作成者別アーカイブ: えばと鍼灸マッサージ院

横向け寝で肩の後側に痛みが出る右肩痛 40代男性

【症例】40代男性

【初回日】2015年3月22日(施術回数1回)

【現病歴】
2015年1月から右肩に痛みを感じるようになった。
思い当たる原因は特に無い。
動かし辛さやジーンとした痛みがある。
右肩を下にして横になると痛みが出る。
右肩が痛くなったのは、今回が初めて。
痛みは入浴すると少し楽になるが、起床時には悪化している。
医者には掛かっていない。
早く治れば方法は何でも構わない。

【症状の確認】
<肩関節>
屈曲(+)
外転(+)
水平屈曲(+)
水平伸展(-)
結髪動作(-)
結帯動作(-)
右を下にした側臥位(+)
※痛みは肩関節の後側、三角筋後部に出ます。
※可動域に著しい制限はありません。

【触診】
患部周囲を触診すると、大円筋部に圧痛を検出できました。

【施術】
施術方法に関する希望は特に無かったので、肩の施術が容易な座位でのパイオネックスでの施術を選択させてもらいました。
まず座った状態で、圧痛を検出した右の大円筋部にパイオネックス・イエローを4枚貼付し、タッピングを施しました。
これで右肩を動かしてもらうと、屈曲、外転、水平屈曲での痛みが減っていました。
更に触診範囲を広げて、肘の近くまで触診してみると、右の清冷淵穴部に圧痛を検出できました。
同点にパイオネックス・イエローを2枚貼付し、先ほどと同様にタッピングを施しました。
再度右肩を動かしてもらうと、屈曲、外転、水平屈曲での痛みが無くなっていました。
更に右側臥位の体勢を取ってもらいましたが、こちらの痛みも無くなっていました。
これで右肩の施術を終了しました。
その後、仰向けになってもらうと、腰に痛みがある事がわかったので、股関節揺らしを施して、この腰の痛みを和らげました。
更に眼の周囲と頭部にマッサージを施して、初回の施術を終了しました。

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2018年6月29日

【推論】ロシアW杯で好調なロナウド選手がCL決勝で不調だった原因を投稿。

日本、2大会ぶり3度目の決勝T進出…ポーランドに敗戦も“フェアプレーポイント”で突破
闘い方に賛否が出ていますが、とりあえずここまでの努力が実ったということで、GL突破おめでとうございます。

・ここ数日続いている様に、今日も非常に暑くなりそうです。
万全の暑さ対策はもちろん、お昼過ぎの炎天下の外出や長時間の外での作業をされる方は、くれぐれも体調には気を付けてお過ごしください。

【推論】ロシアW杯で好調なロナウド選手がCL決勝で不調だった原因

現在ロシアで開催されているW杯。
日本代表の活躍によって、巷でも大きな話題になっていますが、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手も6月26日現在4得点で、得点王と1点差など好調なプレイで話題になっています。
そんなロナウド選手ですが、5月26日に行われたチャンピオンズ・リーグ(CL)の決勝では、下記動画の4:08から始まる決定機でミスしてしまうなど本調子とは程遠いパフォーマンスでした。

しかしCL決勝の5月26日からわずか20日後のW杯開幕戦、6月15日のスペイン代表との試合では試合終了間際のFKを決め、ハットトリックにを達成するという離れ業を演じてみせました。

本稿ではロナウド選手がCL決勝で不調だった原因と、わずか20日間という短期間でコンディションを大幅に改善できた原因について、以下の流れで推論を進めていきます。

0.結論
1.動画からわかるCL決勝当日の左脚の異常
2.静止画から確認できる決勝当日の左脚の異常
3.左脚のどこに異常があったのか?
4.なぜCL決勝当日に左脚を怪我してしまったのか?
5.なぜW杯では好調なのか?
6.まとめ
7.想像力を膨らませると・・・
続きを読む

2018年6月21日

・症例報告に「頭頂部やや右寄りに感じる頭重感 70代女性」を追加。

職場で「わたしのコンソメスープ」という意味不明コラムを書かされた時のこと。

「何を書くかより何を書かないか」

実は、多くの書き手はもうこの段階にきている。書きたいことを書くよりも、書いてはいけないこと、書いたら面倒そうなことを消去した結果、残ったものを書いている。意識下なのか無意識なのか違いはあるが、そうなってしまっているのだ。

他人の意見を許容することが、実はとても魅力的な社会を作ることにつながるということを認識しました。
ビバッ、ダイバーシティ!!!

頭頂部やや右寄りに感じる頭重感 70代女性

【症例】70代女性

【初回日】2014年5月10日(施術回数1回)

【現病歴】
今日から頭の上の方に重い感じがある。
ここ2~3日はよく眠れず、今日からは食欲不振もある。
昨日はマッサージを受け、今日は既に別の所で鍼灸を受けてきた。
恐怖や不安感も強い。
今まで心の張りだった仕事が1か月前に出来なくなることが分かり、ショックを受けている。

【症状の確認】
<頚部の動きに伴う変化>
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)
※座った状態と寝た状態のどちらも同程度の頭重感がありますが、動きに伴う悪化はありません。

【施術】
セルフ・ケアが容易になるよう、ピソマでの施術をお薦めし、了解を得る事が出来ました。
まず座ったまま左右のH5にピソマⅡを貼付し、30回程タッピングを施しました。
これでやや右に感じていた頭重感が左に感じるようになったそうです。
次に、同じく座ったまま、左右のF5にピソマⅡを貼付し、30回程度タッピングを施しました。
これで頭重感が消失したそうです。
お家でも左右のF5F5を刺激するよう指示して、施術を終了しました。

腹部の不快感と息の吸い辛さを伴う不安感 20代男性

【症例】20代男性

【初回日】2015年4月(施術回数1回)

【現病歴】
2008年頃から強烈な不安感が出るようになった。
精神的ストレスが原因として思い当たる。

【症状の確認】
深呼吸時、息を吐く時にお腹に詰まり感が出るそうです。
今現在は強烈な不安感は無いそうです。

【触診】
上腹部を触診してみると、みぞおちのすぐ下あたりを押すとしばらく違和感が残ります。

【その他】
サッカーをすると腰が痛くなるとのことだったので、腰の状態を確認しましたが、立位では動きに伴って痛みが出る事はありませんでした。
仰向けになってもらって膝を伸ばすと、腰に痛みを感じます。
ただし、この痛みは膝を曲げると軽くなります。

【施術】
セルフ・ケアが容易になるよう、ピソマでの施術を提案し了解をいただきました。
まず、仰向けに寝てもらい、左右のH5F5にピソマⅡを貼付。
その後、各4点に30回程度タッピングを施しました。
これでみぞおちを押した際の違和感が消失し、息を吸うのも楽になったそうです。

次に股関節揺らしを施すと、仰向けで膝を伸ばした際の腰の痛みも消失しました。

日頃から就寝しようと仰向けになった際に腰に痛みを感じたら、この股関節揺らしでお尻周囲の筋肉をほぐすよう指示して、施術を終了しました。

検眼してきたら、立体視が出来ていないことが判明しました

先日、以前から気になっていた私自身の眼の機能について、以前にサングラスを購入させてもらった、府中にあるプロショップ日本メガネさんで、私自身の視機能の検査を受けてきました。
単なる片目での視力検査だけではわからない、縦方向や横方向の両目での協調性なども測ってもらいました。

すると、前々から薄々はわかっていたのですが、右眼はピントの調整力が低かったり、左右方向への動きが悪かったりで、ほとんど右眼では見ていないことが分かりました。
このことが私の悩みである、「紫外線ダメージに対する脆弱性」にも繋がっているそうです。
※他にも沢山の事を検査してもらったはずですが、現状の私にとって大きな問題はこの二つだったはず^^;

どれくらい左右で差があるかというと、店長さん曰く「9割以上左眼で見ているかも」とのことでした。
カメラを覗き込む際にほぼ必ず左眼で見ていることや、片目をつむって物を見ると、右眼は見えにくい事が分かっていたので、「単に右眼の視力が悪いからかな」くらいに認識はしていたので、そのこと自体はそれほど驚きではありませんでした。
しかし、その後にプリズムで矯正したレンズをしながら周囲を見渡した時に、周囲の景色に今までに味わったことが無いくらいの立体感があり、非常に驚きました。
※この立体感を実現する視機能を「立体視」と言うそうです。

以前から、スキーやスノーボードに行った際に、滑る前に斜面を上から覗いた時と、実際に滑った時の感覚の違いを感じていたので、その事を検査してくれた店長さんに伝えると、「それこそまさに、今まで不十分な眼の機能だけで過ごしていた事の証明です」といった様な意味の事を言われました。
具体的にどれくらい変化があったかと言うと、お店の中から見た外の景色が今までの倍くらい遠くに見えたり、お店のすぐ目の前にある横断歩道につながるちょっとした歩道の斜面が、それまでの3倍くらいの傾斜がある様に見えたのです。
「これは眼の機能を十分に発揮した状態で見えてないな」と、文字通り痛感させられた瞬間でした。

野球をやっていても、顔の正面に来るような「目の動きが小さくて済む」軌道のボールは問題なく取れるのですが、お臍から下あたりに来た「目をやや大きく動かさなくてはならない軌道」のボールに苦手意識があったので、それもこの視機能の不十分さによる部分があったのかもしれません。
※単純な技術不足のせいかもしれませんが…。

本を読んでいる時も、特に縦書きの文章では、行がかわるとスムーズに読め進められず、意味などからどこにつながっているか確認することがよくあったのですが、これもこの横方向へ視機能の異常によるところが大きいそうです。
視機能の異常は、遠近感不足による運動能力定価はもちろん、学習能力にも影響を及ぼすようです。

その場で矯正用のメガネの購入を決め(※大幅予算オーバーです笑)、帰り道には100均でプラスティックのスプーンを購入し、トレーニング器具と目隠しを作りました。
帰宅後には、アマゾンでお薦めの書籍を購入しました。

書籍『クラスで楽しくビジョントレーニング: 見る力を伸ばして学力&運動能力アップ!』と自作のトレーニング道具
トレーニング方法について、詳しくは書籍をご覧下さい。

本来の眼の機能を獲得するまでには、4~5年かそれ以上の時間が掛かるそうですが、これから矯正&眼のトレーニングでどれくらい見え方が変化するか今から楽しみです。
1週間程度で矯正用の眼鏡ができるそうなので、そちらもまた出来上がり次第、報告させてもらいたいと思います。

また、視機能の異常は頭痛や首肩こりといった体の不調が引き起こすことがあるので、そういった不調の原因として「眼の異常」がありそうだと判断した場合、これからはプロショップ日本メガネさんに伺って店長さんの検眼を受けてもらうよう勧めるかもしれません。

自分の知識の幅が一気に広がって、これからの施術の幅まで広がりそうな、とても有意義な検眼と店長さんとの会話の時間でした。
同時に「もっともっと人体について、色んな分野の専門家の話を聞いたり、書籍を読んで勉強しないとダメだな」と思わされました。

2018年6月6日

症例報告に「ボールの握り方に問題があった投球動作で生じる右肩痛 40代男性」を追加。

表示がバグっていた、サイドバーの「ネット予約」と「エキテンの口コミ」の画像を修正。

サイドバーにLINE@の「友達追加」を新たに追加。※活用については検討中です。

ボールの握り方に問題があった投球動作で生じる右肩痛 40代男性

【症例】40代男性

【初回日】2018年4月5日(施術回数3回)

【現病歴】
2018年2月頃から、起床時やつり革につかまったりした際に右肩にシビレを感じるようになった。
日常生活の支障はそれくらいだが、週末に野球をやっていて、ボールを投げる際に腕を上げようと意識すると痛みが出る。
4月8日にも野球の試合があり、野手として出場する可能性が高いので、少しでも痛みを改善したい。

【視診】
「投球で痛む」ということは、投球動作やボールの握り方に問題がある訳ですが、ボールの握りを見せてもらうと、親指が親指方向(橈側)にあり、親指の腹でボールを抑えるような握り方でした。

※筆者再現

この握りでは、手がトップの位置に来た時に手首がスムーズに回内せず、肘や肩に大きなストレスが掛かってしまいます。

下の画像の岩隈久志投手の握り方の様に、人差し指と中指の間辺りに親指を置いて、親指の側面で握らないと肩を痛めやすいことを説明しました。

『すぐマネしたい ピッチング トッププレイヤーの技術』より

また、座った体勢で、ボールを下から上に投げ上げてもらうと、飛ぶ方向だけでなく回転の軸が安定していませんでした。

【症状の確認】
<肩関節>
屈曲(+)
外転(+)
※90°と180°の辺りで痛みが出ます。
水平屈曲(-)
水平伸展(+)
結髪動作(+)
結帯動作(+)
投球動作(+)
※握り方の問題点で指摘したとおり、トップポジション以降のレイトコッキングのフェーズで痛みが出ます。

http://www.hitsujigaoka.com/shoulder/baseball_shoulder/より

【触診】
右巨骨穴に強圧痛を、右の曲池穴、中府穴、肩外兪穴に圧痛を、右手掌部や手背部の筋肉にも著明な筋緊張を検出できました。

【施術】
「投球動作」という根本原因があるので、施術以降も持続的に刺激が入る方が望ましいと考え、ソフトピソマでの施術を提案し了解を頂きました。
まず座位で強圧痛を検出した右巨骨穴部2点にソフトピソマを貼付し、30回程タッピングを施しました。
ここで外転をしてもらうと、先ほどまであった痛みがかなり楽になっていました。
更に投球動作もしてもらうと、こちらもかなり痛みが楽になっていました。

次に仰向けになってもらい、圧痛を検出した右の曲池穴周囲や中府穴、腋窩、肩外兪穴や筋緊張を検出した手掌部、手背部の周囲にもマッサージを施しました。
筋肉が柔らかくなったのを確認して、起き上がってもらいました。
ここで最初と同じように肩を動かしてもらいました。

屈曲(-)
外転(±)
水平伸展(-)
結髪動作(-)
結帯動作(-)
投球動作(-)

以上の様に、かなり痛みが改善したので、最後に「ボールの握りに慣れるよう、ボールを握る機会を増やす事」と「座った体勢から、アンダーハンドで上にボールを投げる練習を行う事」、更には「痛みが減ったからといって、急に投げると再発の恐れがあるので、壁当てなどして肩を投球動作に慣れさせる」という3点をアドバイスして初回を終了しました。


《第2回》2018年4月12日(初回の7日後)

【経過】
「8日の試合は一塁手だったので、試合中はそれほど投げなかったが、試合前のキャッチボールで当初は痛みがあったが、悪化はせず、何とかプレイできた」
「試合後には『いつもの張り感』は出たが、極端に痛みが悪化することはなかった」
「起床時や吊り革につかまった際のシビレも大幅に改善した」

【症状の確認】
屈曲(-)
外転(+)
※180°の辺りで痛みが出ます。
水平屈曲(-)
水平伸展(+)
結髪動作(-)
結帯動作(-)
投球動作(+)
※初回同様、レイトコッキングで痛みが出ます。
※ボールを握って行うと、少し痛みが改善します。

【動作確認】
座った体勢からアンダーハンドでボールを投げ上げるのは、バラつきこそあるものの、回転軸が地面と水平なキレイなボールを投げられるようになっていました。

【運動指導】
ボールを握って投球動作を行ってもらうと、座った体勢とは異なり、初回同様「親指が親指方向(橈側)にあり、親指の腹でボールを抑えるような握り方」だったので、再度「人差し指と中指の間辺りに親指を置いて、親指の側面で握る」ことを指導し、その握りのままもう一度投球動作をしてもらいました。
すると、先ほどよりも力強く腕が振れるようになり、更に痛みも改善していました。

【施術】
初回同様、仰向けになってもらい、右手掌・手背部、前腕部、肩外兪穴周囲をマッサージし、更に巨骨穴にソフトピソマを貼付しました。
最後に壁当てなどで握りに慣れるよう指示して第2回を終了しました。


《第3回》2018年5月10日(第2回の28日後)

【経過】
「前回施術を受けて以降、かなり調子が良かったが、4月30日の練習中に遠投をした際に、また痛めてしまった」
「痛みは徐々に改善している」
「4月30日頃から、右手首も痛みが出るようになった」

【症状の確認】
<右肩関節>
屈曲(-)
外転(+)
※120°の辺りで痛みが出ます。
水平屈曲(-)
水平伸展(-)
結髪動作(-)
結帯動作(-)
投球動作(+)
※ボール無しだとレイトコッキング時に、ボール有りだとフォロースルー時に痛みが出ます。

<右手首>
屈曲(+)
伸展(-)

【施術】
まずうつ伏せになってもらい、右頚肩部から腋窩部にマッサージを施しました。
起き上がって外転してもらうと、120°辺りで出ていた痛みが無くなっていました。

次に仰向けになってもらい、右の曲池穴周囲と合谷穴、手掌部にマッサージを施しました。
筋肉が柔らかくなったのを確認してから、起き上がってもらい、再度外転をしてもらい、更に投球動作もしてもらいましたが、どちらも痛みはありませんでした。
右手首の屈曲での痛みも無くなっていました。

施術中に「仕事中、滑りやすい状態で握って作業することがある」という話を伺ったので、「もしかしたら、その時にできる筋肉のコリのせいで、今回の右肩や右手首の痛みが出たのかもしれません」と説明して施術を終了しました。

運動で徐々に悪化する左踵痛 10代男性

【症例】10代男性 サッカーチーム所属

【初回日】2018年2月13日(施術回数4回)

【現病歴】
2018年2月5日から左の踵の内外の両側が痛み出すようになった。
前日、いつもとは異なり夜に2時間練習を行ったことと、2017年11月末に左踵を骨折して1月末に復帰したばかりという2点が原因として思い当たる。
サッカーは普段は週に2~3回、平日に1時間半、土日などの休日は半日か全日の練習を行っている。
サッカー以外にも、平日に2回レスリングを行っている。

痛みは走っていると徐々に悪化する。
2月10・11日にサッカーをしたが、やはり悪化した。
寝ている時は痛みは無い。
医者には掛かっていない。

2017年11月の左踵の骨折は鉄棒をしていてぶつけた際のもの。
腫れが酷くなく、2週間経っても痛みが引かなかったため、病院に行ったところレントゲン撮影で骨折が見つかり、シーネ固定をした。

【副訴】
今回の左踵の怪我以前にも、右脚を怪我することがよくあった。

【症状の確認】
立位(-)
片脚立ち(+)
片脚つま先立ち(+)
※痛みがひどかったので、片脚ジャンプは行わず。

<足関節の他動運動>
屈曲(-)
伸展(+)
内反(-)
外反(-)

【触診】

◎:強圧痛あり
×:圧痛なし

踵の両脇に強圧痛を検出できました。
足の甲には圧痛はありませんでした。

【施術】
まず座位で圧痛を検出した左踵の両脇、太谿穴と崑崙穴にピソマⅠを貼付し、タッピングを施しました。
ここで片脚立ちをしてもらったところ、痛みが無くなっていました。
片脚でつま先立ちすると、まだ痛みが出ます。

太谿穴、崑崙穴それぞれの周囲3点にも更にピソマⅠを貼付しました。
これで片脚つま先立ちでの痛みも無くなりました。
ここで初めて片脚ジャンプをしてもらうと、やはり痛みがありました。
最後に「患部を保温すること」、「片脚ジャンプで痛みが出なくなったら運動を再開する」よう指示して、初回を終了しました。


《第2回》2018年2月19日(初回の6日後)

【経過】
「痛みはかなり引いてきた」
「2月14日にサッカーを1時間行ったが、最中も翌日も痛みはそれほど出なかった」
「17日にプール、18日にフラッグフットボールをやったが、今現在それほどひどくはない」

【症状の確認】
片脚つま先立ち(-)
片脚ジャンプ(+)
足関節の他動での伸展(+)
※痛みは踵の外側に感じるそうです。

片脚立ちでのフラツキ:右>左

【施術】
座位で患部周囲を触診すると、崑崙穴に圧痛を検出できたので、同点とそのすぐ脇に1点、計2点にピソマⅠを貼付。
これで他動での伸展時の痛みが少し軽くなりました。
更に範囲を広めて触診すると、左申脈穴部2点に圧痛を検出できました。
ただ初回にピソマを貼った後、「チクチク感を感じた」そうなので、同2点には素材が軟らかくより低刺激なハペパッチを貼付しました。
これで他動での伸展の痛みが無くなりました。
立ち上がってもらい、片脚ジャンプをしてもらうと、痛みが「10あったのが3に減った」そうです。
更に触診を行い、圧痛を検出した金門穴にもハペパッチを貼付したところ、片脚ジャンプでの痛みが「1まで痛みが減った」そうです。

最後に、以下の4点を説明して第2回を終了しました。

「今回の痛みの根本的な原因は、右脚で安定して立てないことだと思われます」
「以前によく右脚を怪我していたというのも、原因はこの右脚で安定して立てないことだと思われます」
「左踵の痛みは減っていますが、『右脚で安定して立てない』という、根本的な原因がまだ改善していないので、怪我以前の様な量・強度での運動を再開すると再発の危険性があります」
「強度のコントロールは難しいと思うので、1週間ずつ運動量を増やしてください」


《第3回》2018年2月27日(第2回の8日後)

【経過】
「2月25日午前中にサッカーをして、翌26日に痛みが悪化した」
「26日はレスリングをしたが、今日は26日程の痛みは無い」

【症状の確認】
片脚ジャンプ(+)

<他動での足関節の運動>
伸展(-)
伸展+内反(+)

片脚スクワットでのフラツキ:右>左

【施術】
座位で患部を触診すると、左崑崙穴に周囲に圧痛を検出できたので、同部位にハペパッチを4枚貼付しました。
ここで足関節を伸展+内反すると、痛みが無くなっていました。
立ち上がってもらい、片脚ジャンプをやってもらうと、「10から5に痛みが減った」そうです。
「25日にサッカーをして、昨日26日に痛みが悪化したとのことですが、その痛みも今日には改善しているので、当初の痛みが減ったことで、今までできかなった強度の運動ができるようになったことで一時的に起きた痛みで、大きな問題ではない可能性が高い」ことを説明。

【運動指導】
右脚の筋力不足を改善するための運動として、スプリット・スクワットを指導。
この運動でも右の方が左よりもフラツキが大きいことを実感してもらいました。
自宅で毎日お風呂に入る前に右脚だけ10回行うことを約束して、「痛みの改善とは異なり、筋力の向上には時間が掛かる」ことを説明し、3週間後に予約を取ってもらい、第3回を終了しました。


《第4回》2018年3月20日(第3回の21日後)

【経過】
「痛みはだいぶ良くなってきた」
「3月17日に一日サッカーをした際に、午後から痛みが出てきた」

【症状の確認】
片脚つま先立ち(-)
片脚ジャンプ(±)
片脚サイドジャンプ(+)
足関節の他動での伸展+内反(-)
※痛みがかなり無くなってきたので、負荷が高い運動として「片脚サイドジャンプ」を追加しました。

片脚スクワットでのフラツキ:右>左

【施術】
座位で左踵を触診すると、崑崙穴に圧痛を検出できたので、同点にハペパッチを貼付。
立ち上がってもらい、片脚サイドジャンプをしてもらうと、痛みが無くなっていました。

【運動指導】
スプリット・スクワットのフォームを確認すると、右脚で実施した際に骨盤が傾ていることが確認できました。
このフォームだと、片脚立脚時の安定性を高める、中臀筋を中心とした股関節外転筋群に十分な刺激が入らないので、本人にも骨盤の出っ張り(腸骨稜)を触ったまま実施してもらい、傾きを実感してもらった上で、「骨盤が水平を保ったままやるように気を付けて」とアドバイスして、第4回を終了しました。


《第5回》2018年4月9日(第4回の20日後)

【経過】
「この3週間、ずっと痛みは無い」
「午前、午後と1日中サッカーする機会もあったが、痛みは出なかった」

痛みが無いとのことだったので、施術は無しにして運動指導のみ行いました。

【運動指導】
スプリット・スクワットのフォームを確認すると、前回指摘した骨盤の水平は保てているものの、右脚で実施した際に、左右の足の隙間(歩隔)が広がっていて、そのせいか右膝が内側に倒れてしまっていました。
板の間の目地を目印に、右脚で実施した際の方が歩隔が広がっていることを実感してもらった上で、「左右の足の隙間を開けずにやってごらん」とアドバイス。
これで、膝が内側に入る代償動作も無くなりました。
更にスクワット・ポジションでのサイドステップも指導して、「今現在の運動強度でも痛みの再燃が無いので、この2つの運動をしておけば、当面再発することはないと思います」と説明。
第5回にして無事治療院通いを卒業してもらいました。

【雑感】
痛みの改善はもちろん、発症の原因についてもかなり早期に克服できた、「当初の計画通りに進んだ」症例だと思います。
指示した運動を自宅でもしっかりやってくれていたことも、フォームを確認した際に十分に伝わってきました。
親御さんに見守られての実施だったとは思いますが、本人の努力には感謝しかありません。

なお、リバプールFCのジョーダン・ヘンダーソン選手も、詳細な部位こそ不明ですが慢性的な左踵の痛みに悩まされています。
しかもヘンダーソン選手は右利きということもあり、本症例と同様に「左脚で立つ方が安定している」ことが画像などからも確認されます。
以上から、「脚の筋力、特に片脚立ちした際に体(骨盤)を安定させる筋力に左右差がある場合、安定して立てる側の踵を痛めやすい」のではないかと疑っています。
ヘンダーソン選手の体の状態について、詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

2018年5月22日

私たちと時間の関係は「電車」の登場によって作られた
電車の登場はもちろん、スマフォで乗り換え検索するのが当たり前になった昨今は、より便利になった反面、「時間に縛られるようになった」」とも言えますが…。

☆今日のツイート


「結果」と「過程」を明確に区別して、「結果」に囚われず「過程」を重要視する姿勢は、サッカーだけでなく、我々の様な治療業はもちろん、その他多くの仕事や事業を行っていく上で必要な姿勢だと思います。
それにしてもアンリ選手の本質を見抜く眼力は凄いですね。

2018年5月18日

タミフル、10代もOKに 異常行動との関連認められず

研究班は「薬の服用の有無、種類に関わらず、インフルエンザ罹患(りかん)時には異常行動を起こす可能性がある」とした。

歌手の西城秀樹さんが死去
ご冥福をお祈り申し上げます

☆今日のツイート

2018年5月12日

左足の捻挫は大したことはないだろうとは書きましたが、まさかここまで順調に復調するとは思いませんでした。

はしか 沖縄の流行が東京に拡大か 町田の女性が感染

反則3度のアメフト日大選手、関東学連が異例の処分

一体どんな指導がなされているのでしょうか?

2018年5月11日

「切り返し動作」についての意見交換を投稿しました。

反則3度のアメフト日大選手、関東学連が異例の処分

映像も見ましたが、ちょっと信じられないくらい「悪質」なタックルでした。
一体、監督からはどんな指示が出ていたのでしょうか?

本場・フランス人が「日本のパン」にショックをうけた6の理由

「日本人にとってカリフォルニアロールは寿司じゃないでしょ?でも美味しい。それと同じよ」

これくらい全世界の人間が寛容だったら、争いもほとんど無くなりそうですよね。

「切り返し動作」についての意見交換

東京学芸大学蹴球部トレーナーをされている松本圭介さんと、「切り返し動作」について意見交換させてもらいました。
下記のツイートを下の方まで読み進んでもらえばわかりますが、氏は「日本人サッカー選手(WGも含め)には切替しの『技術』足りない」という見解をお持ちなようです。

進行方向側の脚で加速するために逆側で方向転換。

逆側で方向転換も加速もやろうとすると効率が悪いってだけで逆側を使うのは何も問題ない。
というか使わないと速く動けない。
役割が違うってだけ。

重心を動かすんじゃなくて、足の接地位置で相対的に重心を支持基底面から外す。

私としては、大谷選手も語っているとおり、「筋力がないとできない技術やメカニズムや動きがある」と考えましす、実際に海外のトップ選手と比較しても、日本人サッカー選手は筋肉の量が足りないように見えるので、「圧倒的に筋力が足りない」と考えます。
やり取りの中にもありますが、股関節や膝関節が深く曲がれば曲がるほどより筋力が必要になるのは、統計的な研究結果など待つまでも無く、バイオメカニクス(生体力学)的に自明のことだからです。
「筋力不足によって、より高度な技術の習得が滞っている」といったところでしょうか。


こんなアザール選手(中央)の様に切り返し動作をした際には、特に右足は股関節、膝関節共に深い屈曲を強いられるので、「技術云々以前に筋力がある程度ないと体勢を取る事すらできない」と思うのです。

実際、「(股関節と膝関節を深く曲げる)スクワットジャンプ(SJ)と、スタートから数えて6から10歩目の加速度の間に有意な正の相関関係が認められた」とする研究があるようです。
100m走の加速能力に必要な力・パワー発揮能力 〜ジャンプ運動による評価から〜

「スタートから6歩目」との相関性が指摘されていない点が気になりますが、そこは「スターティングブロックを使った陸上競技短距離特有のスタート技術」が関係しているのかもしれません。
ちょっと虫の良い考えですが、「平旦な場所でスタンディングスタート」という条件で計測が行われれば、SJの跳躍高と1から10歩目辺りまでの加速度に相関関係が見いだされるかもしれません。
また走動作のスタートの方が、後方への腕振りの動作がスクワットジャンプよりも大きくなるので、腕の可動域が記録に影響を与えているのかもしれません。

またSJは「両脚」での運動である一方、走動作は「片脚」で地面を捉える運動です。
この違いもSJと1から6歩目までとの間に相関が無かった原因かもしれません。
つまり、「片脚でのSJ」の跳躍高であれば、「スタートの1~6歩目」との相関がみいだせるかもしれません。

「切り返し」から「走動作のスタート」にやや話が外れてしまいましたが、皆さんはいかがお考えになりますか?

2018年5月3日


陸上長距離の王様モハメド・ファラー選手(中央)の肘の先端に注目すると、前後の選手よりも大きく動いているのがわかります
力むことなく肘を後方に大きく動かせると、前傾姿勢がキープでき、膝も高く上がる等、走動作のパフォーマンスが向上します

貝毒が猛威、潮干狩り名所打撃 手足しびれや歩行困難も

自然派ママも怖くない、ナチュラルなはしかワクチンの話
麻しんワクチンはしっかり2回摂取しましょう。

大谷、捻挫から復帰即二塁打!“大谷シフト”に対応…逆を突き左翼線突破の技あり打
以前にも指摘させてもらいましたが、大谷選手の場合、捻挫癖があるのは「右」足首ですので、今回の「左」足首の捻挫は大きな問題にはならない可能性が高いです。

「考えろ」は指導者や親に向けた声でもある。大人も「何を、いつ、どこで、どのように、誰と、なぜするのか」を整理できていないから怒る
個人的な経験からのみですが、「自分で考えろ」と言う人に限って、大抵大して考えてないです。
かと言って、「言われたとおりにだけしろ」では、当然教わる方は成長しないでしょう。

2018年4月28日

・症例報告に「運動不足になってから発症した後屈時に生じる腰痛 30代男性」を追加。

親切心からの「迷信」「誤った助言」、どう向き合う? ママ婦人科医と小児科医が対談

妊娠・出産にまつわる迷信や不安を煽った商売が多いようです。
一般の方が科学的知識や解剖生理学の知識を身に付けるのは非常に難しいと思いますが、少しでも「怪しい」と思ったら、鵜呑みにせず、まずは「調べる」という事が重要ではないでしょうか。

乳腺炎の原因として明らかになっているのは「授乳間隔が空きすぎた」「赤ちゃんが母乳をうまく飲めていない」「服やおんぶ紐による圧迫」などの原因によって「おっぱいに母乳が溜まることだけ」。動物性脂肪の摂取が原因になるとは、医学的には考えられていないそうです。

「正しくない情報は、子育て中の方の不安や心配につけ込むことが多く、モノを売りつけようとする場合もあるので、注意が必要です。たとえば飲めば母乳が出るようになるハーブティー、子どもの背が伸びたり頭がよくなったりするサプリメントは、ありませんから」

・今日のツイート

「戦争だった。部隊が全滅すると思った」「死ぬかもしれない」という
南スーダン派遣隊員の証言の前では、戦闘行為はなかったとの安倍答弁は空虚としか言いようがない。都合の悪い情報を隠す隠蔽内閣に国民と自衛隊員の命を預けられるか?!

運動不足になってから発症した後屈時に生じる腰痛 30代男性

【症例】30代男性

【初回日】2017年11月21日(施術回数1回)

【現病歴】
2014年頃から常に筋肉痛の様な腰痛がある。
発症と同時期に転職してデスクワークが多くなり、運動不足になったことが原因として思い当たる。
痛みは入浴したり、少し運動した後などは軽くなり、長時間同じ姿勢でいると悪化する。
整形外科ではロキソニンテープを処方された。

【副訴】
左肩にコリ感がある。

【症状の確認】
〈腰〉
前屈(±)
後屈(+)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)

〈左肩(頚)〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(±)左(-)
回旋:右(-)左(+)

【施術】
鍼施術を希望されたので、ご希望通り鍼での施術を試みました。
まずうつ伏せになってもらい、左脛肩部と左右の屈伸穴周囲と帯脈穴に単刺術を施しました。
次に仰向けになってもらい、左曲池穴と左右の太衝穴と足臨泣穴に単刺術を施しました。
ここで起き上がってもらい、最初と同じように後屈してもらうと、痛みが無くなっていました。
腰の痛みが無くなったので、左肩についても確認したところ、右側屈での違和感、左回旋での痛みがまだ残っていました。
左の肩井穴と天牖に単刺術を施したところ、左回旋での痛みが和らぎました。
最後に「運動不足によって筋肉が凝り固まってしまったことによる痛みの部分が大きいので、なるべく体を動かすこと」を指示して初回を終了しました。

2018年4月25日

・症例報告に「眼を動かしたり首を前に曲げると生じるめまい 30代男性」を追加。

「奴隷制の良いところを書きなさい」 歴史の授業で出された宿題が波紋⇒学校側は謝罪
もちろん奴隷制に良い面などありえませんが、日本人だとそうそう辿り着けない、下記の様な結論に至る過程が知りたいです。

「当初、リバーさんの息子は、学校の評判を落としているという非難をたくさん受けたというが、学校側は彼がこの問題を明るみにしてくれた勇気を讃えたいと述べているという。」

子どもの「2型糖尿病」が増加 家庭でやってはいけないNG習慣とは
ご自身も1型糖尿病を発症していて、1型糖尿病にはお詳しいようですが、2型に関しては余りお詳しくないようですが…。
しかもNG習慣に「家族が肥満である」とありますが、これは習慣ではなく「特徴」では?

眼を動かしたり首を前に曲げると生じるめまい 30代男性

【症例】30代男性

【初回日】2015年3月17日(施術回数1回)

【現病歴】
2015年3月1日から体調が悪化したせいか、やけにまぶしさを感じるようになり、テレビやPCで白く発光した画面を見るとめまいが出るようになった。
寝ている時はめまいは出ない。
内科に掛かったが、片頭痛と言われ胃薬を処方された。
3月12日に別の内科に掛かって、血液検査とエコー検査を受け、同月15日にはMRIも受けたが問題は見つからなかった。

【症状の確認】
〈頚部の運動〉
前屈(+)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(-)左(-)
斜め前:右(-)左(-)

頚を前屈させた際にのみめまいが出ます。

〈眼球運動〉
動く物体を目で追ってもらうとめまいが出ます。

【触診】

〇:圧痛あり

後頭部と側頭部に圧痛を検出できました。

【施術】
施術方法の希望はありませんでしたが、鍼施術の経験は無いとのことだったので、マッサージでの施術を提案し了解を頂きました。
まずうつ伏せになってもらい、圧痛を検出した後頭部とその周辺にマッサージを施しました。
筋肉が柔らかくなったのを確認してから起き上がってもらいました。
施術前よりも「周囲が見えやすくなった」そうです。
ここで最初と同じ様に眼球を動かしたり、頚を前屈してもらいましたが、めまいは出なくなっていました。
更に仰向けになってもらい、圧痛を検出した側頭部に加え頭頂部、眼球周囲にもマッサージを施しました。
起き上がってもらうと、先ほどよりも更に周囲が見えやすくなったそうです。
最後に「今回のめまいは、眼精疲労によるものの可能性が高い」と説明し、「眼科で検眼を受けてみるよう」アドバイスして初回を終了しました。

【その後】
初回の施術から8日後の3月25日に首の痛みを訴えて来院されましたが、その間に眼科に行かれたそうで、やはり「めまいは眼精疲労によるもの」と言われたそうです。
また、この頃には「めまいはだいぶ楽になった」そうで、その後も腰痛などで来院されましたが、めまいを訴えることはありませんでした。

【雑感】
丁寧に話を聞けば、それだけで眼精疲労がめまいに大きく影響していることがわかりそうなものですが、血液検査やエコー、更にはMRIまでした判断はいかがなものでしょうか?
患者が検査を要求したのかもしれませんし、経営上は問診だけで終わるよりも検査を多くやった方が儲かるので「正しい判断」なのかもしれませんが、それにしても医療資源の無駄遣いも甚だしいかと思います。

2018年4月23日

北朝鮮 核実験とICBM発射実験中止 核実験場も廃棄と発表
既に米朝の間で色々とやり取りがあるようですね。

データで読み解く 大谷翔平の投球の実相
「軌道で見分けがつかない」ってことらしいですが、この試合は腕も良く振れてましたし、「腕の振り」でも見分けがつかなかったかと思いますね。

「ホルモンバランスの乱れ」という言葉にごまかされないで!
「何が原因でホルモンのバランスが乱れたのか」に関する言及は少ないですが、月経で悩んでいる女性は必見かと。
「ホルモンバランスの乱れ」とか「自律神経の乱れ」とかは状態を説明しているだけで、原因は日常の何かしらにあるはずですので、思考停止にならずに原因を探し出すべきです。

・今日の呟き

院長の経験談。

新薬の治験に参加した患者。わりと大量処方で治療されていたが、治験のため休止。治験薬を内服し、週一回、詳しく診察していくと、だんだんと改善。新薬の効果を確信した。
治験終了後、割り当てられたのはプラセボだったと製薬会社から報告。
実は週一回の関わりこそが治療的だった。

治療そのものではなく、「週一回の関わりこそが治療」。
私の業界にもありうる話です。

モートン病と診断された左右の足趾の痛み 50代女性

【症例】50代女性

【初回日】’18年1月22日(施術回数2回)

【現病歴】
’17年11月末頃から左足第3・4指(中指、薬指)がピリピリするようになり、その後ビリビリと痛むようになった。
’18年1月に整形外科で「モートン病」と診断され、ビタミンB12を処方された。
薬のおかげか症状は改善したが、その後右足も同様な症状が出始めた。
’17年11月末頃に普段履かない高さのハイヒールを履くことが多く、やや我慢しながら履いていた事が原因として思い当たる。

【症状の確認】
つま先立ち:右(-)左(-)

〈歩行〉
右足:離地時に第3・4指の裏側にコリコリした感じとピリッとした痛みがあります。
左足:離地時に第3・4指甲側にピリッとした痛みがあります。

〈触覚異常〉
左右共に異常なし

【施術】
仰向けに寝てもらい、左右の足の甲の骨間部に単刺術とマッサージを、更に足指にもマッサージを施しました。
足の筋肉が十分にほぐれたのを確認してから、更に臀筋にストレッチを施しました。

起き上がってもらい症状を確認したところ、歩きで左足離地時に「コリっとした感じが残る」ものの、左右の足趾共、離地時の痛みは無くなっていました。
「筋肉を刺激して柔らかくしたら、症状が軽くなったので、筋肉のコリが主な原因として考えられます」と説明。

更に左右の足趾の関節部分の形状を確認したところ、横から触ると左足趾の方が骨が側方に隆起していていることが触知できたので、「この骨の隆起が減るか無くなるかしない限り、コリっとした感じは無くならないかもしれません」と説明し、初回を終了しました。


《第2回》’18年1月29日(初回の7日後)

【経過】
「ピリピリとした痛みは取れてきた」
「1月28日にスニーカーを履いて歩いた時にピリピリとした痛みを感じたが、今日は痛みはない」

【症状の確認】
つま先立ち:右(-)左(-)
歩行:右(-)左(±)

初回終了時と同様、左足のみ離地時にコリっとした感じがあるそうです。

【片脚立ちでの動揺】
右>左

左右共に片脚立ちで上体を真っ直ぐに保持できません。
特に右脚で立った際の動揺が大きいです。

【運動指導】
痛みがそれほど酷くなかったので、まずは片脚立ちでの安定性を高めるための運動としてスプリットスクワットを指導しました。
臀筋に負荷が掛かるフォームを習得してもらった後に、前回同様の施術を行いました。

【施術】
左右の足の甲への単刺術と足のマッサージ、更に下肢のストレッチを施しました。
ここで状態を確認すると、まだ歩きで左足に違和感が出るものの、「脚が軽くなった」そうです。

スプリットスクワットを毎日左右10回ずつ行うよう指示して施術を終了しました。

2018年4月18日

・ケイト・アップトンさんのケーブル・スクワット

トップモデルだけあった、そんじゃそこらのスポーツ選手よりもキレイな(お尻の筋肉を使った)フォームです。
美への探求心の深さが伺えます。
ちなみに、彼女はパートナーは、MLBでサイ・ヤング賞も獲ったことがあるジャスティス・バーランダー投手です。

関東、今週末は暑くなりますよー。半袖の準備できてますか?

関東の方は、週末は家の中でも外でも暑さ・日差し対策を抜かり無くしましょう。
かく言う私も、半分外の球場で野球を見る予定なので、用心します。

「画期的な治療は長期的なビジネスにとって悪影響」とゴールドマンサックスのアナリストが主張
「治療する患者がいて初めてビジネスが成立する」
これ、悲しいことですが真理です。

足底筋膜炎と診断され半年患った踵を中心とした左右の足底の痛み 50代女性

【症例】50代女性

【初回日】’18年1月10日(施術回数1回)

【現病歴】
’17年7月から左の足裏が痛くなり始め、その後右も同様に痛くなりだした。
足の裏全体に痛みがあるが、特に踵の痛みが気になる。
’17年になってからよく歩くようになり、疲労が溜まったことが原因として思い当たる。
医者には「歩きすぎ」「靴が悪い」と言われたが、ハイヒールなどは履いていないので、靴が原因とは思えない。
診断は足底筋膜炎だった。
「歩かないのが一番いい」と言われたが、仕事との関係もありそうもいかない。
数年、又は一生痛みが取れない人もいると言われたが、そんなことになったら困るのでどうにかしたい。

家で裸足で歩く時が特に辛い。
よく歩く時は、ウォーキングシューズを履いたり、インソールを使って対応しているが、根本的に解決したい。
歩き方が何となくおかしい気がする。

【副訴】
’18年元旦にもたくさん歩いた影響か、右腰にも痛みがある。

【症状の確認】
両脚立ち:右(-)左(-)
片脚立ち:右(-)左(-)
両脚つま先立ち:右(+)左(+)
片脚つま先立ち:右(+)左(+)
※右は足の甲に、左は足底に痛みを感じます。
踵荷重:右(+)左(±)
歩行::右(+)左(+)
※150cmほどの距離を7~8歩掛けて歩きます。
※片脚立ちの際、左右共にフラツキが非常に大きいです。

【触診】
IMG_0324
◎:強圧痛あり
〇:圧痛あり
×:圧痛なし

痛みを感じる踵の底面には目立った圧痛は検出できませんでしたが、踵の両脇には圧痛が検出できました。
左の足底も圧痛は検出できず、むしろ左右の足共に、足の甲と爪の付け根辺りに圧痛を検出できました。

【施術】
触診時の反応から、やや痛みに敏感なように見えたので、ハペパッチとピソマⅠでの施術を試みました。
圧痛を検出した左右の踵の両脇、僕参穴と水泉穴の辺りにハペパッチを1枚ずつ計4枚貼付。
更に左右の足の第1・2・3・4趾の爪の付け根の角にピソマⅠを1枚ずつ計16枚貼付してタッピングを施しました。
改善具合を確認するために、立ち上がって施術前と同様に動いてみてもらったところ、以下の様になりました。

両脚つま先立ち:右(-)左(-)
片脚つま先立ち:右(±)左(-)
踵荷重:右(+)左(-)

右踵の痛みがやや強く残ったので、更に同部位に施術を追加しました。
自覚的には右踵の底面のやや外側に痛みがあるそうです。
再度、座位になってもらい、右踵を触診したところ、後方やや外側に圧痛を検出できたので、同点にハペパッチを1枚貼付。
これでもう一度右踵に荷重してもらうと、痛みが和らいだそうです。
歩行も歩幅が広がり、150cm程の距離を6歩で移動できるようになりました。

最後に徐々に日常生活に復帰することと、足の甲側の筋肉が固いのでストレッチ等でほぐすようアドバイスして初回を終了しました。

【その後】
予約を入れてもらっていた1月13日(初回から3日後)の朝に電話をいただき、「想像以上に痛みが改善し、外出にも大きな支障が無くなったので、予約をキャンセルしたい」との連絡をいただきました。

2018年4月10日

有給希望の実習生に強制帰国
ルール違反の上に強制帰国と言語道断ですが、この「実習生」というシステムで来日している「安い労働力」に頼り切っている経済が、このままで上手くいくとは思えません。

週刊Dモーニング『素直なカラダ』
「大体の病の原因はストレス」
「腰痛の85%は原因不明」
「自分の体は自分で治す」
「首肩のコリは上半身の力みや食い縛り」
「体は素直」

この辺は私もよく思うところです。

大谷衝撃の2勝目 7回1安打無失点毎回12K快投
「悪魔のスプリット」と言われてるらしいですが、フォークのキレがハンパなかったですし、腕も良く振れてました。
良い時の田中将大投手に近いものを感じました。
要するに、彼はバケモノです。(笑)

サッカー日本代表 ハリルホジッチ監督を解任へ
個人的には、と言うよりか、多くの日本人サッカーファンは、本番でのハリルさんの采配を楽しみにしてたと思うんですが…。
残念。

2018年4月9日

・大谷選手の進化
以前に投稿した通り、右股関節の可動域や筋力に弱点があったのですが、冬の間に鍛えたのか、大幅に改善している事が、インパクト時の右股関節の様子から伺えます。


上半身と右脚が作る角度が、現在の方がより鋭角になっています。
これによって、骨盤の回転がよりスムーズにできるようになっていると思われます。
この右股関節の動きの改善によって、捻挫などの怪我のリスクも低くなるものと思われます。

以前に投稿した、大谷選手の捻挫癖について考察した記事はこちら

相撲の”女人禁制”は明治以降に作られた虚構? 救命中の女性に「土俵から降りて下さい」が波紋

相撲協会では土俵を女人禁制としているが、国際相撲連盟にはそのような規定はない。2001年からは世界女子相撲選手権大会も開催されている。

これが普通です。

<医療>「炭水化物が命を縮める」 衝撃論文の中身とは
ちょっと古い記事ですが、重要なので紹介させてもらいます。

炭水化物の摂取量が多いほど死亡リスクが高まり、脂質の摂取が多いほど死亡率が低下する

その知識、本当に正しいですか?
洗脳や依存の恐ろしさがよくわかる手記です。

2018年4月7日

・#東京消防庁 #探しています

【探しています】
4月4日(水)午前8時15分頃、都営大江戸線大門駅の電車内とホームで、心肺停止状態の男性に対し心臓マッサージを行っていただいた方に感謝をお伝えしたく探しています。お心当たりのある方は芝消防署までご連絡ください。#東京消防庁 #探しています

軟骨が減っているから痛いのではありません。半月板が傷んでいるから痛いのではありません。

意識も呼吸もなければ、原因にかかわらず、まずは胸骨圧迫心臓マッサージを
先日の土俵上の女性の行動は正しかったようです。

2018年4月6日

【MLB】大谷翔平、サイ・ヤング賞右腕撃ち! 第2打席で2試合連発の同点2ラン!

留まる事を知らない勢いですね。
昨日の一発は「相手との勝負」にすらなっていなかった投手からだったので、「甘い所に来たら打てるよね」とは思っていたのですが、さすがにこれは驚きです。
このままずっと上手くいくとはさすがに思えませんが、怪我なくシーズンを過ごせれば、とんでもないことになりそうですね。

「パスタは食べても太らない」──カナダ研究

原著論文を読むと、パスタ単独のRCTは存在せず、低GI食のRCTの中でパスタの影響を見ています。低GI食に割り付けられたグループは他の点でも食事が異なるので、パスタの影響と判断することはできないと思います。BMJ Openという採択率50%の雑誌にしか載らなかったのはこれが原因かもしれません。

原著にあたってくれる方が発信までしてくれて、英語不得手者としては本当に助かります。
「パスタは○○」と主張しているのに、パスタ以外の要素も違う状況で比較してたっていう、要するに、とんでもない研究っつうことですね。

・<ネイマールの怪我>
右第5中足骨骨折、及び右足関節捻挫とのことですが、急激な体重増がその遠因かもしれません。

こちらは受傷当日2/25の写真です。

こちらは2/14の物です。

顔つきからして、数kg、もしかしたら5kg程度、この短期間で増量しているかもしれません。
増量の目的、原因などは全くわからないのですが、急激な体重増は、筋肉がその負担増に対応できず、捻挫を始めとした怪我のリスクが増大するだけでなく、重傷化のリスクも上がります。

2018年4月5日

大谷メジャー初本塁打 本拠地で右中間へ3ラン

投打のどっちか一方だけでも適応するの大変なはずなのに…。
メジャーでも桁違いな歴史を作ってくれそうですね!

・陸上男子短距離 山縣亮太選手のダンベル・ワンレッグ・デッドリフト


さすがの安定感です。
できれば、右足での試技も見たいです。

学力も左右する? 朝ごはんが大事な理由

「朝ごはんを食べて血糖値を上昇させると、頭が良く働いて学力も向上します」ということが言いたそうな記事ですが、恐らく「栄養師」的には正しい事を言っているつもりなんでしょうが、「統計学」や「科学」としては間違いが多い記事です。
自分の専門領域の事しか興味がない、もしくは知らないと、「専門家でもこういう間違いを犯す」という例ですね。

救命女性に「土俵から降りて」 大相撲巡業、市長倒れ

どうしようもないとは正にこの事。

2018年4月4日

オヤジのコンビニ食ダイエット(26) 炭酸水市場の急成長と飲料の糖質について カナダドライ「ザ・タンサン・ストロング」

糖質の摂取を気にする方は増え続けているようですね。
記者の太田さんも、糖質の摂取を控えて、「約1年で14キロのダイエットに成功」したとのこと。

・今日の1枚
サッカー・ネイマール選手

美しい。

この綺麗な姿勢を実現するには、上半身の柔軟性と、下半身の特にお尻や太もも後側の筋力があることを前提に、全身が適度に脱力していることが重要です。
現在、右第5中足骨の骨折で離脱中のネイマール選手ですが、何とかW杯に間に合ってくれることを願っています。

2018年3月28日

・症例報告に「立ったり座ったりすると生じる腰痛 60代女性」を追加。

・酒飲み・脂肪肝の人はウコンに注意!?ウコンによる肝障害の危険、そして鉄の過剰摂取

ウコンによる薬物性肝障害の報告例が多いのは、ウコンがことさら危ないからではなく、ウコンを飲んでいる人が多いからだと推測されます。ただし、先に挙げたように、ウコンを煮出したり、ウコンを精製した粉を飲むなど、濃度が高いものを長期間、大量に飲むのは注意が必要です。健康食品などは、1回飲んだだけで問題が起こるというケースは少なく、継続的に飲み続けて肝臓を壊すケースがほとんどです。そして、肝臓に問題のある人、例えば脂肪肝の人などは避けてください

過ぎたるは及ばざるがごとし。

ターザン。2018/4/12号。先駆者二人が「過去・現在・未来」を語る。

「未知の治療法(ここでは糖質制限食)を普及させるために、より信頼性が高いエビデンスを積み重ねること」は重要ですが、個々人にとって最適の治療は生理学などからも導き出せるので、必ずしもそういった信頼性が高いエビデンスからしか導けないということはないはずなので、山田先生の姿勢にはやや疑問を感じます。

立ったり座ったりすると生じる腰痛 60代女性

【症例】60代女性

【初回日】’17年2月22日(施術回数1回)

【現病歴】
’17年2月15日頃から立ったり座ったりする際や、くしゃみ、寝返りなどで腰に痛みを感じるようになった。
思い当たる原因は特にない。
医者には掛かっていない。
仰向けになるのが辛い。
お風呂に入って温まっても、痛みは変化しない。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(+)
後屈(+)
側屈:右(+)左(+)
回旋:右(-)左(+)

座位→立位(+)
立位→座位(+)

【触診】

◎:強圧痛あり
〇:圧痛あり
×:圧痛なし

痛みを感じる腰(腰部脊柱周囲)には圧痛は検出できませんでした。
一方、臀筋の起始部や側腹部には多数の強圧痛と圧痛を検出できました。
左右の鼡径部にも圧痛が検出できました。

【施術】
鍼での施術を希望されたので、ご希望どおり鍼で施術を行いました。

まずうつ伏せになってもらい、左右の屈伸部、帯脈穴、崑崙穴、太谿穴、天柱穴に単刺術を施し、刺鍼部位周囲に軽くマッサージも施しました。
次に仰向けになってもらい、足の甲の骨間部に単刺術を施し、足全体にマッサージも施しました。
仰向けのまま下肢にペアストレッチを施し、更に帯脈穴にマッサージを施しました。

起き上がってもらい、最初と同様に症状の確認を行いました。
〈立位〉
前屈(+)
後屈(-)
側屈:右(-)左(+)
回旋:右(-)左(-)

座位→立位(+)
立位→座位(+)

後屈と右側屈、左回旋での痛みは消失していましたが、前屈、左側屈、座位と立位の体位変換では最初と同様に痛みがありました。

最後に、体を保温して冷やさないよう指導して初回を終了しました。

2018年3月27日

・症例報告に「頻回にくしゃみをした後に発症した左腰痛 20代男性」を追加。

【特設:高梨55勝 W杯最多】前人未到の快挙達成までの「軌跡」も公開中。

糖質制限食推奨者としては、栄養師さんとかが気になるサラちゃんですが、とりあえず「W杯最多勝利おめでとう!」とお祝いしてあげたいところです。
次の五輪も25歳ですし、瞬発力勝負の競技なので、まだまだ当分は活躍してくれることでしょう。

サングラス姿の球児、甲子園へ「同じ病気の人に勇気を」

こちらの梶山選手の様な「翼状片」でなくても、紫外線による角膜(眼球の表面)へのダメージは、眼精疲労はもちろん、無用な刺激として睡眠の質を下げたり、夜泣きの原因になっていると思われます。
現在のメガネやコンタクトレンズは紫外線対策しているものがほとんどなので、裸眼の方はより帽子やサングラスで目を保護しないと、気が付かないうちに上記の症状を悪化させていたり、将来的な目の病気のリスクを高めていると思われます。
お気を付けください。

羽田空港 滑走路1本閉鎖 直径20センチの穴見つかる

まだ大きな影響は出ていないようですが、長期化すると欠航など影響が拡大しそうです。

頻回にくしゃみをした後に発症した左腰痛 20代男性

【症例】20代男性 舞台関連業

【初回日】’18年3月6日(施術回数2回)

【現病歴】
一昨日3月4日の昼頃、仕事で作業をしていた最中に腰の痛みで立てなくなった。
翌日5日は痛み止めを服用して仕事はなんとかこなした。
今日は休みをもらったが、早く痛みを改善したい。
思い当たる原因は特にないが、最近花粉症のせいでくしゃみをよくしていた。
仕事中は立った状態でスタンドを持った時に痛みが出た。
医者には掛かっていない。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(+)
後屈(-)
側屈:右(+)左(±)
回旋:右(+)左(+)

スタンドを持つ体勢で、手を床方向に押す力に抵抗して立位を保とうとすると腰に痛みが出ます。

〈仰臥位〉
足上げ:右(-)左(+)
上体起こし(+)

痛みは全て左腰に出ます。

【触診】

◎:強圧痛あり
〇:圧痛あり
×:圧痛なし

痛みを感じるという腰(腰部脊柱周り)と、私が腰痛で最重要視している臀部には圧痛が検出できませんでした。
鼡径部には左右同程度に圧痛を検出でき、左の側腹部のちょうど中央の帯脈穴付近から尾側には強圧痛を検出できました。
左足の甲の骨の間では、第4・5中足骨の間にのみ圧痛を検出できました。

【施術】
施術方法については特に希望は頂かなかったのですが、鍼施術は数回しか受けたことがなかったのと、触診時のリアクションからマッサージの刺激は嫌いではなさそうだったので、マッサージとストレッチでの施術を提案し、了承いただきました。

まず仰向けになってもらい、左を中心に臀筋にストレッチを施しました。
十分に筋肉が軟らかくなったのを確認してから、膝を伸ばした状態で左脚を上げてもらうと、先程確認できた足上げでの痛みが無くなっていました。
しかし上体起こしではまだ痛みが出ます。

次に触診時に圧痛を検出していた左の鼡径部にマッサージを施しました。
鼡径部の筋肉が軟らかくなったのを確認して、再度上体起こしをしてもらうと、痛みが少し改善しました。
ベッド上で確認できる痛みが改善したので、起き上がってもらい、最初と同じ様に動いてもらい痛みを確認しました。

前屈(±)
側屈:右(+)左(-)
回旋:右(+)左(+)

腹圧が掛かる前屈での痛みは少し改善しましたが、その他の動きでは当初と比べてほとんど改善が見られませんでした。

次にベッドに腰掛けてもらい、触診時に強圧痛を検出した左側腹部を押したまま、左右に何度か体を捻ってもらいました。
同じ手順でもう1点刺激した後、立ち上がってもらい、再度痛みの確認を行いました。

側屈:右(-)
回旋:右(±)左(±)

先ほどまで痛みが強かった、右側屈での痛みは消失し、左右の回旋での痛みもかなり改善していました。

最後に、くしゃみをする際になるべく腹圧を高めず、力を逃がすように行うことをアドバイスして初回を終了しました。

《第2回》’18年3月14日(初回の8日後)

【経過】
「仕事は普通にできるようになってきている」
「前屈みになったり、重い物を持つときに痛みが出る」
「ベッドから起き上がる時にも痛みが出る」

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(-)左(-)
回旋:右(+)左(±)

〈座位〉
回旋:右(+)左(±)

【触診】
左の側腹部に強圧痛を、左の側臀部には圧痛をそれぞれ検出できました。

【施術】
側腹部の強圧痛を弱めるために、まずは左の側臀部と下肢全体、更には側胸部にマッサージを施しました。
このマッサージで左側腹部にあった強圧痛が改善したので、同部位に直接マッサージを施しました。
次に仰向けになってもらい、左右の臀筋にペアストレッチを施しました。
ここでベッドに腰掛けてもらい、まず回旋での痛みを確認しました。

回旋:右(+)左(±)

体幹部の回旋の角度は大きくなってはいるものの、痛みは施術開始前と同程度に残っていました。
左側腹部を触診し直すと、初回に刺激した側腹部の中央、帯脈穴付近よりも上の肋骨のすぐ下、章門穴付近に強圧痛を検出できました。
同点を押さえながら、初回と同様に左右に体を捻ってもらうと、座った状態での回旋での痛みが無くなりました。
立ち上がってもらい、立った状態での右回旋をしてもらいましたが、こちらも痛みは無くなっていました。
最後に座った状態で体幹部を側屈してもらうと、痛みが無い状態でも右側屈の可動域が左よりも小さかったので、同部位のストレッチを指導して施術を終了しました。

【雑感】
通常、腰痛の多くは股関節の動きが悪いことが原因である事が多く、臀部にマッサージストレッチを施すと、驚くほど痛みが改善することがあるのですが、本症例では臀部に刺激を入れてもほとんど症状に変化はありませんでした。
代わりに、左の側腹部を刺激すると痛みが大幅に改善しました。
これは問診段階で把握していた「くしゃみをたくさんしていた」ことによって、「頻回に腹圧を高めていたたに、腹斜筋が硬くなってしまっていた」ことが痛みの主な原因だったからだと考えられます。
発症後それほど時間が経過していないにも関わらず、左の腹斜筋だけが硬いのは、日頃の動きやくしゃみの際の癖などが考えられますが、はっきりとした原因はよくわからなかったです。

2018年3月22日

米ウーバー、自動運転車の試験中に死亡事故を起こす。 走行試験の中止を発表

事故当時の状況も気になりますが、自動運転でどれくらい走行したのか、また人力で走行した場合はどれくらい走行したら事故が起こるのか、比較してみてほしいです。

・サッカーのディフェンスの動きと「姿勢」について考えてみました

<出足を左右する「姿勢」>
「サッカー・ブラジル代表の #チアゴ・シウバ 選手はDF時に腰を落とさない」と一部で言われているようですが、切り替えのタイミングでは画像の様に、腰は十分に落ちています。
#カンテ 選手も同様です。

二人の共通点として「背中が真っ直ぐ」という点があると思います。

バスケットや野球での守備など、瞬間的な一歩がパフォーマンスの良し悪しを決める場面では、ちょっとした姿勢がその優劣を決めることがあります。

関連の過去記事はこちら

2018年3月20日

・症例報告に「大腿部のシビレを伴う右腰痛 30代女性」を追加。
ほとんど臀筋にアプローチしただけで改善した症例です。

濡れた手で「アルコール消毒」してはいけない

この先生には下記の夏井先生の言葉を送りたいと思います。

「皮膚を消毒して感染予防」というのが現在の常識だが、これは生物学や微生物学を知らない無知蒙昧な思い込みである。消毒というのは、皮膚本来の生態系を乱し、その結果として病原菌の侵入を許す愚行である。だから、創傷であろうが皮膚であろうが、消毒してはいけないのである。

http://www.wound-treatment.jp/ronbun-pdf/nursing_2006-07.pdfより

大腿部のシビレを伴う右腰痛 30代女性

【症例】30代女性

【初回日】’15年5月8日(施術回数1回)

【現病歴】
’15年5月になってから右の腰が痛むようになった。
現在7kgの子供を抱っこしていることが原因として思い当たる。
仰向けに寝ると痛みは改善するが、横向けに寝ざるを得ない状況になっている。

【症状の確認】
〈立位〉
前屈(-)
後屈(-)
側屈:右(+)左(-)
回旋:右(-)左(-)
靴下を履く動作:右(-)左(+)

〈仰臥位〉
膝を伸ばしても曲げている時と痛みは変わらない
足振り:右(+)左(-)
膝倒し:右(-)左(+)
足上げ:右(+)左(-)

※痛みは全て右腰に出ます

【触診】

〇:圧痛あり
×:圧痛なし
●:硬結あり

患部である右腰部では臀筋の起始部に右のみ圧痛を検出しました。
シビレを感じるという、右大腿部には硬結はあるものの、圧痛は検出できませんでした。
右膝窩に圧痛を検出できました。

【施術】
施術方法に関する希望はありませんでしたが、鍼施術の経験が無いとのことだったので、「鍼、マッサージ、ストレッチのどれでも効果に差はありません」と説明すると、マッサージでの施術を希望されたので、鍼は使用せずマッサージとストレッチを行うことにしました。
まず、うつ伏せになってもらい、右の臀部と下肢に対し、圧痛を検出できた部分を中心にマッサージを施しました。
十分に筋肉が軟らかくなったのを確認してから仰向けになってもらいました。
ここで再度仰臥位での足振りと膝倒しをしてもらうと、それぞれ違和感程度まで痛みが改善していました。
仰向けのまま右臀部にペアストレッチを施し、右股関節の可動域を大きくしていきました。
すると、先ほどまであった足振りと膝倒しでの違和感が消失しました。
起き上がってもらい、最初と同じように右側屈と靴下を履く動作をしてもらいましたが、こちらの痛みも消失していました。
最後に臀筋のストレッチを指導して施術を終了しました。

2018年3月17日

酒飲み・脂肪肝の人 「ウコンのとり過ぎ」に注意

もしかしたらあなたの肝機能異常がウコンのせいだったりして。

Vol.1「体幹トレーニングは必要ない」設楽悠太が語るマラソンの極意

体幹トレーニングどころか、あらゆる補強トレーニングを「要らない」と否定されていますね。
ナイキ・オレゴンPのファラー選手やラップ選手はバーベルを使った補強トレーニングをしているので、どちらが正しいとかはないんでしょうけどね。

・今日の呟き

ホーキング博士のご逝去の報に接し、心からご冥福をお祈りいたします。

「今度 失敗をして誰かに文句を言われたら教えてあげてください『宇宙が完璧なら人類は生まれなかったんだ』とね」

– スティーブン・ホーキング博士

「完璧な人間」なんていませんもんね。

お母さんが「入浴剤から筋肉質なのが出てきた」とか言うからもう筋肉質にしか見えない

恐らく、クロワッサンなんでしょうけど…。

2018年3月15日

40kg減!ダイエット歴16年で見つけた「自分に合う究極の痩せ方」

情報処理の仕方を指南している記事にも見えますが、要するに「糖質制限を自分に合う形で実践できたら痩せました」という記事です。
以下の遠山さんの言葉が糖質制限食の特徴を表しているかと思います。

「10年も痩せなかったのに痩せて、その体型をキープできることで、まだまだやれると自信がつきました」

実践のための具体的アドバイスの中でも下記は心当たりがある方もいるのでは?

用がないのにコンビニに行ったりしない

車いすの宇宙物理学者 ホーキング博士が死去

ALS(筋萎縮性側索硬化症)という進行性の難病(徐々に筋力が失われ、最終的に呼吸すら困難になり死に至る事が多い。意識はハッキリしています)に侵されながらも精力的に活動された博士のご冥福をお祈りします。

・体幹部の可動性について

13日の夜に参加した勉強会で体幹部の柔軟性の重要性について気付かされ、改めてメッシ選手の画像を見てみたところ、やはり体幹部は良く動いていました。

恐らく、腹斜筋の柔軟性が鍵を握っているのではと疑っています。
腹斜筋が軟らかいかどうかは、「動きはもちろん、脇腹で腹斜筋を触ってみて柔らかいかどうか」である程度判別できそうです。

2018年3月14日

議場に乳児問題、異例のスピード対応 熊本市議会、4カ月で規則を改正 西日本新聞

熊本市は「我々は多様性を認めない街です」「健康で仕事に専念できる人の声だけを議会に反映していきます」という宣言をしたに等しい訳ですが、どうなることやら。

子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のためにもっと 日本産婦人科学会

「WHOは世界中の最新データを継続的に解析し、HPVワクチンは極めて安全であるとの結論を発表しています。」

私もワクチン接種を全面的に推奨します。

昆虫食はすでに日常 カナダの大手スーパー「コオロギ粉」全国販売開始

今後必ず訪れるであろう食糧難を乗り越えるには、「昆虫食」しかないだろうと言われています。

2018年3月13日

「チョコで脳若返り」追試求める 内閣府、裏付け不十分の指摘に

「チョコを食べた集団のデータだけで結論を出しており、摂取していない集団と比較していなかった」とか、問題外かと。

日本における元寇の評価に関する私見

確かに元寇で「地上戦が激しかった」ということは聞いたことが無いので、この見解も大きく外れていないかもしれませんね。
韓国人が自国の正史を高麗史ではなく、「台風によって軍船が破壊された」という八幡愚童訓に基づいく歴史観を構築しているのも、その方が「実力で負けた訳ではない」という格好がつくからでしょうね。

・今日の呟き

美容室のメッセージ性が強かった

酒が人をアカンように
するのではなく
その人が元々
アカン人だということを
酒が暴く

2018年3月12日

ロジカル・トレーニング「春休みキャンペーン」を始めました。

「腰痛と言う程では無いけど、常に腰が重い」
「長い距離を走ると膝が痛くなる」
上記の様な悩みを、対象療法という治療ではなく、トレーニング等で体を変え根本的な改善を目的とする”ロジカル・トレーニング”。
こちらをお得に受けて頂けるキャンペーンです。
上記の様なお悩みを始め、お体に何かしら悩みを抱えている方は、この機会に是非ご利用ください。

「国民皆保険」の陰の立役者は名もなき「Dr.コトー」たちだった

結局、いくら崇高な仕組みがあっても、マンパワーがないと物事は進められないということですね。

・本日の呟き(2本)

産婦人科で働き始めて知ったこと

SNSなどで言葉巧みに近付いてきた男性にレイプ被害にあう10代の女の子が非常に多いということ

ニュースで報道されてる事件は氷山の一角

子供たちにネットリテラシーを身につけさせるのは、今の大人たちの大きな課題だと思う

私達、部外者に見えている景色はいつでも氷山の一角のようですね。

「最近お肌の調子すごく良いね」
「そうなんだよねー」
「お化粧変えたの?」
「ううん、生き方」
「あー」
「ねー」

精神的ストレスが体に与える影響が伺われます。

ロジカル・トレーニング「春休みキャンペーン」

【キャンペーン価格】
ハーフ・セッション(30分)4,000円3,000円(1,000円OFF)
フル・セッション(60分)8,000円6,000円(2,000円OFF)
※初回はカウンセリング10分(無料)が付きます。

★追加学生割引★
学生証の提示で、上記キャンペーン価格から更に500円値引きします。

【キャンペーン期間】
2018年3月12日~3月31日
※期間中は何度でもキャンペーン価格でご利用いただけます。

【内容】
お体の悩みを毎日ご自宅で実践可能なトレーニングで改善させることを目的としたロジカル・トレーニングの指導を、3月12~30日の期間限定で「春休みキャンペーン」としてお得な価格で受けていただけます。
一口に猫背や腰痛癖と言っても、関係する関節の可動域や筋力、筋肉の柔軟性など、人によってその原因は様々です。
そういったお悩みの原因を確認させていただいた上で、最適なトレーニング法を提示・指導させてもらいます。
猫背の改善や「自分の体の癖を知りたい」という方は、お得なこの時期にぜひ一度ロジカル・トレーニングをお試しください。

ロジカル・トレーニングについて、詳しくはこちらのページをご覧下さい。