧痛を検出しました。
触診部位を広げると、臀部には強圧痛、足甲部に圧痛を検出できました。

【施術】
患者は以前にも鍼灸施術の経験があり、触診時の押圧でも痛みを訴えるなど、かなり触圧刺激に対して敏感でした。
尚且つ、「施術方法は特に希望無し」だったため、「より痛くない刺激方法」として鍼施術を提案したところ、快く採用していただきました。

伏臥位で、圧痛を検出した左右の屈伸穴周囲、大腸兪穴、腎兪穴、太谿穴、崑崙穴に単刺術を施しました。
仰臥位になってもらうと、先ほどまであった仰臥位で膝を伸ばした際の痛みが無くなっていました。
更に、足甲部への単刺術、下肢全体にストレッチを施し、下肢の筋肉をほぐしました。
起き上がってもらい最初と同じように動いてもらうと、後屈での痛みが無くなって、右側屈での痛みが残りました。
改めて、痛む周囲を触診すると、気海穴に圧痛を検出できました。
左足臨泣穴と左気海穴にパイオネックスを貼付すると、右側屈時の痛みがほとんど無くなりました。
施術修了後に「筋肉のコリが痛みの原因だと思われるので、冷やさないことと、なるべく体を動かすよう」指示して初診を終了しました。

【その後】
3日後に来院していただくと、「腰は全く痛くない」とのことだったので、略治としました。
この日は、腰痛予防のためのストレッチ、「右脚が内股になってしまう」という悩みに対するストレッチを指導。
更に、下肢のペアストレッチ、手部と肩上部のマッサージを施して終了しました。

仰向けとうつ伏せで生じる腰痛 20代女性」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 2017年5月8日 | 【川崎市多摩区】えばと鍼灸マッサージ院

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